緒田涼歌さんのレビュー一覧

熱砂の王 1 小説

小塚佳哉  緒田涼歌 

王様のたったひとつのワガママ

BL小説の世界には砂漠ものとかアラブものとか呼ばれるカテゴリがあって、強引にさらったりオークションで売られたりがテンプレのようです。なので、どれも同じ話に見える…。
が、今回は年下攻が可愛くて甘かったので浮上。強引だけど傲慢ではなく、Hでいたぶることもない。で、処女(?)を抱いたのが初めてで新鮮だったからさらってきちゃうところに笑った。厳密にはその前から受に見惚れてたけど、自分たちが王様に経験あ…

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恋敵(ライバル)は32人!? 小説

由比まき  緒田涼歌 

うーん…ちょっと泣いちゃったんですが、

泣いちゃうようないいシーンもあったんですが、全体的に見て、私の地雷でした。
小学校の先生が主役です。
初めて担任したクラスでの一年間のお話なんですが、その先生を、「こういう考えかたをする先生こそがいい先生だ」みたいなストーリーになっていて、そこがかなりキツかった。
たとえば「生徒を疑わない」とか。(疑ってないふりするのは大事だけど、基本的には疑っておかなきゃダメでしょう)
「宿題はなくていい、通知…

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非BL作品

魔術は知らず忍び寄る 非BL 小説

真堂樹  緒田涼歌 

頑張れ!

 ネグリン伯の淋しさが印象的でした。いくら体を重ねても満たされない。だって、それは愛じゃないから。彼が本当の愛を得るところまで、物語は描きませんでしたが、答えは見つかっています。あとはネグリン伯の努力次第。

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非BL作品

魔術は夜ごと蘇る 非BL 小説

真堂樹  緒田涼歌 

悲しいこと

 シリーズ第3巻。前作にひきつづき、クリストフェルは妖しさMAXです(笑)。背中に残る傷が、彼の謎めいた過去に関係しているようで、とても気になりました。                                              でも、それ以上に気になるのは団長とエドワードです。               説明しますと、団長ことグレゴリーは所謂オネエ系で、いつももみあげの手入ればか…

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非BL作品

魔術は熱く秘めやかに 非BL 小説

真堂樹  緒田涼歌 

華麗で素敵

 魔術シリーズ第2巻です。第1巻を読んでから1年ぶりにシリーズを読んだのですが、すぐに物語に入ることができました。やっぱり面白いです!  物語はアルウィンが女王に逆らってブルーロータス騎士団に入団しようとするところから始まります。不良騎士たちはアルウィンに反発し、荒っぽい‘歓迎”を画策する者も。そして事件が起こり、、、。                                       …

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不確かなシルエット 小説

きたざわ尋子  緒田涼歌 

一粒で二度美味しい

一作で、年下攻めと年上攻めが味わえる二度美味しい話です。
自己流の退行催眠がうっかり成功して、29歳から19歳に。
年下攻めからの先行スタートです。
戻ってからの切ない展開もあって、非常に萌えました。

デザイナー・武村亘晟(29)俺様ヘタレ攻め×秘書のバイト(家政婦)・増宮巧真(大学生)(20)クールビューティー受け
デザイナーの亘晟が女の秘書と上手くいかないので、探し出されたのが拓…

5
非BL作品

魔術は甘く美しく 非BL 小説

真堂樹  緒田涼歌 

おもしろいです

 魔術の街ウォルロックを訪れた清廉な騎士アルウィンが出会ったのは、闇をその身に纏う魔男クリストフェルだった・・・。光と闇という正反対の世界に暮らしていた二人の出会いが、やがて国の行末を握る戦いへ繋がっていく! 
                                         というファンタジー小説のシリーズ第1巻です。基本的にはシリアスですが、騎士団の不良騎士グレゴリーとエドワ…

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愛咬の掟 小説

高尾理一  緒田涼歌 

可愛がり方がツボ♪

穂積は中学生のとき刑事だった父親を何者かに殺されます。
父親はヤクザと取引していて裏切ったから殺されたんだと聞かされますが
どうしても父親がそんな事をするとは信じられず
自分で犯人を捕まえようと刑事になり独自で事件を追います。
時効成立までもうすぐ・・・。

そん中
情報屋から穂積が黒幕ではないかと追っていた人物が
取引をする情報を入手し
張り込みをしますが、その場から穂積は何者…

5

緋色の雪 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

愛憎共存の関係

初っ端からのパターン外しに興奮しました。
病弱な受けが弱っていたら保護して、攻めによる鬼畜三昧が多い中で、珍しいパターンです。
時代設定は、GHQや戦争未亡人などが出てくる時代です。

永井は貴文の家に恨みがあって、その復讐は成功し、一家は夜逃げをすることになる。
病弱な三男の貴文は足手まといということで、家族に捨てていかれた。
脆弱な身体から迷惑をかけていたし、それも当然と貴文は諦め…

3

限りなく危険な恋人 小説

中原一也  緒田涼歌 

一番の拾いもの

大神は動物でも家出中の女の子でもなんでも拾ってきてしまうのですが、一番の拾いものは受けの巡査です。

大神には秘密がある。
ただのバーテンのはずなのにお金があるし、自分には話してくれない。
流れで関係を結んでいるだけとは、誤魔化しきれない思いが溢れて……。
恋愛だけじゃなく、ちょっとしたミステリー要素もあって、予想はつくのですが楽しかったです。

主役二人だけではなく個性のあるキャラ…

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