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小川いら 北畠あけ乃
M
ネタバレ
大学二年の春、佐久間智春はバスケ部の勧誘をしていると高校の級友・大友寿志に再会する。 当時親しかった二人は、智春が大友が「ゲイ」であることを不用意にクラスメイトにバラしてしまったことから、気まずい別れ方をしていた。 そのまま転校して行った大友との友人関係を、バスケを通して修復したいと懸命にアプローチする智春に、最初は冷たかった大友も次第に打ち解けていく。だが、二人で過ごす次巻に心地よさを…
小川いら 木下けい子
茶鬼
主人公には聴覚障害があって、耳が聞こえなければ話すこともできません。 こういうコミュニケーションに支障をきたす場合の恋愛ってどんな風に進むんだろう? 興味本位ではありませんが、ハンデを乗り越える場合、主人公の設定によって大きく物語というのは違ってくると思います。 このお話は、主人公がそこそこ裕福な田舎の地方の医者の家の生まれで、親・兄弟などの愛に保護されて、当人自体も外交的ではないにしろ、そ…
marun
聴覚障害者を主人公にした穏やかに進むストーリーでした。 受け様は聴覚障害があるものの、とても環境にも恵まれ 家族にも愛されてきた誠実で優しいお人です。 攻め様は、今どきの若者って感じですが、 こちらも偏見すら無い男前な攻め様でした。 受け様は家族に支えられながらも実家の医院の医療事務で 働いていますが、聴覚障害もあり、あまり社交的でないので 庭の散歩や俳句などを趣味としている落ち着い…
小川いら 円陣闇丸
橘盾
この本全体、ツッコミまくりでした^^; あ、いや・・リバとかじゃないですよっ! Hも多いけど、受け攻めとも相手へ言葉攻めとか拒否とかね・・そういうツッコミ。 ツンツンやオラオラーッな会話が多くて、ちゃんと好きと自覚した後も恋人よりケンカ相手みたいな仲でした。 時たま、好き~ってあるんだけど、良い雰囲気はほんの一瞬。 Hの時の体だけ素直な「槇朗(まきろう)」の口はその反対ばかりで、早々…
小川いら 果桃なばこ
高校生2カップルものです。 若過ぎるのは苦手なんだけど、高校生をあんまり感じなかったです。 それよりBLの男同士の悶鬱や意地とか初心な勘違いとか、登場人物の勢いとテンポで読まされた・・だからかな?^^ 表題作のカップルは、タラシの添田・コマシの広瀬と界隈では有名なナンパ自慢の2人です。 だから高校が違うのに2人はお互いを知っていてライバル意識もある。 喫茶店で知り合ってしまってツンケ…
小川いら 水名瀬雅良
『春、君を想う』で振られてしまった世話好きで憎めないとってもいい人だった尚が主人公になった本作。 そんな彼にピッタリの男性が・・・現れましたとも!! 相手の男性が外務省勤務で、そういった政治的なお話もガッツリはいっているのにそれが全然苦にならなくて、むしろそういう設定が尚の世話好きな性格にぴったりハマリ、彼等が初めてデートして関係を持つくだりは、あまりにも自然で、大人的キュンキュンが押し寄せて…
余韻の残る秀作でしたよ。前作の「春、君を想う」の続編版。 前作であまりに優しく可哀そうな尚の大人の愛情ストーリー。 前作で、可哀そう過ぎるでしょう!!って密かに怒っていたから、 待ちに待った待望の続編、どこか「真夜中の睡蓮」を彷彿とさせる 出だしだったのですが、日中親善なんて言うタイムリー的描写の中に 外務省勤務の西浦が日々邁進し、挫折しながらも己の真実に 目を背けることなく戦う男と、…
バチェラー(bachelor )って「独身男」だそうで、学士・文学士や相手のいない雄あざらしという意味もあるそうです。 20代中盤の独身男のパーティー、それも、顔スタイル良くて高学歴で金持ちの、誰にでも美味しそうな集まりです! 苦手な従兄弟主催のパーティーでも行ってみるもんで、そこで、失恋直後の主人公のネコ「真紀」は新たな恋をゲット、それも×2って、やっかみ所満載のお気軽ものでした♪ 真…
小川いら 九號
ヤクザの愛人の子として生まれた宇佐美英志は、一見勤勉なサラリーマンだが、暴力団の一員。 横浜の事務所を任されてはいるものの、英志は自分を取り巻く今の状況を不本意だと思っていた。 おまけに自分はどうなってもいいと考えているから、実は自分の美貌と身体を利用していたりもした。 そんな英志の事務所にフリージャーナリストの国木田哲夫という男が怒鳴り込んで来た。 実は戦場カメラマンを主に…
この本には胸が痛くなるものが3つありました。 まず主人公の父親のアルコール依存症によるDV その父親の立ち直りを信じて大学進学をあきらめ支える健気な主人公。 主人公によくしてくれるバイト先の先輩の恋人が主人公を好きになってしまったことで起きる三角関係と好きになってはいけない恋。 その苦しさが、じわじわ~と押し寄せてきてとっても苦しくなるのですが、BLはハッピーエンドが鉄則の轍ははずさない”…