小林典雅さんのレビュー一覧

たとえばこんな恋のはじまり 小説

小林典雅  秋葉東子 

変態さんは抑えめですが健在

「あら?これレビュー書いてなかったっけ??」と見落としていた作品なのですが、わたしこの小林さんの作品好きなんです。
感じとしては『美男の達人』と『嘘と誤解は恋のせい』の間くらいの内容です。
『美男の達人』ほどはセミナー部分が多くなく、『嘘と誤解は〜』ほどは変態さんではないと言いますか。


受けの汐夜はメーカーのお客様相談室(苦情受付部ですね)に勤めるサラリーマンで、恋人に一言メールで別…

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クレイジーな彼とサバイバーな彼 ~嘘と誤解は恋のせい~ 小説

小林典雅  小椋ムク 

前作のずっこけオチにハンカチを噛み締めた読者よ、今ここに再び集え!

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
38度の熱にヘタリながら読んでたんですが、パイロンMX(風邪薬)より効きました。
バカップルからアホエロップルへと見事な進化(…進化?)を遂げてるジンジンユイユイ組。彼らのトチ狂いっぷりの前では、風邪菌も裸足で逃げ出したようで、翌日にはけろっと熱もひきました。
元気薬(成分:笑いとエロと長台詞)をありがとう典雅さん。

一応本作は、騎一×尚の進展がメ…

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クレイジーな彼とサバイバーな彼 ~嘘と誤解は恋のせい~ 小説

小林典雅  小椋ムク 

発情期のサルに淫乱剤、それを観察する二人の行く末

嘘と誤解シリーズ3作目のスピンオフ、何だかんだとハイソな笑いを提供してくれると
思っていたあのシリーズが3作目にして覗きに盗聴と言うレベルのお話になってます!

覗き見されるのはあのヘンテコアンケートでくっ付いた隣人同士のカップル。
和久井と結哉の蜜月甘々バカップルなのですが、何故に無人島で盗聴覗きされるか、
それは今回の二人が所属する劇団の次の公演の為の試練的なものなのです。
前作を…

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クレイジーな彼とサバイバーな彼 ~嘘と誤解は恋のせい~ 小説

小林典雅  小椋ムク 

バカップルはアンケプレイがお気に入り♪

この本の発売を知った時、超ビックリ!
ひょっとして「恋する遺伝子」を本物のカプにする気では・・・果たして一体どうやって?
始まりの『嘘と誤解は~』のアンケネタはよほど結哉と和久井のツボにはまったようで、裏表紙もアンケ来ました!(爆笑)作中でもアホアホアンケがバカップルのエッチ演出に一役買い、アンケは外せない周到されるべき、このシリーズの重要アイテムになったのか。。。と


劇団シベリアブ…

5

クレイジーな彼とサバイバーな彼 ~嘘と誤解は恋のせい~ 小説

小林典雅  小椋ムク 

おバカすぎてツボる!

 実は前回の恋する遺伝子のオチはスッキリしなくて・・・・そもそも夢オチ的なモノが嫌いなので面白いと受け止める事は出来ずに読み終えるや放り投げてしまったクチなんです。だからこその恋する遺伝子の前振りが覿面に効果を発揮しました。きっとあのオチを楽しんだ方々よりも、あのオチに不満があった方達のが何倍も楽しめる事請け合いです。しかし恋する遺伝子に懲りてスルーされたらどうしようとは少し思いますが(笑) 小ネ…

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恋する遺伝子~嘘と誤解は恋のせい~ 小説

小林典雅  小椋ムク 

SSのお陰の萌×2

ラストにある程度、どんでん返しがあることは了承済みでした。
だって、小林さんの作品ならば読まねば!


攻めは前作『嘘と誤解は恋のせい』でセンセーショナルな登場&かき回しをひき起こした騎一先輩。
劇団に生活をかける(て言っても食生活は相変わらず結哉に依存)ため、今回の騒動に足を突っ込んだ感満載。

受けの尚は有名劇作家を父にもつが、不仲で縁を切っているような状態。
その父と再婚相手…

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なぜあの方に恋したのかと聞かれたら… 小説

小林典雅  山本小鉄子 

敷居の低い西洋物

ネタバレなしで書きます。

小林典雅さん大好きです!
この作品は『美男の達人』のサブキャラである箭内と碧海の前世の話だとか。
このふたりは当時から気になる存在でしたので、すごーく楽しみにしていました。

受けのアルブレヒト(アル)は片田舎の領主の息子でキラキラした金髪の可愛らしい容姿でありながら、畑を耕し領民と気軽に話し、素朴で純粋な清童。
しかも15人目、末子の17歳。

攻め…

4

執事と画学生、ときどき令嬢 小説

小林典雅  金ひかる 

ちょっと残念

作家買いしている大好きな小林さんの作品。
大正浪漫風のお話で、小林さんの変態お笑い風味は薄めです。
小林さんの作品の中ではかなりパンチの弱いものだと思います。
うーん、残念。

受けの来智は画学生。
元気な粗雑、一般人代表って感じです。
大学教授の叔父夫婦に可愛がられており、この時も叔父にタカリ(笑)にやってきた。

攻めは男爵家の執事、竹之内。
来智へお嬢様教育をほどこし、な…

3

恋襲ね 小説

小林典雅  円陣闇丸 

受けが女子みたいで…

大好きな小林典雅さんの初・花丸black作品ですが…うーん、微妙でした。
時代物は一般小説で読んでいるので、違和感がちょっと…
リアルにいけないのであれば、もっとハチャメチャ設定でも良かったかな。

攻めは受けへ閨指南をする側用人の直方。
それから藩主の至時。
あと受けの幼馴染である冬野。

受けは主人公で、突然藩主の寵童になることを命じられた鮎之介。
そして、藩主の寵愛を受け長…

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藍苺畑でつかまえて 小説

小林典雅  夏目イサク 

素晴らしきカタコト

小林典雅さん、大好きです。
が、最初は「うーん、カタコトの外国人受けかあ…」と躊躇して、しまい込んでありました。
しかし、最近は食わず嫌いが当たり作品だった!なんてことが多かったので出してきましたよ。
攻め受け、両視点です。

実家が農家の攻め信は、綾織村でも屈指の(?)カッコマン。
村は嫁不足であえいでいますが、信自身はまだまだ結婚なんて考えていない25歳。

受けの夏雨は中国在…

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