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7/10(合計:91件)
剛しいら 小笠原宇紀
茶鬼
ネタバレ
これは実に淡々としたお話です。 それは主人公が自分の定められた運命を甘んじて受け入れざるを得ない環境にあり、またその為に自由に思うままに生きることができないからかもしれない。 これも政界を舞台にしてその裏に渦巻く陰謀と憎しみに翻弄される主人公達という、外国工作員までが登場し、かなりハードなアクションものになりそうなのだが、あくまでも”人の心”に焦点を当てている点にぶれのない剛しいらを見ることが…
かわい有美子 小笠原宇紀
むつこ
冷戦まっただ中のベルリンでの、ロシアのスパイ同士の恋の話です。 よくもまあ、BLでこんなものを題材にしたもんだなぁと思います。 まだ完結してないので、今から手を出される方は気をつけてください。 スパイ小説としても迫力のある面白いものを期待したんですが、そっちは微妙でした。 かわいさんだから期待しすぎたのかな。もし他の人が書かれたものなら、そこまで期待しなかっただろうから、ガッカリもしなかっただろ…
高尾理一 小笠原宇紀
幼い頃からご主人様一直線の一途な下僕ストーリー。 元のテーマが「伯爵と下僕」らしく、ご主人様は生まれながらにして高貴で我儘で、態度はデカく。 しかしちゃんと悪いと思えば素直に謝ることもできる頭のよい坊ちゃんでしたので、気持ちのよいスマートな主人と下僕の物語でした。 また、犯人は誰?みたいな推理も含まれており、舞台はほとんどがお屋敷の中だけで登場人物もたった5人という、コンパクトな作りがまるで…
小笠原宇紀
たまねぎ頭巾
私は美人な攻めが好きなので、 攻めの涼太郎やシヴァも綺麗なお兄さんなのが、好印象でした。 大満足です。 やっぱり小笠原さんの絵が好きだな、と再認識しました。 ストーリーの方は、どうやら、なんだかんだで主人公二人は最初から両想いだったようで、よかったです。 両想いなのにすれ違っているという設定が好きなので。 同時掲載の「刀神記」のアーマラカも可愛かったです。 性格も素直だし。 …
これを読むだけでは、話の全体像が見えてきませんね。 始まって数ページで受けが犯され、さらにその数ページ後に殺されたのには、とても驚きました。 その後も受けは定期的に犯されていますし。 うまく表現できませんが、この作品においては、性行為がモラルの届かない場所にあるように感じます。 ところで、この作者さんは、陰毛をはっきり描くんですね。 なんだか独特な描き方だと感じました。 リアルでは…
橘かおる 小笠原宇紀
けもけもぱぷ
この作家さんとイラストレーターさんで読んでいないはずがないんですが、まったく思い出せない……内容は悪くなかったと思うんですが。
かなりのトンデモ設定なんですが、勢いというか、ノリで一気に読ませてしまうあたりは、さすがの剛しいら。 おもしろかったです! 剛さんと小笠原さんのペアは、わたしのツボが多いかも。
いろいろトンデモ設定なんですが、おもしろく読んでしまいました。剛さんならでは、という感じもします。こういう突き抜けた展開を、ちゃんと読ませてしまうのも剛さんならでは。 イラストも、お話に合ってました。
暁由宇 小笠原宇紀
どう見ても攻っぽい実業家の受が、きれい系のビアニストの攻とつき合い出すんですが、まずカプが逆じゃないの、という感じもあって意外性があり、それでも納得させてくれる展開で、わりといいしっとりムードの大人のロマンスになっていると思います。 この本のイラストで、小笠原さんの名前を覚えたので、わたしにとっても印象深い一冊。
暁さんの話に、小笠原さんの絵は合ってると思うので、雰囲気倍増。 ソムリエの主人公は、実業家の恋人と、彼に紹介されたレストランのオーナーの日仏ハーフとの間で揺れ動きますが、その曖昧さというか、恋心のずるさに妙にリアリティがあります。三角関係でも、あまり泥臭くはなく、もうちょっと愛憎渦巻いてもよかったと思わなくもないんですが、この妙に重苦しくない雰囲気がいいのかも。 三角関係のジレジレ感という…