小路龍流さんのレビュー一覧

千年の眠り花 小説

沙野風結子  小路龍流 

痛みを忘れた男の涙の意味

シリーズ連続刊行の3作目は1作目の零飛×蒼がメインでのお話になります。
1作目で蒼が過去の心的外傷のショックから痛みを感じなくなってしまった零飛の
痛みを自分が代わりに感じていこうと心に決め、何事にも関心を示さない攻め様と
共に歩くことを決めてから、既に8年の月日が流れています。

黒社会とは無関係だった蒼が妹の復讐から零飛と取引のように関係を持ち、
今では零飛の為に手を血に染める事も…

3

運命的恋愛~ドラマティック・ブルー~ 小説

榊花月  小路龍流 

ぼんやりだけどしっかり者な受け

 国束は、人の運命のカタチがなんとなく見える力を持っていた。
 そして、その能力が原因で、アイドルのこれからを見るために、テレビ局へと呼び出される。
 そこで知り合ったのは、イケメン敏腕プロデューサー・永嶺と、傲岸不遜で他人を寄せ付けない雰囲気を持つ大手芸能プロダクション社長・津嘉山。
 実は国束は、自分が恋する相手と巡り会うと世界が青く染まって見えるのだった。
 永嶺と初めて対面した際に…

0

いとおしく甘い旋律 小説

柊平ハルモ  小路龍流 

あまあま~

柊平さんの年の差(年上攻)で幼馴染み。それだけで好みのはずなのに、意外なくらい乗り切れませんでした。いや、つまらなかったわけではないんです。ただ、思ったほどではなかったんですよ。もうとにかく甘ったるいんですよね。

波留(受)は、ショタっぽい見た目(これはイラストのせいでしょうね・・・)に反して、意外と芯がしっかりしてました。いや、甘えてないわけではないんですが。
でも奏(攻)が、実際の年の…

0

甘えてください 小説

火崎勇  小路龍流 

働く男のジェラシー

鳥海は、会社の同僚である琴川に玉砕覚悟で告白!
琴川からOKをもらえ、喜び勇んだものの、
デートなど何度もドタキャンをされてしまうことに
不安を覚えて・・・というストーリー。

読み終わって思ったのは、「働く男のジェラシー」物語だなと(笑)
そして、琴川は不器用な男だな~と楽しめました。

特に、琴川のギャップのかわいさがたまりません。
部屋にどうしても鳥海を入れなかったのは、

0

独占欲 花シリーズ番外編 グッズ

大人げないけど好きだから仕方ない!

本編後の心が通じ合った歳の差カップルのジェラシーが綴られるショートです。
本国での黒孩子の改善なども本格化してきた最中に、白の事件で協力してくれた
男娼の輝が日本で不正入国者として摘発されることになって落ち込むウー
それを聞いた夕矢はウーの心配のタネを取り払ってくれるのですが・・・
帰って来てからのウーはしきりに自分の唇を無意識に擦ってるんですよ~
輝が捕まる前に、ウーにお別れを言いに来…

2

花の迷い仔 小説

沙野風結子  小路龍流 

ウーがちょっぴり大人になりました

花シリーズの新作は「千年の眠り花」でも登場していた、戸籍を持たない黒孩子の
ウー君が主役で登場しています。
少年だったウー君も既に18才になってるんですが、彼にとっては警視庁の刑事の斎は
未だに大好きな人なんですよね。
斎に逢いたい一心で黒社会の情報をこまめに流してるウー君ですが・・・・
そんな健気な思いも暗黒社会のボス、零飛に知られてしまいウー君窮地です。

暗黒社会で零飛の為に働…

5

愛執の褥~籠の中の花嫁~ 小説

藤森ちひろ  小路龍流 

半陰陽の健気な受けさまです

華族もので半陰陽の主人公の受け様がすれ違う思いを乗り越えて
攻め様と結ばれる切ないラブストーリーです。
設定は王道的な花嫁ものですがそこに半陰陽という設定をプラス
憎しみに囚われながらも受け様に惹かれていく攻め様の思いや
生まれて来たことを嘆きながらも攻め様に対する仄かな思いが
切ない感じで描かれている作品なんです。

受け様は伯爵家の嫡男でありながら半陰陽に生まれついた為に
父や…

2

「愛、絆されて」short storyカード グッズ

年下攻めさまのエロい視線

本編でも受け様大好きオーラ全開の攻め様でしたが           
ショートでもその気持ちは更に大きくなってるような          
感じのする内容でしたね。                      
受け様が仕事をしている最中、フロントで対応をしてる         
受け様を舐めるように見つめてる攻め様、それも直ぐにでも
涎が出て来そうな視線で受け様を見つめてるんですよね。

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愛、絆されて 小説

橘かおる  小路龍流 

一途に思われて揺れる心

年下の攻め様の本気な一途な思いに心を動かされる受け様
大人同士のラブストーリーです。
ニューヨークで恋人の為に仕事をしていた受け様は
恋人から結婚を告げられ、そして仕事の為の結婚だから
受け様への気持ちは変わらないと・・・恋人に対する
考えの違いと気持ちのズレを感じた受け様は日本へ・・・
実家が老舗旅館で亡き父の後を継ぐべく奔走する受け様
経営状態は思っていた以上にひっ迫していて経営…

2

サディスティックな純情 小説

あさひ木葉  小路龍流 

あさひさんのプラチナ文庫って感じです

なんというかプラチナ文庫のあさひさん作品だなーって感じです。
エロが読めてそれに+ストーリー的な。
個人的にはとりあえず文庫本でそこそこエロが読めればいいよー的な感じで読んでるのでその点では及第点。

モデル・慎一〔受〕はゲイじゃないんだけど、バーで男に口説かれ彼に凄く感じてしまい、そのままトイレで抜かれてしまうのですなー。
その相手と、その後テレビ番組の収録で再び顔を合わせる事になるの…

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