小山田あみさんのレビュー一覧

心まで縛りたい 小説

砂床あい  小山田あみ 

縛る芸術

縛るけど、SMとも違う世界。
小山田さんのイラストが素敵で、
縛られている絵がまた、たまらん(笑)

また、本作品は、作者、砂床さんの
初雑誌掲載作品とのこと。驚きました。

会社員の千宗は、偶然、
バーで縄師、レイのパフォーマンスを見ることになるのですが、
何故か縄師に選ばれ、縛られることに。
ゲイでもないし、縛られることなんて求めてなく、
仕方なく縛られているうちに、段々…

3

堕楽の島 ~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

カルトの終焉

美しすぎる公安の狂犬と、お化けバイクに乗った野獣のカップルもついにシリーズ完結編。
いままでのBLにはない超辛口ハードボイルドカップルは心ざわめく面白さがありました。

しかし、うわぁ~…評価分かれるぞ、コレ。
導入部分、カワサキニンジャで疾走するシーンはかなりシビれましたw
BLっていうとあんまりマニアックなモーターもの出てきませんからなおさらです。
自分は四輪派で二輪はウトいんだけ…

1

愛玩人形 小説

剛しいら  小山田あみ 

人形への認識が改められる

本の帯にある「あなたは私の可愛いドールだーだから丁寧に愛そう」という謳い文句、一方的な愛情、自分の部屋と全く同じに造られた部屋に連れ去られるとかナニソレ、美味しいなぁと、買うつもりではありませんでしたが、購入してしまいましたw
監禁ものを探していたもので…(/ω\*)アハハ
全体的に暗いムードも殆どなく、終始穏やかで(最後にちょっとアクシデントがありますが)楽しいです。何も考えず読めました。

2

好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

ゲイ×ゲイ

こちらの作品はゲイ×ゲイのお話でした。

受けが攻めも「お仲間」であるけれど、
その部分をクリアしていても、
自分が好みのタイプではないことに落ち込んでいる姿に、
なぜか萌とは違うキュンが来ました。

同情っぽくもあり、何だろうな、友達だったら励ましてやるんだけどな、みたいな謎の感情が。


最近意外とゲイ×ゲイを読んでいなかった事に気が付きました。

むしろ最近読んだものを振り返るとノンケ×ゲイ…

1

棘の檻 小説

本庄咲貴  小山田あみ 

兄弟3P!は買えるが

あきらかに3P・複数好きを狙い撃ちした作品…(笑)
しかもガチ兄弟かYO!うおぉぉぉーーーー!期待しすぎてハゲ上がりそうだよ…
イラストレーションが小山田あみ先生ってのもポイント高い。

中身は予想を超える、ページをめくるとエロ!エロ!!エロエロッ!!!
兄弟で3連結、上から下から、ややSMに羞恥プレイと手数はものすごく多い。

しかし……なんだろうこの消化不良感というか、3P好きと…

9

君を殺した夜 小説

夜光花  小山田あみ 

苦しいほど 壊れるほど 愛してる

設定と構成が素晴らしすぎる。
作中に出てくるキャラと脇役全員きっちり役割を果した。

執着攻めお好きな方にとってはたまらない一作。
「好きになってくれないのが分かったから、別に死んでもいい、一生お前を縛ることができるならーー」
自分を追い詰めて、受けさまを追い詰めて、報われないと分かっていても、この病的なほどの想いを諦められない。
攻めさまは狂おしいほど、祈って、求めて、ただただ、受け…

8

秋のときめきベストセレクション小冊子 グッズ

「誰かが見ているー標的ー」番外編の感想のみ

シャレード文庫秋のときめきベストセレクションフェアの購入特典小冊子です。

収録作品は以下のとおり↓
鈴木あみ「愛犬」番外編
矢城米花「誰かが見ているー標的ー」番外編
海野幸「この佳き日に」番外編
義月粧子「消エル蜜月」番外編&イラスト担当・わかなキャララフ

収録作品の内「誰かが見ているー標的ー」のみ本編既読なので、この作品の番外編だけを読みました。

本編のその後を描いたお…

2

愛の言葉を覚えているかい 小説

鳩村衣杏  小山田あみ 

婚約のきっかけに爆笑した

眠いから、なんか面倒になってきたからって思って、婚約を約束した受け様に苦笑しましたw
よくよく考えたら、攻め様にハメられましたね受け様・・・
受け様も結構萌えキャラですねw
かなり私の好みの男前受け様が好きです!
はやいのは・・・才能ですwwww
普段男前なのに、ベットの上は乙女化、そのキャップたまりません!
純情一筋20年、世界は受け様を中心に回る攻め様に愛され、幸せですね。
しか…

2

行儀のいい同居人 小説

愁堂れな  小山田あみ 

腑に落ちない

一応、叔父と甥の同居ストーリー。

大学で准教授をしている徳永の元に、音信不通だった徳永の兄が亡くなって、その息子である薫の面倒を見てやってほしいと、弁護士の三枝が訪ねてきます。
ちょっと不本意ながらも、同居することになり・・・。


なんとなく、腑に落ちない感じでした。
薫は恋愛の好きと、家族愛の好きをちゃんと分かっていないような気がしてしまいました。
心を閉ざしていた子供…

1

上海散華 小説

沙野風結子  小山田あみ 

沙野センセイにしては甘いストーリー。

アヘン戦争後、上海は不平等条約により開港され、
それを機にアメリカ、フランス、イギリス、日本がこぞって上海に租界を作った。
租界とは治外法権の外国人居留地。1920~30年代には各租界に洋風建築が立ち並び、
ショービジネスやナイトクラブが繁栄した。
上海が「不夜城」と呼ばれるようになったゆえんです。
またそれぞれの租界の境界付近は警察も手出ししにくかったことから、幇(パン)と呼ばれるマフ…

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