松岡なつきさんのレビュー一覧

FLESH&BLOOD(22) 小説

松岡なつき   

歴史の嵐に立ち向かう男達

待ちに待った新刊。
ついに、アルマダ海戦の火ぶたが切って落とされる。

相変わらず見事な彩さんの表紙は、
St.George'sの旗を手にするカイトと剣を手にしたジェフリーだが
めくると目に入る口絵は、稲光を背に鬼気迫るアロンソ様!
その裏の赤の色彩も鮮やかなジェフリーとカイトの絵もうっとりする美しさだが、
このアロンソ様は反則!!
読み出す前から涙が出てしまう……

6

FLESH&BLOOD(22) 小説

松岡なつき   

まだまだ前哨戦?

毎回、発売日が待ち遠しいし、常に続きを待ちわびているシリーズですが、今回はいよいよ開戦だという前振り中心で、すべてはこれから、というところで続いています。
もどかしい。
ここで切るのかと歯がゆいくらい。
しかも、カイトの知っているとおりに戦いが進むのかもわからない状況もあって、読み終わった途端、早く続きが読みたくなるのも、あいかわらず。
まだ、2,3冊以上はありそう?

口絵の2ページ…

1

FLESH&BLOOD(7) 小説

松岡なつき  雪舟薫 

ガ―ン!!

 現代の高校生・カイトが大航海時代にタイムスリップする冒険活劇、7巻目です。
 ヘタレ気味な現代っ子であるカイトが数々のピンチを切り抜け、味方を増やしていく様子は見ていて爽快! 敵も味方も魅力的なキャラクターばかりで、ラブは薄くとも男vs男のやりとりが楽しい!

 ですが!
この7巻で起こった事件が尾を引き、落ち着かない気分で読み進めて現在10巻。日が経てばモヤモヤも晴れるかと思いましたが…

1

FLESH&BLOOD(19) 小説

松岡なつき   

表紙がすべてを物語る

F&Bの19巻です。

前巻は海斗が現代から戻り、ナイジェルと合流したところまででした。
はー、やっと帰ってきましたよ。
ただすれ違いで、ジェフリーは拷問で弱った体で牢へ再び拘束されていました。

ヤンたちが前巻同様、一番初めに書かれています。
ヤンがラウルに従っているのは、己の体よりも大切なものの居場所を探るまでの時間稼ぎのようなものです。
それが解決に近づきました。

4

Chara Collection EXTRA 2013 グッズ

惚れ込んでいる作品があれば、二重丸◎

円陣さんの美しい表紙の全サ小冊子。

お目当ては、
英田サキさんの『秘めたる願い』(ダブルバインド番外編) 
松岡なつきさんの『夜会の華』(FLESH & BLOOD番外編) 
の二編。
どちらも、本編のファンにとっては満足度の高いSSだった。


『秘めたる願い』は、『ダブルバインド』の番外というよりは
葉鳥忍が主人公なので『アウトフェイス』の番外編というべきだろう。…

2

ココだけCOMICフォーカス!! EXTRA 2006 グッズ

贅沢な予告編集

雪舟さんの描く『FLESH&BLOOD』のコミカライズが載っているということで入手。
お目当ての作品は、まるで予告編のようにちょこっと(笑)

というより、この本のコンセプトがそうなのだ。
「キャラ文庫のココの部分を漫画で読みた〜い」というリクエストを
その小説の絵師さんが漫画化してみました……
というのがこの冊子。


全部で11作品、ちょっと古い冊子ということもあって…

2

FLESH&BLOOD外伝 女王陛下の海賊たち 小説

松岡なつき   

読んで良かったです。

物語が繋がって行く感じがとても良かったです。
彩先生のイラストも美麗過ぎて溜め息が出ます!

ジェフリーとナイジェルの少年時代のお話。
本当にとっても可愛いらしいです(*^^*)
ヤギを心配するナイジェルですが、まずは自分の心配を!
と思ってしまいました。
ナイジェルのジェフリーの為に航海長にと思うのが良かったです。

ほのぼのしてて微笑ましくて、サクサク読めました。
新刊楽し…

2

FLESH&BLOOD(18) 小説

松岡なつき   

キットはどうなるー?

F&B18巻です。

前巻は現代に戻った海斗がジェフリーの元へなんとか戻ろうとし、それを和哉が嫌な奴全開で阻むお話でした。
登場キャラが立場的に嫌な奴なのは仕方ないと思って読むのですが、自己愛で行動する様を読むのは苦痛です。
現代編が終わってくれて良かったです(苦笑

16巻同様、スタートはヤンとラウルのお話から。
ラウルの凶暴性は健在です。
そしてヤンの忍耐強さも。
ヤ…

4

FLESH&BLOOD(17) 小説

松岡なつき   

現代でも助けてくれる人がいて良かった

F&Bの17巻です。

スペイン編が終了後、久々にビセンテ、アロンソ等のスペイン組登場です。
ビセンテは海斗をジェフリーの元へ行かせたところで、わたしの中の株急上昇でした。
海斗の言葉(予言と思われていますが)でスペイン側の出撃者が変わり、陸将であるアロンソが海将として参戦することになりました。
わたし、スペイン組ではアロンソが一番好きなので、彼が死なない方向に変わればなと思って…

2

FLESH&BLOOD(16) 小説

松岡なつき   

危険臭のする親友

F&Bの16巻です。

スタートからしばらく、今回はヤンの身辺のお話です。
ヤンは今でこそジェフリー、ビセンテらの敵・ラウル(スペインでは手配されてます)に隷属していますが、もともとはイギリス私掠船の船員でした。
その頃、まだまだひよっ子だったジェフリーとは旧知の仲です。
そんな気骨があるであろうヤンが、いい諾々とラウルへ従う理由が明らかになります。
これがねー、もう、ラウルの…

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