小林典雅さんのレビュー一覧

あなたの好きな人について聞かせて 小説

小林典雅  おおや和美 

妄想力がスゴイ!

ツンデレ高校生×天然系のフリーターの、年下攻めのお話です。
全然思っていた雰囲気と違って、ちょっと変わったコメディー風の作品でした。

小説家を目指すフリーターの路郎が、誤ってケガをさせてしまった高校生・泉野を毎日見舞うがてら、彼に自分の書いたSSを見せるのですが、そのSSの内容がどれもズレてて面白い。
こっちがとてもインパクトがあって、あんまり恋愛小説を読んでいる気分にはなれなかったかも…

0

国民的スターに恋してしまいました 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

不評(?)注意

この方の作品を手に取らせていただいたのは今回が初めてでしたが、しばらく2度目はやってこないかと...思います。
読み始めてからしばらくは、ひたすら受けくんがいかにスターとして素晴らしいか、人目を引く見た目であるか、ファンがどれだけ熱狂的でかるかがつらつらとかかれており、何度も脳内で(もういいよー)と呟いてしまいました。
そして一番に気になったのが、節々で感じられる口の悪さです。口の悪さと言って…

8

恋する遺伝子~嘘と誤解は恋のせい~ 小説

小林典雅  小椋ムク 

職業設定がとても生かされてる

攻めが妊娠しても「典雅さん作品だしー」って思わされるところが凄い。
そうそうこれ、以前ブロ友さんの記事で最後のオチが凄まじい…(その人は1巻は最高!だけど2巻のオチは苦手とのこと)って伺っていたのでドキドキしながら読んだら…そうきたかっ!((((;゜Д゜))))
斜め上を行く展開でした。
騎一の劇団員設定が大いに生かされた感じですねー。
もうね、梯さんに読者の多くは踊らされまくったはずだよ…

2

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

アンケート…(´゚ω゚):;*.ブッ

うかつ攻め×必死受け(by作者)…面白かったです!
爽やかで優しそうな攻めがだんだんと変態になっていってるwww
ナマ足を堂々と盗撮したりとかwww
結哉への愛駄々漏れの脳内叫びも( ̄ー ̄)bグッ!
そして素面だと臆病で恥ずかしがり屋な小動物受けが酔っ払うとエロ可愛い生き物になるのがもうったまらんですねー( ̄m ̄* )ムフッ♪
いやー“素晴らしい酒癖”ですよw
和久井さんがビール少し…

3

美男の達人 小説

小林典雅  高峰顕 

勉強になるなぁ

小林典雅先生の本がまた読みたくて、新たに購入してみたのがこの本。
先生の初期の作品みたいです。
初期の方が、画面の真っ黒率は高いかもしれません?
とにかく、畳み込まれるような語りの嵐。
なかなか個性的で面白いですね。

美男の達人って?
それは婚活や離婚回避の為に、女心を学んだり、身につけるべき事柄(マナーやセンスや習い事など)を学ぶという。
その名もズバリ、美男塾というものでした…

1

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

笑えて楽しめる作品

まるごと一冊がひとつのストーリー。

まず・・・隣人のイケメンサラリーマンと近付くために
先輩の考えた奇妙奇天烈とでも言いたくなるアンケート、
これにずっと笑いっぱなしで読み進められます。

そして話は、受けでけなげな結哉目線で進むところと
どんどんオカシナ路線に引き込まれるリーマン仁さん目線なところと
交互くらいに入っていて、とても良く心情が解ります。

なので、読んでいても…

1

国民的スターに恋してしまいました 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

ドラマチックさも壮大さもないけれど・・・

「あなたの好きな人について聞かせて」を読んで以来、久しぶりに小林先生作品を読みました。
「あなたの好きな~」は私の中でとても気に入った作品だったのですが、その後他の作品を読むタイミングがなかなか訪れなかったんです。

今作は、予想していたよりもさらっとしたお話で、気楽に楽しむことができました。
読む前は、スターと、一般人とのドラマチックで壮大なラブストーリーなのかな・・・とか勝手に想像して…

5

美男の達人 小説

小林典雅  高峰顕 

サブキャラに全部持ってかれました

典雅さんは作家買いする作家さまですが、なぜかこの作品を読んでいなかった。
ということに気づき、速攻で買いに行ってきました。

振られて傷心の先輩に頼まれてついていった『美男塾』の見学会。そこで講師として働く夏秋(受け)に一目ぼれした瑛士は、入るつもりのなかった『美男塾』に入会し…。

というお話。

典雅さんらしくギャグ色満載で非常に面白かった。
けれど、メインCPの二人の気持ちの…

1

国民的スターに恋してしまいました 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

可愛いお話だけどあっさり

30歳まで恋愛禁止という契約を守って恋をしたことがない真中旬が、ツアー添乗員の葛生に一目惚れをしてしまうというお話。
恋をしたことがない分、発想も発言も初々しくてかわいらしい作品でした。

ただ、受け(スター)がネガティブ過ぎたかな・・・。
マイナス思考で誤解→すれ違い→仲直り
みたいな流れが繰り返されてちょっと内容が薄かったです。

とはいえ、典雅さんの言葉選び(遊び?!)には今回…

3

国民的スターに恋してしまいました 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

あくまで個人的な好みの問題なのですが…

典雅先生の代表作といえる『嘘と誤解は恋のせい』のあたりは作家買いしていたのですが、ある時期からぱたりと読むのをやめてしまいました。

今作はなかなか評価も高く、ストーリーも面白そうなので、試しに購入。
う〜ん、ほんとに個人的感想なのですが、やはりひとつの文章が長い。セリフも長い。
加えて今回は受が超絶ネガティブなので、ひとつのセリフの中に「〜だし、〜だし、〜だし」「〜けど、〜けど」が連続す…

6
PAGE TOP