小山宗祐さんのレビュー一覧

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

最後好きでした

またもやすっかり夜光花さんに騙されました(いい意味で)。
サスペンスもののBLです。
殺人方法に「こういう仕掛けがあったのかー」とかはあまりないので、
サスペンスのそういうものを期待して読むと、ちょっと違うかも。
いやはやしかし、自白させるのにそういう攻めって…。
BLだからなぁ〜、そうなるかーそうだよなー。
ちょっとそこが多くてだれてしまった。
後、私はどうしても獣姦とか物とかとい…

1

裏切りの夜 小説

仔犬養ジン  小山宗祐 

So cool、So hot!

人望のある警察幹部の父を持ち、
屈折した思いを抱えながら表面的に過ごす刑事・ケイゴ。
人々の噂に反して真摯な愛を求める美貌の内部監査官・ダイアー。
ケイゴは、最初仲間との賭けにのってダイアーに近づき
一夜を共にしたのちに裏切るのだが、
そんな出会いをした二人の男が、とある殺人事件を通じて
対立したり疑ったりしながら、互いを求めるようになっていく……。


ゲイにとっては寛容な(で…

3

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

舞台がたいへん好みなテイストでした

ドールハウス職人と言う職業設定に面白味がありストーリーに活かされていると思います。
テイストは「そして誰もいなくなった」と「レベッカ」を混ぜた感じで個人的にたいへん好みでした。

ただ、展開と語りに途中で飽きてしまって、飛ばして読んだり戻って読んだりしてしまいました。
ひとつひとつの事柄や事件は面白いのに流れが退屈になってしまう部分があったように感じました。

CPについては、もう少し…

2

穢れた純愛 小説

華藤えれな  小山宗祐 

もったいない

性格の悪い受という設定なら萌え作品になったと思います。

この作品の何が悪いかというと受の行動は自己中心的で
他人を踏み台にしてあまつさえ普段はそれを忘れているというのに、
攻がそんな受のことをモノローグで絶賛している所だと思います。
しかし受の実際の行動は最低の一言なので、
読んでいるほうはギャップを感じてストレスが溜まります。

もとから性格の悪い受で、そんな受でも攻は惚れてい…

1

穢れた純愛 小説

華藤えれな  小山宗祐 

最低な受け

受けが非常に不快でいらいら。
歪んでいて自己愛が非常に強く自分のことしか考えていない。
最後に成長するのかもしれないと思って読み続けたが最後まで自分のことばかり。
受が愛される理由がわからない。
罪を償うことも罰せられることもなく、丸くおさまったのには唖然とした。

1

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

サスペンス色が強め

本のカバーにあるあらすじを読んだとき、椿と智洋の2人っきりだと思ったのですがそうではなく、家政婦のイトさんと母親の浮気相手3人(道山・相場・兼田)もいたんですよ。
で、母親を殺した相手を突き止めて社会的制裁を与えようというのが椿の意図していたことなんだけれども…閉鎖空間で精神的に追い詰められていくことで皆がおかしくなっていくのですよね。
不審すぎる首吊り死体・雪で橋が壊れて警察が来れない・停電…

3

堕ちて魔物と闇の中 小説

矢城米花  小山宗祐 

初読みでハードル高し!触手好きな方には良いかな

矢城さん、初読みです。
ひじょうにセンセーショナルな作家さんだとは知っていましたので、なかなか手が出せずにおりました。
や、でも、わたしにはまだハードル高かったかなあ。

**********************
受けは母子家庭で育ちましたが、母の再婚で新しい家族ができた高校生の千晴。

攻めは人を殺して生き延びる魔物だという、触手を操る汐。
関西弁で話し、昼間は力が出せないら…

0

裏切りの夜 小説

仔犬養ジン  小山宗祐 

アメリカン・ハードボイルドの世界

先日『FATHER FIGURE』の翻訳で久々にお名前を拝見した、
仔犬養ジンさんの作品。

サンフランシスコを舞台に、
ゲイや異教徒への偏見、腐敗した警察組織、
それらの中でもがくゲイの警官二人の生き様と恋を
硬派なタッチなで描きます。
おそらく年下攻。


【あらすじ】
日系二世の父とユダヤ人の母をもつ警官ケイゴ(攻)は、ゲイ仲間にけしかけられ、「絶品のヴァギナ」と噂され…

2

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

おぼこのドールハウス職人

ネタバレなしで書きたいと思います。

個人的には俺様ちっくであったり、ヤンデレな攻めは苦手です。
夜光さんは作家買いしていますが、夜光さんの作品はそういった攻めが多いのも理解しているのに、買うのをやめない自分に頭を傾げます(苦笑
この作品も攻めは病んでる傾向で、俺様かな。
サスペンス色が強い作品です。


受けの智洋は自身が人形のように整った容姿を持つ、25歳のドールハウス職人。

5

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

サスペンス風BL

私が始めて読んだサスペンス風BLかもしれません。
雪に閉ざされた洋館で一人、また一人死んでいき、最後に残るのは……!といった内容です。
受けの智洋が個人的に大変ツボだったので、萌×2(萌に近い)です。

サスペンス風の部分に関しては物語の面白い部分なので言ってはいけないですね…
でも読んでいくうちにだいたいの予想は付くと思います。
一人目だけが謎解きまでどうやって死んだのかちょっと迷っ…

4
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