total review:280958today:17
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
12/35(合計:348件)
野原滋 小路龍流
Krovopizza
ネタバレ
「大人の男性との甘い恋♥」との紹介文から溺愛モノかと思いきや、 実際は、大学生の受けの将来に対する漠然とした不安や、兄に対する反発、年上の男性と対等であろうとする必死さなど、この年代特有の悩みが丁寧に描かれていて、良い意味で期待を裏切られる作品でした。 主人公の知己(受け)は、雑誌モデルをやっている大学1年生。 美形ですが、モデルとしては背が低い方で、 人当たりは良いけど誰ともつるまな…
伊郷ルウ 小路龍流
幸成
タヌキのコタって別の本を思い出してしまったよ。 うん、丸ごと一冊ほのぼのと終了。 ペンションのオーナーに助けられ、恩返しがしたいと人間の姿にしてもらう…というありきたりな展開です。途中に大きな山場があるわけでもないので飽きちゃうかも? ペンションのオーナーも凄くマイペースでのほほんとした感じなので、コタにたいしての想いも好きなのは解るけど淡々としてる感じ。 甘々に溺愛するとか、執着心とかがもっと出…
さくこ
タイトルとあらすじから、ただ年上の攻が可愛い受を甘やかす話かと思いきや、そうでもなかった。年下の受の成長物語でもあり、思ったよりずっと読み応えがあった。あらすじはもう少し違っていた方が良かったかも。 攻の影響で必死に自分も成長しようとする受の姿が読んでいて気持ちいい。途中の気持ちの擦れ違いの部分では思わず受が可哀想になって泣いてしまった。 あまあまだけど読書の充実感も味わえる1冊。なお攻はお約…
清白ミユキ 小路龍流
まぎぃ
男女ものでよくありそうですが、BLでは珍しい設定かもしれません。 自分が賭の対称にされていることを知りながら、「好きだ」と男性から言われて”おともだち”からのおつきあいを始めた2人。 あっさり言ってしまえば、そのねじれた出会いから2人がくっつくまでのあれやこれやなストーリーです。 その、あれやこれや、な部分の展開が少し弱かったかな、という印象。全体として文章の流れは悪くないのです…
結城瑛朱 小路龍流
AshNY
面白かったです! 前にこの作家さんのが読んでみたいと他の作品を読んだのですが、 読めない漢字の多さに、漢字一つひとつへのこだわりがある方なのだなと好感がありつつも、でもやっぱり読めないので、いちいち止まってしまい… また文章もこだわりがあるのだなと思うような読み難いものに感じて、 そのこだわりに好感はあるんだけど、でもやっぱり読み辛く…漢字も読めないし… 結果、雰囲気は好きなんだけど…
あさひ木葉 小路龍流
3P作品が続いているあさひさんの新刊は、双子攻めでヤクザ物。 『夜獣の刻印』の受け・泰明もワンシーンだけ登場します。 暴力団組長に拾われ、彼の鉄砲玉として生きてきた捨て子・竜生(受け)。 殺された組長の復讐を誓うも返り討ちに遭い、追われているところを謎の男・黎人(攻め1)に拾われます。 黎人は竜生を監禁し、双子の弟で医師の尊人(攻め2)と共に竜生を調教する…そんなお話。 組長に忠…
火崎勇 小路龍流
M+M
1冊丸ごと表題作です。河合(受け)の視点で進んでいきます。 「人魚姫じゃないから」 両思いの恋人同士から始まる珍しい作品です。 河合(受け)は、相手先の社長である祐天寺(攻め)と恋人同士。先輩の北川と一緒に、祐天寺の新しいビルのディスプレイを手がけることになりました。祐天寺に愛されているとは思うものの、北川との関係を疑ってしまい、自己嫌悪に陥ります。そんな中、祐天寺と北川が道端でキスをす…
名倉和希 小路龍流
マキヲ
名倉和希さん作+小路龍流さんイラストということで手に取りました。派手さはありませんが、二人の偶然の出会いから恋人になるまでの物語が丁寧に、ときにドラマティックに描かれていて、非常に面白かったです。 海辺の町で一人ひっそりと暮らす祐一がある夜”拾った”のは、モデル並の容姿を持つ若手社長・筒井。その晩に早速エロティックな展開に…!?と思いきや、それは筒井の完全な早とちりで、そこから二人の友人とし…
妃川螢 小路龍流
muccu
大好きなスティラブ完結版。 二人の密会現場がネットから一気に拡散していくという危機。 でも当の二人は全く動じません。 揺るぎない愛情で包まれ、そして自らも愛することができるなんて、素敵ですね。 異性ではなく同性だからこその、甘え過ぎず切磋琢磨するライバルのような恋人。 そんな関係が仕事でもプライベートでも二人を高みへ押し上げていくのがよくわかります。 それにしても、如月の …
スティラブ3巻目。 父親の背中を追い、議員秘書となった不動と俳優業が評価されてきた如月。 忙しくなりすれ違いも多いけれど、二人の仲は相変わらず熱いままです。 でもどこの世界にも邪魔者はいるもので、二人のキスシーンを写真に取られてしまいます。 さすがに動揺する如月ですが、気にかかるのは自分ではなく不動のこと。 自分が何を言われても構わないでも、相手を悪く言われるのは許さないという信…