total review:264230today:20
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
2/9(合計:87件)
小笠原宇紀
雪りんご
これぞ小笠原ワールドの神髄。はっきりと好みが分かれる作品ですが、スタイリッシュな耽美?とでも言えば良いのか、シュールなのかコミカルなのか、表現できない世界です。 イオニア海に浮かぶ都市国家ベルナー公国が舞台。王室警護隊の隊長・吉祥×部下のフリッツを基本のカップリングとして、元恋人ヴィクトル(浮気してフられた)×吉祥、最後の方で魔神のバエル×フリッツなど、入り乱れていますが、世界観が世界観だけ…
『奴隷王』以外に読んだことがなかったので、今作の世界観に脱帽! 小笠原さんの硬質で華やか、完成度の高い絵は、ファンタジーや時代物でこそ映えると思っていますが、なんだろう、不思議な世界感で、独特のテンポとズッコケ感と、そのズッコケが既にズレているんじゃあと、天然疑惑をもってしまう感じが、美麗なイラストと相俟って不思議な感じです。ギャグとは言えないけれど、それにかなり近かく、こんな笑いもあるのかと…
日生水貴 小笠原宇紀
こにしそる
ネタバレ
10年以上経って再会する義理の兄弟もので、弟攻めです。 兄が意地っ張り美人で、弟が強気な俺様系。割とスタンダードな組み合わせ弾なあと思ったのですが、ストーリーが面白かったです。 主人公雪成は調香師として香水のお店を経営していますが、調香というお仕事についてしっかり調べられているし「へー」と思う部分が多くてお仕事ものとしても楽しめました。 弟の響也はアメリカに行っていて10年以上たって、探…
マキヲ
初めて読んだ時はなんだかごちゃごちゃしたお話だなぁと思い、2回目でやっとお話の全体の流れが理解でき、3回目で面白さと素晴らしい萌えを感じることができました。初読でレビューしなくて良かった…。 これ擬人化…人外?ケモミミ?ジャンルのBLになるんですね。まずそれを飲み込むのに時間がかかりました(アホ)。ファンタジーですが、小笠原宇紀さんの美麗な絵は画としての説得力があるので何度も読んで隅々まで堪…
クリスマスというか、サンタクロースの世界(?)のお話です。 人間のパイロットとトナカイ(擬人化)という見たこと無い組み合わせなのですが、設定もかなりぶっ飛んだ感じがしました。 トナカイのアクセルに一目ぼれされて、次期サンタクロース候補としてサンタの国に連れて来られる長池。 このトナカイやサンタの学校の設定はちょっとふわふわっとしているというか、脇キャラも個性的で、他にもサンタ候補として連…
はるぽん
トナカイ養成学校の教師であるトナカイ、アクセル(受け)は、生徒のピーターとトーマスとともにプチ遭難したところをパイロットである長池(攻め)に助けられる。発情期だということもあり、長池を好きになってしまったアクセルは、助けてもらったお礼に身体を差し出そうとするが、鈍い長池は粉をかけられていることすら気づかない。 想いは伝わらないまま、それでも仲良く過ごしていたが、やがてアクセルは、代替わりするサン…
雀影
あらすじだけ読むと、なんだかチャライお話みたいですが、ところがどっこい、幼い頃の一目惚れの恋を叶えるために新薬開発しちゃうという、意外とシリアスなお話でした。 いちゃいちゃラブエロなだけのお話じゃなくて、シリアスなストーリーが一本芯に入っているため、その分所々駆け足な所があったり、ラブ自体があっさりめな感じもありますが、コミックにもちゃんと内容が欲しい派にはこれはこれでいい。 ただ、主人公の未…
後編、第2巻は、かなり駆け足ではあるけれど、ちゃんと王位継承争いも終結。 そして、ジュマルとレオナールの幸せな新しい人生と、ついでにニコライデスの行く末まで描ききって、大ハッピーエンド。 連載開始からだと足かけ7年? コミックスの1巻目と2巻目の間が4年くらいかかっているようだが、ちゃんとお話が終わって、それをまとめて読めるなんて最高。 こういう異世界ファンタジーのような作品って、一度その…
この作品には作者さんの「雨の中からやってきた」から「抱擁実験」を経てたどり着いたのですが、今となっては、こういう時代物ファンタジーが逆に新鮮というか、「クッ殺…」ストーリーは永遠に不滅というか、 この作品世界に、睫毛バサバサの美形絵がとってもはまっていて、鎧甲やコスチュームの美麗な繊細さも素敵。 そして、他の方も触れいていますが、出版が古いだけに、ほぼ無修正(ワァオ) もう、これは、これで、…
けもけもぱぷ
ばかばかしいけど、おもしろかったです ひさしぶりにBLマンガを読んだって気がしました 実際、ひさしぶりに読んだんですが 小笠原さんは作家買いなので、新刊で見つけたら即買うんですが、まったく前知識がなかったので、裏表紙のあらすじをみても、??? ファンタジーというか、へんな設定で、かなりシュールなおはなしでしたが、主人公はとてもよいアホの子で、オマケのちっちゃい子たちもかわいかったです …