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小川いら 甲田イリヤ
M
大学で助手をしている嶋田智春は、同居し、養子縁組までしていた恋人である本庄省一郎を彼の元妻と一緒に交通事故で失ってしまう。 その後、悲しみで打ちひしがれた智春は、残された本庄の息子である和人と省一郎の後を継いで研究を続けていくために、省一郎の書斎にあるものをいつでも見せてもらえること、を条件に和人と同居し始めた。 和人も智春のことを慕い、最初のうちはうまくいっていたのだが、一緒に暮らし始…
小川いら トジツキハジメ
はる
主人公は、田舎から上京したての大学生“有季”、これがまあかわいい。世間知らずのお子様ですが、ピュアなところがいいですね。 お父様が地方代議士だっただけあって育ちの良さがにじみ出るのですが、いかんせん引っ込み思案で、都会の生活になじめないでいます。大学でも友人を作れず都会に出てきたことをちょっと後悔している日々。 ある日、なれない都会の真ん中で因縁をつけられていたところを助けた?のがレオ。まあ、…
小川いら 紺野けい子
郁は不倫であるけれど、本当に相手のことを愛しているんです。ましてや不倫相手の高橋の家庭を壊そうとか、奪い取ってやりたいなんて考えたくないと思う消極的な青年です。 相手の高橋も、郁と分かれるのがつらいけど、奥さんも娘もやっぱり大切にしたいという、優柔不断のへたれです。 そんな高橋からの電話をただ待つだけの郁に、やさしくアプローチする雑賀。本当に押し付けはなく、郁の気持ちを優先してくれて、それでい…
真由
いわゆる「再会モノ」。意識したまま別れた再会モノというのも悪くない。 高校時代は憧れのほうが強く、はっきりとしていなかったが、恭祐にキスをされ、避けられて傷つき、恭祐のことが好きなんだと気づく至。 よくある攻が大人っぽくて、カッコイイ良くて、クラスの中心的存在で、友人が多いタイプ。それに対し、受は自分は平凡だと思っていて、攻に憧れていて、自分なんてと思っているタイプ。だけど実際の攻は臆病で…
好みの話っちゃ好みの話なのだが、読むたびに思うことがある。 意味深なタイトルだな、と。 猫といえばネコを想像して、受けである優留のことを連想するが、読み進めていくうちに優留には猫の「きまぐれさ」というイメージは似合わない気がしてくる。猫というより、手負いの獣、人間に虐待されて人間不審になった犬というほうがしっくりくる。 気まぐれさからいったら日比野のほうが猫に近いし、傍に居る人を欲し、気持ち…
小川いら 今市子
mimu
ちょっと古い本ですみません。 二人が京都で出会い、その日のうちに身体を重ねて名前も言わずに別れ再び再会するまでと、再会してから過去の傷ついた恋を乗り越え恋人同士となるお話、二編で構成されています。 受けは、過去の辛い恋のせいで臆病になり、攻の優しさに惹かれながらも一歩を踏み出すことができません。 そんな受にさり気なく近づき、お茶に誘ったり、展覧会に誘ったりして緊張をほぐし楽しませてくれる…