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結城一美 小山田あみ
茶鬼
ネタバレ
最初書店でこの本を見たとき思わずラヴァーズかと思いました(汗) 表紙も題字も、裏書にあるあらすじも何となくラヴァーズ路線?そんなイメージがあるので花丸BLACKと最初気がつかなかったという、、 さて、いやぁ~!トンチキでした♪ トンチキにもいろんなトンチキがあるんですけど、これは褒めてるトンチキです。 最初のいわゆるきっかけとか、登場人物のアレコレとか、元の設定自体が空想を交えたものだから…
鳩村衣杏 小山田あみ
ゆん
大人男前な2人を平和に楽しめます。 絵と相まってなおさら素敵です。何度表紙みても溜め息がでます。 私の中の萌え和み作品です。 この作品は割りと内容に波はなく心がかき乱されることはありません。 ただただ私の萌えツボをズクズクと刺激する作品です。 洋風王子様×和風美人 受けのハッキリ言う性格、体型気にしちゃうとこ、病院でほぐしちゃうとこ(何をかは作品で)、乙女っぽく感じるのに男前さが抜…
愁堂れな 小山田あみ
橘盾
作者のこれまでのイメージが覆った今までと全く違う作品でした。 そのイメージって“時間割通りの卒ない2時間推理ドラマ+BL”でして・・・。 辛口でごめんなさい。 既読作品の背景や登場人物の感情等の表現の平坦さもあって、進んで読まなくなっていたんですが。 でも、何でも大仰に書けば良いもんじゃない。 その平坦さがこの作品には深みになり味になっていました。 始まりは、家族を事故で亡くしたば…
水原とほる 小山田あみ
blacksima
他の方も作者様も仰られてる通り、BLならぬヴァイオレンス・ラブ・・・だったと思う・・多分。 史也(受け)は、毎日平穏の変わり映えのない毎日を送る大学生。 今まで彼女も友人もたいしておらず、人と付き合うのが苦手・・・顔の似ている活発の姉とは、違う自分に少し劣等感を抱いている感じですが、仕方ないと言い聞かせて日々を送っている。 ある日、駅のエレベーターで怪我をした男を助ける。と言っても「救急…
結城瑛朱 小山田あみ
雀影
また巡り会う物語。 若い時の、奔流のような恋に怖じ気づいて、一度は離れてしまった二人が、 大人になり、いろいろ経験を積んで ようやく、最初の恋を受け入れるお話。 って、このフレーズ、2~3日前にも書いたな。 今週は「若さ故の激情に怖じけづき、一度離れて、くっつく話」週間のようです。 ノベルスの2段組、分量はかなりな物ですが、加納サイドの話になってからは、ひたすら加納が西野を追い…
中原一也 小山田あみ
前半のコミカルな話が面白過ぎてお話に入りやすかったです。後半も違和感なく、吸い込まれるように切ない展開を読むことが出来ました。 皆川(受け)の性格が色んな意味で最高でした。 幼稚園児から、どこが良かったのか・・デブ&ハゲ(良い味出てたよ!)、そして超格好良い美青年からお年寄りまで幅広~く引きつける魔性性、その場限りの関係と初めて会った人と関係を結んじゃう、ダメな大人・・・。(念のため、幼稚…
ゆりの菜櫻 小山田あみ
桃すもも
ちゃぶ台があれば、3回くらいはひっくり返したいくらいのイライラを覚えた作品でした。 まずは、主人公の晴彦を売ったクラスメイトのヨハンに、「妹が風疹にかかって医者に行くお金がないんだ」とーーーーー! そんなことで人を売るなんてなんて奴だーーーーー地獄に堕ちろ~。とちゃぶ台返し。 次に、主人公の晴彦に、「こんな境遇に身を落としおめおめと生きているなんて恥知らずなことをしているのか、自害し…
あさひ木葉 小山田あみ
marun
全体的には何処かこれは無いんじゃないかなぁ~なんて思える突っ込みどころが 個人的に多々あったのですが、純粋にヘタレ医者と惚れてる相手に優しさ全開のヤクザ、 全てが受け様の為に回っていますってお話も悪くは無いかも知れない。 内容は、恋人が自分には何も言わずに、かなりのギャンブルで借金をしていて、 そのトラブルが元でヤクザものに追われ、怪我をして、日本海の海で亡くなる。 それを知った受け…
ただ訥々と、静かに穏やかに微妙な心の変化を描いた作品かな?と思います。 ヤクザ(といっても経済ヤクザ)と、彼をパトロンにしている自由診療をしている診療所の医師との関係が、ちょっとだけ変化を見せる、 そんな雰囲気系の大人な低温やけどをしそうな熱を孕んだお話。 特にストーリーというよりは気持ちの推移を見せています。 恋人を亡くし、その贖罪からヤクザのイロのような立場で診療所を持ちまるで自分…
夜光花 小山田あみ
それぞれのキャラクターに共感する部分がありました。 特に主人公の幸也(受け)の屈折した気持ちは、苦しくなる程、伝わってきます。 昔は助けてやる位に思っていた泣き虫?な聡(攻め)が、勉強でも体力的にも自分を抜き、周囲から比べられる度、劣等感が重なって、聡に対して優しく接することが出来ない。 離れたくても「幸也が好きだ・・・」と付いてきたり、尊敬していた父親の口からは「聡くんは良く出来た子だ…