小山田あみさんのレビュー一覧

愛の言葉を覚えているかい 小説

鳩村衣杏  小山田あみ 

婚約のきっかけに爆笑した

眠いから、なんか面倒になってきたからって思って、婚約を約束した受け様に苦笑しましたw
よくよく考えたら、攻め様にハメられましたね受け様・・・
受け様も結構萌えキャラですねw
かなり私の好みの男前受け様が好きです!
はやいのは・・・才能ですwwww
普段男前なのに、ベットの上は乙女化、そのキャップたまりません!
純情一筋20年、世界は受け様を中心に回る攻め様に愛され、幸せですね。
しか…

2

行儀のいい同居人 小説

愁堂れな  小山田あみ 

腑に落ちない

一応、叔父と甥の同居ストーリー。

大学で准教授をしている徳永の元に、音信不通だった徳永の兄が亡くなって、その息子である薫の面倒を見てやってほしいと、弁護士の三枝が訪ねてきます。
ちょっと不本意ながらも、同居することになり・・・。


なんとなく、腑に落ちない感じでした。
薫は恋愛の好きと、家族愛の好きをちゃんと分かっていないような気がしてしまいました。
心を閉ざしていた子供…

1

上海散華 小説

沙野風結子  小山田あみ 

沙野センセイにしては甘いストーリー。

アヘン戦争後、上海は不平等条約により開港され、
それを機にアメリカ、フランス、イギリス、日本がこぞって上海に租界を作った。
租界とは治外法権の外国人居留地。1920~30年代には各租界に洋風建築が立ち並び、
ショービジネスやナイトクラブが繁栄した。
上海が「不夜城」と呼ばれるようになったゆえんです。
またそれぞれの租界の境界付近は警察も手出ししにくかったことから、幇(パン)と呼ばれるマフ…

4

タンデム ~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

美しすぎる犬と野獣

男に対して「綺麗」だの「美しい」だの形容するのは
もはやBLの常識、世間の非常識だと思うんだが(笑)
さらに「綺麗すぎる」とついに「~すぎる」までついてしまった。

靫(ゆぎ)は警視庁公安部の綺麗すぎる捜査官、
はて、綺麗すぎるってどんな美形なのよ?と思って
せっせと読んでみましたが、意外なことに靫のルックスについては
それほど書いてない。むしろ、身長が180㎝近くある大男だったり、…

10

「哀しくて、愛しい」特典 書き下ろしショートストーリー 夢 SIDE KAZUMI グッズ

いつまでも心に残る二人

原作は一年以上前に読んで、いまだにずっと心に残り続けている大好きな作品なので、どうしてもSSが読みたくなって、SS付きを買い直しました。だから、同じ本が二冊あるんです。
原作では、和美視点が最後に少しだけだったので、このSSで、和美が和也に乱暴なことをしてしまって後悔し、見捨てられるんじゃないかと不安になる気持ちがよくわかって、ますます和美が愛しくなりました。夢にうなされた和美に「行くな」とつか…

3

わるい男 小説

榊花月  小山田あみ 

「カマスください」「は?」「ブランデーのカマスだよ君!」…あぁカミュね…。

え~、ヒジョーに微妙な作でした。
「わるい男」である上司は「わるい」と形容するにはどうかと思うんだが。
「ワルぶってる」がせいぜいです。
ホテルのラウンジでスコッチウィスキーではなく、
舌噛んじゃいそうな名前のアイリッシュ・ウィスキーを
オーダーしてしまう冬堂がツッコミどころ満載のかなりイタイおっさんな件w

飲みなれてるオッサンなら行きつけのバーぐらいあるだろフツー。
どうでもい…

0

棘の檻 小説

本庄咲貴  小山田あみ 

お兄ちゃま~歪み過ぎです

兄弟がいると、この作品ほどではないにしても、大なり小なり兄弟間での僻みや
コンプレックスなんてものが多少は存在するのではないかと思いますが、この作品の
お兄さんは、かなりダークな影が多い痛いお兄さんでしたね。
何をしてもやっても一心に兄と慕う弟が嫌いで目障りで仕方ない、そしてえげつない
弟への扱い、でもやっぱりどこかで肉親の情はあるけれど、それすら認めたくない。
弟は嫌われているのを知っ…

7

恋ひめやも 小説

英田サキ  小山田あみ 

BLの教科書!?筆力の高さに参った。

今さら、当たり前のことを書くようですが、英田先生、さすがです。
なんというか…正座して読みたいBL本。背筋が伸びるBL本とでも言ったらいいのか。

英田先生、いやBLの中でも一人称語りで始まる作品というのはそう多くないはず。
たしかに一人称語りは書き手としては入りやすいんですが、自爆しやすい。
視点や場面の切り替えが書けず、作品世界の広がりが作りにくい。
ゆえに独自の世界観を構築してい…

7

抗えない情熱 小説

結城一美  小山田あみ 

キザったらしいオヤジがツボったw

こういうのには問答無用で反応するwww
スマートでキザで包容力ありそうな、しかもHのテクは鉄板のオヤジ攻め!
35歳で教授とか、35歳でオヤジ扱いっていうのも抵抗はあるが、とりあえず「大人の男」!

百合野は大学時代からの先輩に突然、別れを切り出され、友達に連れられてバー『dolphin』へ。
そこで出会った超デキた大人の眞山の前で酔っぱらって意識喪失、
気付いたら近所のホテルのベッド…

8

探偵は止まり木で眠る 小説

伊郷ルウ  小山田あみ 

ディテールがひっかかりまくり。

全体感としては、不思議な話だし、含みもたっぷりあって面白い。
小山田あみ先生のイラストレーションも上品なセピア色基調でいい。

ゆえに、ディテールが気になるんですよー!!!!
亡くなった天海の恋人で叔父(しかも年上受けだし)、
8席しかない店で天海がどう生計立てているのか、
天海が「見た目も攻め」って、一体どういうところが?
雰囲気で惹かれて「抱きたい」と思うのは十分ありだけれども、…

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