小路龍流さんのレビュー一覧

指先の記憶 小説

chi-co  小路龍流 

ヤクザと純粋少年

指先の魔法の続編です。
海藤と真琴は相変わらずイチャイチャしています。

海藤は真琴を連れて前会長である伯父菱沼の元を訪れる。
真琴の存在を公にする目的でもあったが、カタギである真琴はおっかなびっくり。
とはいえ、天性の物怖じしない性格と菱沼の気さくさにより真琴の存在は認められることとなる。菱沼の妻は最初こそ厳しい口調で真琴と向き合っていたが、それはこの世界が甘くないことを教える為であり…

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年上の男性 小説

野原滋  小路龍流 

王道年上攻め。

年上攻めは基本ですが、王道過ぎて相性の良い作家さまの作品でなければなかなか冒険しづらいところでもあります。で、年下攻めが捲ってきて、今や年下攻めが主流だっちゅうに、やっぱり初めて食べて感動したお菓子みたいに、また久々に食べたくなるわけですよ、定番の味が。通販で利用している某サイトが、購入履歴から最近やたらにオススメしてくるので、タイトルとイラストレーターさんで購入を決めました。

大学生の知己…

4

指先の魔法 小説

chi-co  小路龍流 

レイプからの溺愛

冷徹なヤクザの会長と純情な大学生のあまあまなストーリーです。
あまあまなテイストとはいえ、序盤は結構酷かった…。
ピザの注文にかこつけて呼び出して、強姦。しかも、慣らすこともなくいきなり挿入、中出しまでしてしまってるのに、よくもまぁ恋愛に発展したものだ。
海藤にとって一番初めは、恋愛感情というより執着や欲望の方が勝っていたんじゃないかと思います。
でも、強引に同居生活を始め、真琴の内面を知…

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「年下の男性」書き下ろしペーパー グッズ

風邪を治す良い方法

本品は『年上の男性』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編終了後、畔上視点で
風邪ひきの畔上の世話を焼く知己のお話です。

知己とデートの約束を日、
風邪をひいて咳が出た畔上は
知己にうつしたら悪いからと中止を連絡します。

普段から節制を心がける畔上なので
ここ何年も寝込んだとこはありませんが
知己は心配だから行くと言ってききません。

知己がやってきた時にも

4

指先の記憶 小説

chi-co  小路龍流 

マコちゃん頑張ってます!

「指先の魔法」前作品からの続編になります。

chi-co先生のHPに発表されていた作品で前回に続きとても楽しみにしていた続編の発売!
HPで初めて読ませていただいてかなりハマってしまい
本が出るという事で小躍りしたくらいですw
そして挿絵も、小路龍流先生でとても綺麗でキャラも私の想像妄想通りでとてもうれしい作品です!

今回は攻め様である藤堂さんの身内のお話しやヤ○ザのお偉いさんが…

3

年上の男性 小説

野原滋  小路龍流 

モラトリアム描写が秀逸

「大人の男性との甘い恋♥」との紹介文から溺愛モノかと思いきや、
実際は、大学生の受けの将来に対する漠然とした不安や、兄に対する反発、年上の男性と対等であろうとする必死さなど、この年代特有の悩みが丁寧に描かれていて、良い意味で期待を裏切られる作品でした。

主人公の知己(受け)は、雑誌モデルをやっている大学1年生。
美形ですが、モデルとしては背が低い方で、
人当たりは良いけど誰ともつるまな…

16

タヌキの嫁入り 小説

伊郷ルウ  小路龍流 

ん?タヌキのコタ?

タヌキのコタって別の本を思い出してしまったよ。 うん、丸ごと一冊ほのぼのと終了。 ペンションのオーナーに助けられ、恩返しがしたいと人間の姿にしてもらう…というありきたりな展開です。途中に大きな山場があるわけでもないので飽きちゃうかも? ペンションのオーナーも凄くマイペースでのほほんとした感じなので、コタにたいしての想いも好きなのは解るけど淡々としてる感じ。 甘々に溺愛するとか、執着心とかがもっと出…

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年上の男性 小説

野原滋  小路龍流 

読後に満足感あり

タイトルとあらすじから、ただ年上の攻が可愛い受を甘やかす話かと思いきや、そうでもなかった。年下の受の成長物語でもあり、思ったよりずっと読み応えがあった。あらすじはもう少し違っていた方が良かったかも。
攻の影響で必死に自分も成長しようとする受の姿が読んでいて気持ちいい。途中の気持ちの擦れ違いの部分では思わず受が可哀想になって泣いてしまった。
あまあまだけど読書の充実感も味わえる1冊。なお攻はお約…

13

信じるままに愛したい 小説

清白ミユキ  小路龍流 

設定は好きでしたが

男女ものでよくありそうですが、BLでは珍しい設定かもしれません。

自分が賭の対称にされていることを知りながら、「好きだ」と男性から言われて”おともだち”からのおつきあいを始めた2人。

あっさり言ってしまえば、そのねじれた出会いから2人がくっつくまでのあれやこれやなストーリーです。

その、あれやこれや、な部分の展開が少し弱かったかな、という印象。全体として文章の流れは悪くないのです…

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ひだまりの猫 小説

結城瑛朱  小路龍流 

本当なんて事ない話…なんだけどすごくいい

面白かったです!

前にこの作家さんのが読んでみたいと他の作品を読んだのですが、
読めない漢字の多さに、漢字一つひとつへのこだわりがある方なのだなと好感がありつつも、でもやっぱり読めないので、いちいち止まってしまい…
また文章もこだわりがあるのだなと思うような読み難いものに感じて、
そのこだわりに好感はあるんだけど、でもやっぱり読み辛く…漢字も読めないし…
結果、雰囲気は好きなんだけど…

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