緒田涼歌さんのレビュー一覧

援助恋愛 小説

石原ひな子  緒田涼歌 

良い人ばかり

1冊ぜんぶ表題作です。陽介(受け)の視点でストーリーは進みます。

陽介は異母妹の治療費のために仁(攻め)と愛人契約を結ぶのですが、そんなお金を持っていたら引け目を感じると後悔して返そうとします。この負い目は序盤からあり、抱かれた後すぐも契約を辞めようとします。

その迷いが人間の弱さを表しているようではあるのですが、私には優柔不断に思えてイラつきました。
義母は金よりも陽介に恥ずかしく…

0

パパから求婚されました!? 小説

伊郷ルウ  緒田涼歌 

子持ちの年下攻め、という設定は面白いものの…

子連れモノですが、攻めの方が子持ちで、しかも年下攻めというちょっと珍しいパターン。
ただ、ストーリー展開にその設定がいまいち活かされていないような??
そんな勿体ない印象を受ける一冊でした。

あらすじ:
絵本作家の真琴(受け)の隣に引っ越してきた、西嶺(攻め)とその息子。
真琴は、男所帯を心配してたびたび彼らの家事を手伝うように。
絵のインスピレーションを与えてくれる息子との時間は…

4

生け贄王子の婚姻譚 小説

鹿能リコ  緒田涼歌 

中華ファンタジー

初読み作家さんで不安を感じながらも購入。
中華風ファンタジーで思ったよりも面白く読めた。王子ををわざわざ公子と書いたり、高官を大司馬・大司空という役職にしているのも雰囲気があって良い。なのに肝心の主人公の一人称が「僕」なのはいただけない。年齢も29歳なのにそれは無いだろうと思う。それを読むと一気に現実に引き戻されてしまう。
会話以外の文章は違和感なく読めるだけにとても惜しい。会話も年齢と立場に…

2

トレインビースト 小説

西野花  緒田涼歌 

主人公の壮絶な快楽への目覚め

2011年の発売当初、本屋でこの小説を見かけた時は<主人公が友人と思っていた男に騙されて謎の列車に乗り込んだ事から輪姦、凌辱にあう>というあらすじにぶったまげて、そっと平積みの山に戻したのを覚えている…。

数年のブランク後に腐界に戻ってからは、あ、これも大丈夫じゃん(笑)と許容範囲を広げつつ小説を読んできた身ながら、何故かこれに限ってはリアル犯罪と紙一重な痴漢もので萌えていいのか…

2

トレインビースト 小説

西野花  緒田涼歌 

痴漢ファンタジー

地味で淡白な隠れ美形の公務員・忍が「痴漢電車」に乗せられて恥辱の限りを尽くされた結果、未知の快楽に溺れ、自らの異常な性癖を受け入れていく…という展開。

清々しいほどエロエロでした。一応、そこに愛はあったので苦痛ではありませんでしたが読んでいてちょっと疲れました。ストーリーはほぼ無し。これまで本性が抑えつけられてきた理由らしきものがあったり、婚約者への罪悪感で悩むフリをしたりしますが、そういう…

0

トレインビースト~KAI~ 小説

西野花  緒田涼歌 

トレイン♪トレイン♪

2作目ですね。表紙で違う人物と読み始めるまで気づかなかった
私は・・・どーしたらいいのかwwというところ。
ともあれ、前作の続きかなと思っていた今作
攻守変わってというところですね。
学級委員長タイプ!まさにですね。
みんなのために頑張ってるのに空回りした挙句
陰口を言われちゃうっていうタイプですね。
そんな子をエロエロに手籠めにしてしまうなんて。。萌えるじゃないか!

設定から…

0

トレインビースト 小説

西野花  緒田涼歌 

痴漢電車

エロエロです(*´∀`)ノ ヤッタネ☆ってなもんで
美味しくいただきました。ありがとうございます。

ばあちゃんが厳しくて
まじめに真面目に生きてきた受。
そんな受が、昔の友人に頼まれて足を踏み入れた電車。
そこはなんと痴漢電車!?
知らないのは受だけで、みんな公認でドを超えた痴漢プレイ
にいそしみましょうwというお話ですな。
赤、黄、青の札を買うことで、それぞれランクがあり

0

閃光と共に跳べ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

公私共に信頼し合う二人

おおらかな犬伏が好きなので橋埜の「こんな犬伏が好きだ、愛しい」発言に共感しながら読んでます。
今回犬伏負傷、胸が締め付けられるようでした。
何度も何度も本がボロボロになるぐらい読み返しています。
相棒物が好きな方にはおすすめなシリーズです。

攻める受け橋埜と尻に敷かれながらも素直じゃない橋埜を温かく包みこんでいる犬伏。
そんな二人の関係に危機が!?
という今回のお話ですが、大好きだ…

3

閃光と共に跳べ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

続編希望

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ハイジャック事件を機に互いを唯一無二と認め合ったSAT隊員の橋埜と犬伏。怪我を負った橋埜が制圧班から指揮班に異動した現在も、表面上は言い合いながら心身ともに堅く結ばれていた。あるとき、いつもの口喧嘩のあと素直になれないまま別れたふたりは、後日待ち合わせた商業施設内で爆弾テロに巻き込まれる。体育会系×毒舌クール美人、SATシリーズ!
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SATシリーズ、犬伏と橋埜再び。

2

饒舌に夜を騙れ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

バディ萌え

SAT、第2制圧班班長の橋埜は、クールで知性派に見えて実は近接格闘技が得意でナイフを持たせれば10人くらいはまとめて相手にできる腕前だし、仲間思いで熱い男前。第1制圧班班長の犬伏は、体格腕力ともに優れていて、性格は豪快で懐が広く、細やかな気遣いができる根っからのリーダー気質。2人、互いに信頼し合い支え合う関係。
橋埜がハイジャック犯の制圧の際に負傷してSAT を辞める決意したことで、犬伏に恋情を…

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