小路龍流さんのレビュー一覧

過激なドクター 小説

柳まこと  小路龍流 

メインカプもいいが兄が気になる

好きな絵師さんだったので読み始めました。
表紙が少し古い感じだったので期待してませんでしたが、思っていたより挿絵は悪くなく、内容もリズムよくさくさく読めました。
今の小路さんの絵柄に比べると少しシャープな感じですが、表紙以外は問題なく素敵でした。

中学生だった直也は大学受験を控えた大須賀に襲われかけますが、なんとか逃げ出します。
実はお互い好き同士なのですが、中学生の直也にはその感情が…

0

堕ちてゆく貴公子 小説

あさひ木葉  小路龍流 

教育係だった男が主人になる

この話大好きなんですけどこういうサイトでレビュー数少ないのが意外でした…。
恋人と駆け落ちした清臣は今まで侯爵家としての生活から一転し貧しい生活を送っていたが、恋人に紹介された仕事に行ったら雇い主は自分の元教育係の奏真。
恋人から貴方を買った、といわれ凌辱される清臣。
とにかくエロシーンが多い。
凌辱強姦ってやりすぎるとそんなに萌えないのですが、
私の思うこの話の萌えシーンは凌辱されまく…

1

『冷たい口唇、花火の熱』ひだまりの猫番外編 グッズ

天邪鬼な大人です

本編後、今まで通りの暮らしをしている二人の夏の日の日常の番外編。
古物なんて古いものを扱っているからか年齢よりも更に老成しているような眞分さん。
古い昔懐かしいかき氷機を前にして、直ぐにはその用途が思いつかなかった潤君へ
今どきの若者発言みたいにフラッペなんてものしか食べた事がないんだろうね~
なんてちょっと潤君をむくれさせています。

名残惜しいと思っていたそのかき氷機が潤君の為に使…

0

ひだまりの猫 小説

結城瑛朱  小路龍流 

ノスタルジックで味がある

なにか大きな出来事があってとか、アップダウンがテンポよくあるような作品とは
一味違う、淡々としながらもノスタルジックでレトロな雰囲気もある味わい深い作品で
読み込めば読み込むほど心に沁みってくるような話だと感じました。

妻を事故で無くした古物店店主の眞分はヘタレなんて言葉で言い表すだけでは
足りないくらい奥深いところで臆病でしたね。
妻が死んだことを認めていない、それ以上に妻と共に暮…

3

ひだまりの猫 小説

結城瑛朱  小路龍流 

一期一会

独特の漢字使い、独特の文章、の印象が強い作家さん。
今回もプロローグとエピローグを攻め視点、主要の本体を受け視点をいう構成で見せています。
「ひだまりの猫」その題名が意味するところは居心地のよい場所。
自分の気持ちを閉じ込めて、なかったことにしようとする男と、
自分を押し込めて向きあわずに逃げいていた青年と、
そんな二人が偶然出会って、一緒に過ごすことでそれらが溶けだして、それぞれがとど…

6

サクリファイス~犠牲~ 小説

河野葵  小路龍流 

愛に飢えた子どものような青年

とても痛くせつないお話でした。
誰にも愛されない孤独な凉に泣けます。
タイトルに書いた『愛に飢えた・・・』はあとがきで作者様が凉のことを言っているのですが、そのとおりでした。

凉は本人も知らないある理由で親から愛されなくなります。
ある日兄である俊が凉を海へ誘うのですが、誤って岩場から落ちた凉を助け死んでしまいます。
その事件がきっかけで母親は凉にひどい言葉を残し家を出て行きます。

5

囚われの恋人 小説

あすま理彩  小路龍流 

熱さVS冷たさ

主な登場人物は、
受けの行都(借金のため芳隆の愛人に)、攻めの晃(顕上弟、行都のクラスメイト)、
芳隆(顕上兄、行都を囲っている外科医)、そして敦志(晃を想う行都達のクラスメイト)。
三角関係×2です。

受けは攻め兄弟どちらとも体の関係を持つわけですけど、弟の若さと熱さVS兄の冷たさが対比されてます。
どちらも嫌で翻弄されるというのではなくて、受け自身ちゃんと弟くんのことが好き!とは…

0

暴虐の君主に愛の手を 小説

橘かおる  小路龍流 

まあ犯人てそんなものよね…(^^;)

いままで妻にした3人の女性が何らかの死を遂げる…

おっ、なんだか2時間サスペンスドラマ的なお話かしら?
と、思いつつ読んでいくと、そうだったお話。
勿論BLなのでその辺の要素は含みつつですがね。

龍堂の前に1人の占い師(直斗)が現れる
龍堂を含め男性と女性が血の海で倒れていると。
その未来を変えるために自分(直斗)を側に置くようにといっても信じてもらえず
愛人になって毎日身体…

2

年下男の愛人 小説

柊平ハルモ  小路龍流 

タイトルが

なんか、とっても、身も蓋もない?

年下男のヤンデレ愛に苦悩するまっすぐ男のお話。

売れない俳優の一誠は、新進気鋭の脚本家・志賀のドラマに抜擢され、仕事の自信を徐々につけ、志賀を友として信頼し、尊敬もしていたのだが、ある日主役の話と同時に聞かされたのは愛の告白で、、、

志賀はその生い立ちのせいで、好きになったら愛人にして物心ともに自分の思うままに与えることが愛だと思っている。
け…

1

この世界のどこかにいる運命の君へ(表題作 フェイク) 小説

  小路龍流 

勝手に想像しすぎました

タイトル買いをした作品です

コミックと違い、作者の方で
この人の作品全部読みたいと思うほど
小説は読んでいないため
何か読みたいと思った時に
表紙・タイトル・あらすじなど

いろんな勝手な自分の買う基準を決めて
読んでいます

この作品のタイトルの運命という言葉に
強くひかれました

運命というくらいだから
ぐるぐるなんだろうなと勝手に想像したのですが

内容は…

1
PAGE TOP