小山田あみさんのレビュー一覧

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

2巻読んでの感想

ワインの出来上がりと共に服従信頼関係が成り立ってく過程が甘くてハード!!
SとMの強固な繋がりを見せつけられました本格プレイの中に愛情と甘さもたっぷり。どんどん心が傾いて、天涯孤独だった潤音がMとしてソムリエとして生きる意味を見出してくとこも見ごたえあり!!

そして、2巻でまさかのフィ!ス!トーーー!え!!小説で!!文字で読むフィスト!?ドッキドキンで読み進めるも…真摯な愛で回避されて…

2

君がいなきゃ涙さえ出ない 小説

沙野風結子  小山田あみ 

削ぎ落とされた優しいお話

先生曰くインフレ気味だったから削ぎ落としたとのこと
触手が出ないし痛い事も新たに起きない
表紙から伝わってくるイメージのままの受けちゃんと攻め君の二人再生をめぐる直球のロマンティックな恋物語でした

出会いから強烈な引力を感じながら恋仲になるには踏み切れない心の傷を抱えている二人
年下の攻め君はほんのり拗らせ執着風味に対して
年上美人受けちゃんは無自覚不憫属性
好みの組み合わせでした…

9

君がいなきゃ涙さえ出ない 小説

沙野風結子  小山田あみ 

デトックスのラブストーリー

医大生の先輩(一見チャラ男)・後輩(超絶イケメン)、一目惚れから始まるプレーンな味付けのラブストーリーです。めっちゃプレーン。
作者様いわく、いろいろリセットしたくて…ということで、確かに”浄化”作用、デトックス的な作品でした。いつもより沙野オプションが薄味な気がするので、誰でも(もしかしたらファン以外の方が)、シンプルにその糖度を楽しめるかもしれません。

正直なところ、攻受の関係が少し唐…

11

君がいなきゃ涙さえ出ない 小説

沙野風結子  小山田あみ 

攻の好きが伝わって来ます

作者買いです。沙野風結子先生の作品が出るたびに楽しみにしてるんですが、前作の「少年しのび花嫁御寮」とは全然違う普通の人々のお話でした。

十李(とおり)が志磨を好きな事は伝わって来るんですが、十李と志磨の過去と二人の繋がりが終盤までハッキリしないんです。
だから志磨が十李を好きになった時に、二人に決定的な亀裂が生じないか心配しながら読みました。

でも志磨は過去は忘れられないけど、未来を…

6

君がいなきゃ涙さえ出ない 小説

沙野風結子  小山田あみ 

まさに溺愛✧*。

表紙の美しさに惹かれて購入。医大生の志磨と後輩の十李の溺愛ピュアホワイトラブストーリーですが、志磨にも十李にも隠された過去が…。志磨の過去を知り、正論が通じない事に重苦しい気持ちになったけど、2人で立ち向かう姿にホロリ。十李の過去もしんどかったけど、それでも2人で居る道を選んだんだから末長く一緒に居てほしい。十李の思考回路が興味深かった、可愛さ余って憎さ百倍の逆バージョン?どうしょうもない位好きな…

4

オメガの純情~砂漠の王子と奇跡の子~ 小説

高岡ミズミ  小山田あみ 

虐げられるオメガ

もっと早くに気づけよラシード! 弟の方が先に気づくってどうよ! オメガとして生まれ小さいころ母親に捨てられたレイは生きるのに精一杯。 危ないところをラシードに助けられ1度だけの関係を持ち後に彼の子を身ごもる。 その子を1人で大事に育てながら日々暮していく為に頑張るのですが、オメガというだけで蔑まされ危険な目にあうのです。そこを助けてくれたのがまたもラシード。 だけど彼はレイのことを覚えてなくて…レ…

1

君がいなきゃ涙さえ出ない 小説

沙野風結子  小山田あみ 

とても楽しみにしている『アレ』が……

沙野さんのお話がお好きな姐さまならご存じの『裏テーマ』。
私はこれをとても楽しみにしているのです。
作者さまの工夫、特に「喜ばせたい」というサービス精神が垣間見られるのが好きなんです。「ありがたやありがたや」と思うのです。
残念なことに今回のお話にはそれがありません。
お疲れなのでしょうか?
余計なお世話だと思うのですが、ちょっと心配です。

お話自体は興味深く読みました。
チャラ…

8

君がいなきゃ涙さえ出ない 小説

沙野風結子  小山田あみ 

あれやこれやが無い

先生買い。変な言い方で恐縮ですが、触手無いしファンタジー要素無いし、あらほんとに普通の(いや普通じゃない部分あるけど)医大生のお話じゃない!と少々びっくりした、本編250P弱+あとがき。年下一途なキラキライケメンわんこさんが気になる方はいいのかも。二人の恋話に萌えたのではないのですが、二人できちんと戦っていくところがいいなと思ったので萌にしました。

三浪して医大に入った志磨(しま)。父が高名…

7

君がいなきゃ涙さえ出ない 小説

沙野風結子  小山田あみ 

期待を裏切られないシリアスもの

沙野先生×小山田先生ということで、書影が出た時からどんなお話なんだろと妄想していました。老舗レーベルの器に感謝!です。

導入部はなかなか受け攻めの関係性を把握しづらくて、ちょこちょこ中断しながら読み進めていたのですが、展開部に差し掛かり、主人公の志磨がチャラい医大生を装っていることがわかってから少しずつストーリーに引き込まれていきました。

志磨が悪夢にうなされる理由はなんだろう?同じ医…

11

不埒なこじらせ ~好きで、好きで、好きで~ 小説

バーバラ片桐  小山田あみ 

両視点によるモダモダ再会愛

再読。
両視点で綴られるのだけど、この攻め視点が本当に好きだ〜。
というのも、攻めは朴念仁で寡黙なキャラなので、もし攻め視点がなかったら武石は「何を考えてるのかわからない男」で終わってしまったと思う。
でも攻め視点があるおかげで、口には出さないけれど吹雪への「特別な想い」が嫌というほどわかる。

柔道一筋で硬派な高校生だった武石と、ずば抜けた美貌で人目をひく存在だった吹雪。
ある日、理…

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