小山田あみさんのレビュー一覧

追憶 コミック

小山田あみ 

1コマ1コマの完成度が高過ぎ!!

美しすぎて、なんも言えねぇ…という単純な感想ですみません。
背景、アングル、白黒の調和、どれをとっても素晴らしいのに、
そちらに気をとられてしまう所為なのか、物語がぐっとこなかったんです…。
これって贅沢でしょうか…。
本当に、どこもかしこも完璧と言っていい程なのに。

小山田さんの挿絵は、大抵どの作家さんの小説でも
かなりポイント高くなるという魔法ですが、
なーんでか!(古いです…

2

極道はスーツを愛で貫く 小説

中原一也  小山田あみ 

最悪のラスト

これはもう、好き嫌いの問題なのでしょうね。
主役級の二人、諏訪と木崎の結末になんとも言えない悲しさを感じさせるラスト。
何処かで回避出来なかったのかなんて思いながら読み進めて、そして最悪の結果が
大切な人を守る為死を選ぶ男、その男の願いで愛する者を失ったまま、
慟哭の中を生きなければならない男の姿がとても哀れで切なかったです。
榎田の芦澤のカップルは続編が出るたびに絆が深まり、榎田の思い…

1

僕に愛を語るな 小説

結城瑛朱  小山田あみ 

合わないとわかりきってる作家さんは、もう二度と読むまい、と決意を新たにしました。

『しゅみじゃない』に限りなく近い『中立』です。

この作家さんは、実はもうかなり前になりますが、同人時代に読んでいました。とは言うものの、ずっと追いかけて読み続けていたというのではありません。いくつ読んでもいいと思うものがまったくなかったし(技量ではなく、私の好みの問題です、たぶん)。

ある意味馴染みのある作家さんだったので、一応商業も読んではみましたが、やっぱりダメでした。
とにかく…

6

僕に愛を語るな 小説

結城瑛朱  小山田あみ 

疲れた・・・

トラウマからくる恋愛に真剣に向き合う事が出来ない男とそんな男に堕とされ
愛した事で、裏切られても傍にいたいと思うような切なさと苦しさの中で別れ
その愛に捕らわれて、身動きが出来ないような恋愛恐怖症になった男、
そんな二人の再会もののストーリーでした。

2段構成でガチ文字数が多いのに、内容もするする読める内容で無いのでかなり
疲れましたねぇ~
二人の視点が交差しながらの作品なのですが…

5

僕に愛を語るな 小説

結城瑛朱  小山田あみ 

読んでいてくたびれました…

タイトルと表紙のイラストに惹かれて購入、初めて読む作家さんです。

西野は19歳の時に出会った美容師の加納と、二年一緒に暮らしたが別れてその後十年。
数年前に故郷で再会した加納とは、今では友達として付き合いが続いている。
そんな二人の関係は、再び肉体を重ねてしまったことで変わらざるを得ず…


ずーっと、グダグダグダグダ苦悩しています。
最初っから加納の他には誰も愛せないと思ってい…

3

僕に愛を語るな 小説

結城瑛朱  小山田あみ 

ユニークな作品でした

作者さんのサイトで受け視点、攻め視点を同時系列に掲載し、それにAFTERを入れて同人誌発表された作品を、加筆修正して商業発表された作品。
ほとんどが、二人の会話で成り立っており、まるで二人芝居の舞台を見ているようです。
元は二人視点が・・・ということですが、冒頭の入りで現在の受けの気持ちと過去がその視点で語られたあと、
その後はずっと攻めの視点で、現在からその先へと続いていきます。
特徴的…

6

極道はスーツを愛で貫く 小説

中原一也  小山田あみ 

とうとう破滅への嵐が!

本編カプのほうは、これまでの話で榎田の芦澤と共にある覚悟ができ、榎田の芦澤を積極的に求める姿がエロさを増す、絆の深い恋人となりました。
芦澤の右腕だった木崎と悪徳弁護士諏訪の恋愛は、前作スピンオフでやっとよかったね~という結果を迎えましたが、諏訪と組長の娘・優花のことで、組員の木村を殺してしまったことが、彼らを破滅の道に導いているという、その始まりでもあったのです。
そして、今作でとうとうその…

9

友人と寝てはいけない 小説

鳩村衣杏  小山田あみ 

受け攻め以前の二人の関係の変化に注目

有りがちな高校からの同級生で、友人が恋人同士になると言うような単純明快な
ストーリーとは少し違う二人、結果から言えば恋人同士になって行くのですが
その過程がすんなり恋になってと言う感じではなくて、ちょっとした意地の張り合いで
身体の関係を持った事から、二人の間に微妙な変化が現れる。
それは突然恋に落ちるのではなくて、きっかけは身体の相性、それも素直な人間の
反応からで、似て非なる二人の変…

1

僕に愛を語るな 小説

結城瑛朱  小山田あみ 

2012年漸く神憑りな痛さと現実。

綺麗事もファンタジーも全くありません。なのでこんなものBLに求めてないという方もいると思います。しかも敬(攻)×西野(受)のグサグサ胸に突き刺さる会話でほぼ織り成されているので息苦しいくらいでした。好きな人の全てを受け入れるなんて実は傲慢な事で、所詮は無理があります。どんなに好き同士でも考えも境遇も違う二人は受け入れ難いし、噛み合わないんですよ、けども離れる事も出来ず。人を好きになるとどうしても自…

7

友人と寝てはいけない 小説

鳩村衣杏  小山田あみ 

大人な2人

大人でどちらも男前でした。
こういったどちらも攻っぽいお話って、とても好きです。
う~ん。面白かったのですが、
なんとなく勿体ない感があったような。
結構2人が似ているように感じて、読んでいて、
2人がごっちゃになってしまいました。
(私の読解力の問題かもしれませんが)

鮫島のことを学生時代から、良き友人として認め、
ドライに生きる様をしてきた美馬だったが、
実家のことで助け…

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