小路龍流さんのレビュー一覧

指先の記憶 小説

chi-co  小路龍流 

脇カップルな二人に★1つ

前作「指先の魔法」とは別レーベルから刊行された続編です。イラストも引き続き小路龍流さんで、幸せな作品だなぁと思ってほっこりしました。

前作で、ヤクザの海藤と相思相愛の恋人同士になった真琴。同棲生活も順調な二人が、海藤の叔父であり組織の大物である菱沼や、海藤の父親と交流する様子が書かれています。様々な登場人物がいて、色んなことがあるにはあるのですが、基本的には一事が万事、海藤(と真琴)に有利に…

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指先の魔法 小説

chi-co  小路龍流 

「運命の出会い」以外の理由がほしかったような

切れ者のヤクザ×ピザ屋でバイトをしている大学生。接点のなさそうな二人がどうやって相思相愛の恋人になるんだろう?とワクワクしながら読み進めましたが、本当の本当に偶然「ピザの配達に行って出会ったから」以外の理由がない展開で、そこだけ最後までモヤモヤしました。

同居を始めて、やがて同棲になってラブラブな関係になった後の雰囲気はとっても良いのですが…うーん、その分、あんな出会いで恋に落ちるところが妙…

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官能心中 小説

いとう由貴  小路龍流 

芸術への探求心って、そんな何してもOKな訳?

いとう先生の複数Pものは、自分的にあんまり萌えないってわかっててGET。
案の定、あんまり。
ただ片っぽの攻めさん(絵描きの方)が割合好みだったので萌。
(ちょっとシャイ、ちょっと寡黙めに感じた。善人ぽい)

攻めさん(金持ちの方)は正直、理解できず。
私は凡人なんで。。。彼は病んでる としか思えなかった。
こういう奴に巻き込まれた&逃げようとしなかった受けさんは
結局同類。

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信じるままに愛したい 小説

清白ミユキ  小路龍流 

俺を好きになれよぉ〜(泣)!

大人の男が恋に溺れる様が読みたくて、お薦めいただいた作品です。リーマンのオフィスラブ。恋愛の部分と仕事の部分が平行して描かれて進んでいくのですが、読みやすくて面白かった。

同じ建設会社で部署が異なる菊池と成田は同期。入社式の段階で、非常に印象の悪い出会いを果たしてしまったのが運の尽き。猛烈に嫌っていた者同士が急接近するきっかけが、なんと、気にくわない相手を落とせるかどうかの「賭け」だった…?…

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伯爵と囚われの華 コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろし小冊子 グッズ

初めての旅行にて

本品は『伯爵と囚われの華』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、アルトゥール視点で
ユーリスと小旅行に出かけるお話になります。

ツヴァイルフェルとの政争から半年、
政敵よりもよほどアルトゥールを悩ませていた
ユーリスの婚約者フィリーネは婚約解消して留学し
貴族議会も無事に閉会となります。

全てを終えたアルトゥールは
養い子から恋人になったユーリス…

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金欠と愛とズボンの下 小説

バーバラ片桐  小路龍流 

そんなにぶっ飛んだお話ではなかった…

バーバラ片桐さんのお名前は存じ上げていましたが作品は初めて拝読しました。魅惑的なタイトルと表紙イラスト(際どい!)、フェティシズム溢れる設定に惹かれて手に取りましたが…想像していたほどぶっ飛んだお話ではなかったのが少々残念だったかなぁ。

佐藤のキャラクターとしての色付けは「女性用下着を着用するという秘密の趣味を持っている」「潔癖症である」「プライドが高い」「仕事ができる」「両親との確執がある…

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愛よ、灰にかえれ 小説

いとう由貴  小路龍流 

トルコものBL

ちょっと珍しいトルコものBLです。ファンタジーですが、地中海の覇権を巡る歴史もちょこっと出てきて面白かったです。

舞台はオスマン帝国時代の17世紀後半。時の若き皇帝・ファハルと、その身分を知らないまま彼と出会い、秘めた孤独に胸を打たれて請われるままに彼の慰み者となる少年・ユーニスのお話です。18歳と16歳で出会い、5年後に再会する二人。実際は2歳しか違わないのですが、出会った当初は容姿だけで…

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伯爵と囚われの華 小説

小中大豆  小路龍流 

健気な受けが頑張ります

健気受けなら小中先生と(勝手に)思ってるんですが、今回も本当に一途で健気です。
そして自分で道を切り拓いていく強さがあり、とても好感の持てるキャラクターです。

受けのユーリス視点で話が進みますが、前半は18才になった彼の回顧という形で語られます。
これがなかなか切なくて、貧民街で死にそうになっていた所をアルトゥールに拾われるも、最初は使用人達からろくに面倒をみてもらえず、これまた死にかけ…

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伯爵と囚われの華 小説

小中大豆  小路龍流 

萌の宝庫

貴族・年の差・養父・長髪攻め…と、萌設定の宝庫でかなり楽しめた一冊。
やんちゃな少年から美青年に成長を遂げる受けの変化も萌ポイントの一つで、よしながふみさんの『ジェラールとジャック』を少し思い出しました。

あらすじ:
貧民街で死にかけていたユーリス(受け・10歳→18歳)は、亡き父の友人を名乗る美貌の伯爵・アルトゥール(攻め・30歳→38歳)に拾われる。
実は、ユーリスはレテ公爵家の最…

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愛、絆されて 小説

橘かおる  小路龍流 

ジャーマンシェパード?

古い本のレビューですいません。
1個しかレビューなかったんで、足してみようかと・・。
橘先生の文章がなんか肌にあうんです。
あっさり読みやすい・くすっと笑える雰囲気、王道!という印象。
今回なぜこの本を手に取ったかは不明。
たぶん橘先生をたどって購入と思います。

受けさんは ツンデレ というのではなく
クール、強気、主導権握りたいタイプ と思います。
「まてるか(=まってられへ…

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