小川いらさんのレビュー一覧

太陽を抱く男 小説

小川いら  トジツキハジメ 

続編があるといいなぁ

「獅子座の男」の続編です。前作に続き面白かったです!

前作で謎の男・レオと特別な関係になった有季ですが、今作でも冒頭部分では一方的に振り回されている様子…。でも有季はレオのことが大好きなので、何をされても言われても幸せそうです。

今回は有季をイケナイ道に引きずり込もうとする大人達が登場します。きゃーー!逃げてーー!!というような展開もありつつ、前作より濃厚なエロスもありつつ、レオと有季…

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獅子座の男 小説

小川いら  トジツキハジメ 

カッコ良いレオ×可愛い有季

面白かった!失礼かもしれませんが、思わぬ掘り出し物に遭遇しました。

大学進学と同時に上京した有季と、彼をピンチから救ってくれたレオの物語です。
有季は純朴で真面目で、一言で言えば「良い子」ですが、決しておバカではなく自分で行動できる青年です。一方のレオは、そんな有季がひと目でカッコ良いと感じてしまうほどセクシーな男性で、傍若無人さも魅力的に思えるキャラクター。

あらすじを読んだ時はあ…

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夏、恋は兆す 小説

小川いら  水名瀬雅良 

ちょっと物足りない…

スピンオフ作品なのですが、わたしはこちらしかまだ読んでおりません。
後書きによりますと、どうやら前作で今回の受けが不憫だというお声があったとか。
どうやら前作の攻めの元カレだったようです。
うーん、確かに元カレちょっとデリカシーに欠ける気も…

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受けの尚は年齢よりもそうとう若く見られ、大学時代からバイトをしていたカフェバーに勤める26歳。

2

夜明け前の睡蓮 小説

小川いら  緒田涼歌 

ちょっと肩透かし…かな

前作よりも黎蓮と仲神の関係にフォーカスされた作品でした。悪くはないけれど★2寄りの★3です。
黎蓮が仲神の愛情を受け入れて素直になるというのがこの続編のテーマ(=前作でやり残したこと)だと思って読んだのですが、その瞬間はかなりあっさりとしていて、それまで長いこと揺れ動いた割に…と、肩透かし感がありました。
今回も二人は事件に巻き込まれるので、その展開に文字数が割かれるのは仕方ないとはいえ、もう…

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真夜中の睡蓮 小説

小川いら  緒田涼歌 

横浜中華街が舞台のラブストーリー

面白かった!★4寄りの★3です。
素地となっている、横浜中華街に暮らす主人公や周囲の人々の生活描写、歴史的な背景の描写が適度に詳細で、自分が漢方薬を飲んでいることもあり、とても興味深く読みました。
主人公が巻き込まれる事件自体は、ハードボイルドというほどではなかったですが、緊張感がありつつキレイにまとまっていて読みやすいと思います。
主人公の黎蓮は、美人で意地っ張りで自分を律する気持ちが強く…

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宵山恋歌 小説

小川いら  椎名咲月 

京都ものの良さがあまり感じられませんでした。

小川さん、初読みです。
あ、読んですぐにこの方は関西の人じゃないなと分かりました。あとがきまでたどり着いて、やっぱり思った通り(笑)自分と同じ京都好きな横浜市民でした。こういうのってドラマやアニメはすぐ発音で分かりますが、小説でも分かるものなんですね。

内容も、うーん。
十年前に出版されたものなので現在はどうかわからないですが、かなり拙いというか。ちょっと古っぽい少女漫画な挿絵も相俟って…

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太陽を抱く男 小説

小川いら  トジツキハジメ 

続編

あれ?なんか、有季ことバンビが子供っぽくなってる?
発言とか行動が……。行動は動物っぽいかも。

ですぅ~ とか だめぇ~ とか ……ちょっと萎えます……。
行動が動物っぽいとか珍獣とか言われてる受けは好きだけどその語尾は駄目だと思う。

そして、新キャラのドラゴンこと瀧本はすっごい悪そうな顔してる。
トジツキハジメ先生の描くドラゴンがなんか恐い……。

レオ目線の短編が好きです…

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獅子座の男 小説

小川いら  トジツキハジメ 

そうそう

田舎の私が初めて東京に行ったとき、有季と同じ気持ちだった。
迷子になるし、日本じゃなくて外国だよ!ここは!という感じだったよ。

有季の行動が可愛くて萌え。
レオが帰ったあと、ティッシュのゴミが落ちててゴミ箱に入れようとしたら、ティッシュの中から使用済みのコンドームが落ちてきて「ぎゃっ!」って叫んだり。

有季はちょっと泣き虫だけど、可愛いなと思う。

レオが有季ことバンビと確かに…

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盃、いただきました 小説

小川いら  高城たくみ 

嫌いにならないでね……って、なるかーい!

歳の差、体格差がお好きな皆さま、こんにちは。
今回は15歳差という素敵設定、しかも受けは可愛子ちゃんときております。
この子は庶民派健気なもので、わたくしところどころジワっときてしまいました。
そして「うまくできるようになるから、嫌いにならないでね」って…どんだけ可愛いんですか!

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受けの澪は、たった一人の父親を突然の事故で亡くした16歳の…

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君の指が好きと言ったら 小説

小川いら  木下けい子 

物語の冒頭から良かった…

音のない世界は、どんなかんじなんだろう?と、想像しながら読みはじめました。

知らない男の子と遊んだ記憶。
木の実がバラバラと上から落ちてきて、頭や肩にコツンコツンと当たる。
見上げると、木登りをしたその男の子が、一緒に集めた木の実を落としている。
耳が聞こえなくて話ができなくても、木の実が落ちてくることが楽しくて、手を叩いて笑いながら逃げ回る…
電子書籍のサンプルで、冒頭の子供たちが…

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