小山田あみさんのレビュー一覧

アカサギ 詐欺師と甘い鉄枷 小説

沙野風結子  小山田あみ 

憎めない受け詐欺師

結婚詐欺師と元検事の弁護士との駆け引きラブでエロは多目だけどそれだけじゃ無いって
感じさせてくれる意外にシリアスで詐欺師の生い立ちに切ないものも感じました。

出会いは弁護士の恩田が部下が助けを求めた懸案を引き継いだことで始まります。
相談に来たクライアントが結婚詐欺に合ったと駆け込んでくるが、結婚まで考えた
相手が男で未だに未練があるクライアントに示談を進め、その詐欺師と対決します。

11

ひとりじめ 小説

椎崎夕  小山田あみ 

天然同士のシリアスなすれ違い

教育実習生の受が高校生の攻に強姦され、
十年後再会してまた脅され関係を持つ。

そんなシリアス展開なのにどこか間の抜けた雰囲気なのは、
明らかに両想いなのに二人とも自分や相手の気持ちに鈍すぎてグダグダすれ違い続けているため。
脚本の都合でちょっと無理ある思考回路にさせられているような不自然さがありました。


いくら怪我をさせた負い目があるとは言え、
自分を強姦した男を庇い、好き…

9

アカサギ 詐欺師と甘い鉄枷 小説

沙野風結子  小山田あみ 

貞操帯プレイは愛の証?

男専門のアカサギ(結婚詐欺師)と
冷徹なオヤジ弁護士が対決する
バイオレンス系エロラブストーリーかと思えば
ハートフルなホームドラマ的要素もあり、
しかしやはり最後はややマニアックに
貞操帯プレイで終わるという
感動とエロが程よくブレンドされた一冊でした。


男相手に結婚(養子縁組)詐欺を働く槇(受)。
ある日、カモの一人が弁護士事務所に示談を依頼したことで、弁護士の奏源(攻…

14

はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

こんな教師嫌だ

「夏の塩」「夏の子供」と思いきり文学っぽい作品を読んだ後だからか、私にはどうもなじめませんでした。頭がうまくBL脳に切り替えられなかったので、萌えず。

あらすじだけでほぼストーリーが読めてしまうし、そこでの体験にも新鮮味が感じられませんでした。
また、曽根にしろ荻野にしろ、正直子供を持つ親としてはこんな教師嫌です。まじめに仕事してほしい。ということで、私の地雷は教師だということに気付きまし…

5

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

愛にあふれた幸せなSM

SMスキーなので、「本格SM官能ロマンス」なんて言われたら、読まずにいられずw

受けはとても不器用で生きづらい子。社会にうまくなじめずに売り専をしていたところ、ご主人様に買われて奴隷に。でも、ご主人様は事業に失敗し、潤音を置いて失踪してしまいます。何かあった時に行けと言われていたSMクラブに身を寄せていたところ、宗司に再調教されることになるのです。

前のご主人様の調教はほとんど虐待でし…

8

楽園彼岸~溺れる劣情~ 小説

夜光花  小山田あみ 

追い詰められて萌え

夜光花先生ならではの、ミステリーたっぷりな作品だと思います。
獣とか蟲とか人外は出てきませんが、非日常な設定です。「花」シリーズを彷彿とさせるような重大な謎が隠されている感があります。今作では解決しません。
色々と思わせぶり過ぎて、どれが伏線なのか…。
本当に続きが気になります!
早く読みたい!

人がバンバン死んでいくので、苦手な方は辛いかもしれません。

個人的には受け様と攻め…

2

楽園彼岸~溺れる劣情~ 小説

夜光花  小山田あみ 

続編が待ち遠しくて仕方ない!

まさかの続編ありきのノベルズで後半ごろにえっ?これで終わりじゃないよね?
そんな風に思ってのあとがきに続編に続くとあって気になって仕方ない(笑)
それでも既に書き上げているとのことで直ぐに続編も発売されそうなので今から楽しみ。

舞台はネバーランドという大型リゾート施設でプレオープンに招待された受けになる
匠家族が大変な目にあってしまうミステリアスな作品でエロ多目系の作品です。
楽しい…

5

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

身につまされる

ずっとランキングに載っていて気になっていた今作品。一気に読み、そしてすごい読後感に、しばし帰ってこれませんでした。

内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

初っ端から恋人に「結婚したいから家を出ていって」と別れを切り出されるつぐみ。売れない作家で生活の一部を恋人に負担してもらっているつぐみにとって、恋人から別れを切り出されることは恋人を失うだけでなく「生活」も失うこと。順風満帆な…

40

楽園彼岸~溺れる劣情~ 小説

夜光花  小山田あみ 

前後編らしいですよー

『お願いします出版社さま、続きがあるなら前編とか書いて下さい』ってとこですね。
最近この傾向が高い本を色々なところで見ますが、ラストがハッピーエンドじゃないと読みたくないわたしには酷です(涙
ただ、この作品に関してはあまり待たずに後編が出るそうですが。


受けの大和田匠は、何らかの心因で記憶障害を患う大学生、22歳。
家族で大型リゾート施設、『ネバーランド』の試験オープンに招待されま…

8

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

思い出という宝物

日々、生きていく中で積み重ねていく記憶。
自分が自分であることを形作っているのが記憶なのかもしれないと思います。
その記憶がこぼれおちていくことの怖さ。そして、そうした人と一緒に生きていくなかで感じる寂しさ。
私の身近な人が患った記憶力障害という病気と一緒に過ごした時間のことを思い出したりしました。

つぐみと朔太郎は恋を芽生えさせることと同時に愛情が育ちすぎて行った二人なのかななんて感…

8
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