小山田あみさんのレビュー一覧

理不尽な熱情 小説

  小山田あみ 

スリル・ショック・サスペンス > ラブ

攻・浅倉誠吾(30) 浅倉コーポレーション専務
受・矢上達之(24) ルポライター

中学2年の夏、矢上の両親が焼死しました。
矢上の父親が、妻と取引先の社長・浅倉との不倫を知って二人を刺し殺し、自ら焼身自殺をしたという結末におさまった事件でした。

アメリカ在住の伯父に引き取られて10年後。
事件に疑問を持ち続けていた矢上は、浅倉の息子に取材をする機会を得て帰国します。

青年…

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愛の言葉を覚えているかい 小説

鳩村衣杏  小山田あみ 

鳩村さんらしいお話かな?

穴子屋の跡取りとして修行中の以和は、江戸っ子で「嘘をつくな」とか「約束を破るな」ときつく父に言われて大きくなりました。だから、ちょっとひ弱そうだった引っ越してきたばかりの光至を見捨てるわけにいかず、ずっと面倒を見てきました。
以和にとって光至は、守るべき存在だったのに、いつの間にかイケメンアナウンサーになってしまい、置いてきぼり感をくっているんです。
そこへ追い打ちをかけるように「25歳になっ…

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獣な王様? 小説

真崎ひかる  小山田あみ 

山が不足

動物に優しいだけじゃなくて、人にも親切な里希が一番大きくて偉い動物に好かれる話です。

キング・アーネスト(20)俺様攻め×童顔レンジャー・綾野里希(25)純心受け
長年の憧れだったサバンナで働く夢が叶って、気合でいっぱいの里希。
密猟の監視の為にパトロールをしていると、獣のような男に襲われて。
住人が言っていたライオンの化身のように綺麗で、夢だと思っていたら、密猟の監視中にまた出会っ…

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白雪マンシオン・ライフ ~男だらけのラブリーナイト~ 小説

髙月まつり  小山田あみ 

高月さんらしいハイテンション電波

さくっとお気楽に楽しい高月まつり本。
個性的な住人だらけの白雪マンシオンを舞台に、電波でハイテンションな恋愛が展開されます。
これ以上書くことがないような(笑)
高月まつり的テンプレートな電波攻に、住人同士がわいわいしているのも楽しいです。
私は高月さんが書く、「かっこよくてなんでも出来るのに、受にはおバカ。電波でちょっと残念」な攻が可愛くて大好きですが、
疲れる人は確実に疲れるだろうな…

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主治医の采配 小説

水無月さらら  小山田あみ 

シリアスすぎて淡々とした印象

順風満帆に人生を送ってきた男が
その新婚旅行先で人身売買組織に拉致されアラブの王族に売られ
一転、すべてを失ってしまった。。。

という所から物語が始まるのですが。。。前半は重苦しいです。

生きている理由が見いだせない元弁護士の礼一郎と
礼一郎の高校時代の同級生で彼の主治医の晴隆。
意味は違えども、いろんな事を諦めてしまった二人は
どこか醒めていて、体温が感じられません。

1

白雪マンシオン・ライフ ~男だらけのラブリーナイト~ 小説

髙月まつり  小山田あみ 

一つ屋根の下で暮らす男たち

白雪マンシオンという、廃屋のような古いマンションに、
男ばかり9人の住人が暮らしている話です。
壁を貫通させちゃったり、ノックぜずに人の部屋入るのは普通だし、
ノリ的には、めぞん一刻みたいなドタバタを、イケメンが演ずるような感じです。

楽しくていいんですけど、
ただちょっと登場人物が多いので、そこを頭に入れるまでが大変といえば大変。

201号室 小鳥遊浩一(たかなしこういち) …

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愛は憎しみに背いて 小説

中原一也  小山田あみ 

男前淫乱襲い受け

受けの陣乃は、中原さん評して男前淫乱襲い受けだそうです。
確かに積極的でした。

高校の頃関係していた蘇芳との関係がバレ、蘇芳の父が二人を別れさせるために、陣乃の父にありもしない罪を着せて、無理やり引き裂かれたのを知らず、ずっと蘇芳を憎み続けていたのです。
離れていたはずなのに、蘇芳の病院の元患者の家族が医療ミスで病院を訴える件の弁護を担当することになり、再び蘇芳に再会することに。

2

華族は熱砂の獲物 小説

ゆりの菜櫻  小山田あみ 

エロンアラブ~

留学中、砂漠の王国サリジタールに攫われ
第四王子ファイサルの愛妾になってしまった弟・晴彦。

篤弘は、そんな弟を連れ戻そうと乗り込んだものの
第二王子ラシードに阻まれ、晴彦を連れ戻すために
うまい話に乗りラシードに抱かれてしまう。

妖艶な美しさでラシードを手なづけようとするが、
逆に惹かれていきー・・・。

お兄ちゃん編ですね((´^ω^))ゥ,、ゥ,、
相変わらず兄バカす…

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午前一時の純真 小説

水原とほる  小山田あみ 

やっぱり流されてました

怪我をした暴力団組長鷲谷を助けた大学生史也が翻弄されて流されちゃうお話。
今回も嫌がる受けちゃんを、責めまくる攻め様が、時には暴力的行為に走ったりしており、読み手としては一見SMを思わせるのかもしれませんが
バイオレンスもSMも、受け手がそれを快感に感じれば、合意の行為になり、一見痛そうですが、そうでもないと改めて気付かされましたよ。
ということで、史也くん嫌がりすぎです。
本当は鷲谷の腹…

9

好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

誤解が誤解を呼ぶ

攻・八木洋一郎
受・香月涼

2人とも24歳ぐらいかな。
同期入社のサラリーマン。
ともに営業成績優秀でライバル関係。

入社直後にゲイクラブで友人(カワイイ系)と飲んでいた香月は、同期入社の八木を店内に発見する。
八木も香月に気付いて近寄ってくるが、よりにもよって香月の友人を「好みのタイプ」といい、香月の恋人だと誤解。

否定する隙もないまま、気付けば、
「香月もカワイイ系…

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