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3/8(合計:78件)
小野塚カホリ
ふばば
ネタバレ
BLどうこうというより、マンガとして面白い1冊。 そして装丁が素晴らしい。今こういう表紙って全く見ませんが、色合いといい字のぼかしといい、何か怖く甘さのない雰囲気が好みです。 「夏が来れば思い出す」 「深夜少年」収録の「息もすんじゃねえよ」の続編。 修二の仕事仲間、漫画家の沓澤が主人公。 沓澤の憧れの漫画家・池谷さんは、生まれつき心臓が悪く、時に発作も起こしていた。5年前アシをしてい…
表紙がとても素敵です。色の使い方や、どこか金子國義の描く少年のような。 内容は4作品収録。 「欲望は立ったまま眠っている」 既婚の教授と付き合っているゼミ仲間・伊勢谷の偽装工作などを手伝う大学生の小日向。 その内、小日向は伊勢谷に恋してることに気づくが… 「僕はひた走る」 高3x高2。 2人は両思いのはずなんだけど、受験生の水内と1年下の幾島の心に占めるものは隔たりがあって……
ひろびろ
理屈ではなく、感情と衝動が全て。そんな刹那的な若者たちの描かれている短編集でした。 1998年出版ということですが、その時代の空気を感じられる作品だなと思います。 どんな漫画や小説も、時代に全く影響を受けずに生まれてくることはありませんが、それでもより濃厚に時代の影響を受けて生まれてくる作品もあり、まさしくこの作品がそうなのではないかなと思います。 モノローグや行間から漂ってくるような…
私にとって、小野塚カホリ先生の初読み作品でした。久々の再読。 「対象ロマン」 2006年作品。 とても複雑で、青い悩みと痛々しいほどの苦しみを感じる。 というのも、息子の友達を口説く父親が登場する。 「息子の友達」は「息子」に恋を感じてるから、当然彼の「父親」なんかとどうこうなりたくない。 しかもその父親が本当に好きなのは、「息子の友達の父親」… 代わりにしてないなんて言いながら…
短編+表題作の2作品収録。 「メガネをかけて」 ストーリーとしては、アパートの大家の息子・園田が上の階に住んでいる男の元に通ってきていた若い男に惹かれるお話なんだけど、何と言ってもその「上の階の男」が老人であり、その恋人だった若い男は騙されていたのでも金目当てでもなく、真性のジジ専だという… そしてそのきっかけは何と、自分の本当のお祖父さんが初体験だったという… ある意味衝撃作。園田の…
小野塚カホリ 団鬼六
ラムレーズン
まずコミックのサイズが少し大きめです。A5(A4の半分の方がわかりやすいでしょうか) カバーの美しさに惹かれて購入してみましたが… 胸糞注意作品でした。残念。 この作品の柱になっている日本舞踊の世界と併せもってみれば耽美ーーーなのかもしれませんが耽美が薄れさるほどの鬼畜の所業。 決して苦手なストーリーではないのですが絵柄が美しい分、生々しくて吐き気を覚えるレベル。 二度とページを開くことは…
Leg
あとがきで、先生がおっしゃっているよう 「惚れたもん負け」 その一言に尽きます。 小野塚カホリさんのBLということで 本作もハッピーエンドとは言い難いお話となっています。甘々であったり、そういったBLが好きな方には重い内容であるかもしれません。 内容ですが、幕末から明治時代あたりでしょうか。 ある雪の日、雪の中生き倒れていた少年を、結核持ちの坂田(僕)が拾うところから…
フランク
表紙も見るからに不穏な気配が漂っていますが、中身もやりきれない作品が多いです。 表題作の【花】戦争末期、軍人一家に育った息子と住み込みで働くドイツ人ハーフとの話でして、ようやく双方の気持ちが通じつつあると思ったら、ハーフという事で日本人になりきれない負い目を背負っていた受けがまさかの特攻志願をし、死に別れるという死ネタです。 【夏が来れば思い出す】は心臓が弱い漫画家が主人公でして、これまた…
【らしゃめん】洋妾(らしゃめん)となった青年と西洋人とのSMを絡めた愛憎を描いている。 【ココナッツアイズ】ガチ兄弟:片割れが事故で記憶障害を起こしている双子の話。 【ソレは至極当然のコト】親友のことが死ぬほど好きな男の話。親友には少々イかれた彼女がいて別れを勧めるも聞く耳もたずの親友。男は悩んだ末、呪縛は解かれると言って露出するんです。コート一枚羽織って勃ったものをガバーッとさらす。どうして…
セックス・暴力・刹那的でひりひり感満載。 恋愛なんて生易しい言葉で片付けてはいけないものが描かれていました。それは執着なのか、愛なのか、狂気なのか…。 バッドエンドでもないけど、ハッピーエンドともいえない話が多い。 身を切り刻みながら、心から血を流しながら生きているような痛さに満ちているゆえに心に突き刺さります。重いしハード。 印象に残った作品は以下。 【かみのけ】妻子いる男性との不…