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2/3(合計:28件)
松浦巽 天点
まぎぃ
松浦さんは当たり外れがあるんですが、これはよかった。短いですが読み応えある1冊。 一言で言えば緊縛もので、前編に緊縛プレイがあるのでひたすらエロいです。描写が緻密で、読んでいて、作者さん自身がノってる感じで、お好きなんだろうなあというのが伝わってくる。「被虐のボディーガード」でも軽い縛りプレイがありましたが、作中一番エロい場面でした。 不幸な身の上だが、不思議な魅力をもつアオと、緊縛師…
ネタバレ
好きな作家さんなので買ってみました。「被虐のボディガード」が好きだったのでかなり勢い込んで読んだせいか、肩すかしでした。。 あらすじは、居候として転がり込んできたものぐさ熊男、日下に迷惑する健という出だし。姉の頼みで仕方なく預かったが、考古学の研究者だかなんだか知らないが、自分は何もせず「飯、風呂、寝る」のだめっぷりにいい加減切れそうな毎日。しかし、台風という天災でフィールドワークを仕事とす…
松浦巽 柊のぞむ
松浦さん初読みでした。レビューを信じて買ってみてよかった。しっかりBLですが、王道とは一線を画すストーリー運び、文章力ですっかりファンになりました。もっと評価高くてよいはず。 海賊の秘宝探しと思いきや、秘密結社の暗躍、それと対立するCIAとの駆け引きなど、個人的に大好きなサスペンスを基調とした純愛物語。 主人公は美人受けながら世界一線のボディガードであり強い。そして純粋健気ながらしっかり男…
ふゆき
アオは極道者にスリを働き取り押さえられ、そして辻井と言う緊縛師のところへ送られた。 辻井から調教される日々が始まる。アオは「御前」と呼ばれる政財界の大物の慰み者になるために連れてこられたのだった。 辻井の調教は怖いものではなくアオを丁寧に扱った。調教はするが辻井はアオを自分では抱こうとしなかった。 長い時間を過ごすうちに辻井に飼われてもいいと思うようになるが、御前へ差し出される日が近づく。 …
松浦巽
おそろしくほんのりBLテイストなお話ですw… 友情でもなければまだ恋愛感情でもない。でもいちゃいちゃはちょっとする。 お互いペット感覚と言う珍しいもの読みました。ほのぼのコメディです。 そのふたりの気持ちが面白い。きっといつかは恋愛に発展するんだろうなと思わせるけど今はぜんぜんそうでもないところが。 でもこれはもう恋と言っても良いようないちゃいちゃ振りではあるんですが^^; 何にして…
Hなしの薄い本ですが萌えました。 大城の勤務する署ではたびたび匿名の通報で事件解決をしていた。 その情報屋のことは署内では暗黙の了解のようだが新米の大城には誰も詳細を教えてはくれなかった。 独自に探るうちに偶然その男と出会う。 男は署長の息子で、情報は映像として浮かんでくる予知夢のようなものだと言うが… 村沢は自分の運命を変えられるのか?そこに大城と出会った意味を持つ。 本当に…
小説って、最初の一行が美しいと心をつかまれますよね。冒頭からグッと引き込まれていく、まさにそんな感覚を久しぶりに味わうことができました。 二行目までを二度読みしてから読み進めることはそう多くあることではありません。 と、意気揚々と読み始めたらあらすじ読んでいなかったのもありますが、苦手なジャンルでした^^; 狼人間登場。 でもこの作家さんだからなのか?苦手とするものを次々読ませてしまう…
松浦巽 フナキ
J庭には行けなかったので(と言うより勇気がなくて行けず^^;)某サイトから購入。ありがたいね。通販。 工場勤務の岩下と企業コンサルタントの南雲のものがたり。 岩下は定食屋で出会った南雲と甘い一夜を過ごした。 一夜限りで会うこともないと思っていたが、なんと岩下の勤める工場へ南雲が企業コンサルタントとして派遣されてきて再会。 期間限定で付き合うことにしたが、岩下は気持ちが募る。 まだ…
この作家さんの電子版を知る限りすべて読み切り、次に同人誌を可能な限り購入している最中です。その中の一冊。 とにかく個人的にこの作家さんの文章と相性が良いのです。 この作品には地雷が含まれているのですが思い切って読みました。 短編ですが秀作です。 高校生の敏とゲイでホストの須藤と中学生の拓見のおはなし。 ある日敏は行き倒れている須藤を助ける。それがきっかけで須藤のアパートへ出入りするよ…
松浦巽 青海信濃
ホラー作家の由利と大学時代の同級生で民俗学専攻の学院生の小此木のおはなし。 7年に一度行われるという奇祭を取材するために、ホラー作家の由利と学術的サポートを依頼された小此木は編集者の山田と共に村に向かった。 由利と小此木は和と洋くらい対照的ですぐにけんかになるが、恋人同士。 この門外不出の祭りの取材のOKが出たのは24歳と若い男性であることだった。村には若い男性はひとりもおらず、村人はな…