きたざわ尋子さんのレビュー一覧

推定・恋人 小説

きたざわ尋子  高座朗 

智史のキャラは理想形

きたざわ 尋子/推定・恋人 (白泉社花丸文庫)
純愛:☆☆☆
H度:☆☆☆
オススメ:☆☆☆☆

人を信じられない智史と野心家の高原のすれちがいながら、愛を深める話です。
智史の攻撃的ではないおちついた雰囲気がとてもいいですね~。
好きなキャラです。

智史のバイト先のカフェの雰囲気も好きだし、表向きの自宅ボロアパート 実は高級マンションといった環境も好きです。

1

啼けない鳥 小説

きたざわ尋子  陸裕千景子 

やはり次回は脇カプに

私にとっては久しぶりのきたざわさんです。
そして久々のヒットかな。
きたざわさんのお得意テンプレの年上の攻めに甘える(少々幼い)受けのカップリング。
天才少年なのですが、それ故に人間としては幼く不完全。
私はこういう受けに弱い(笑)

そしてきたざわさんお得意の続編というか脇カプの話に続くようです。
そして今までのテンプレだと、こちらの方が面白いカップリングになる可能性大(笑)
次…

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瞬きとキスと鎖 小説

きたざわ尋子  緒田涼歌 

安心テンプレもの

いつものきたざわさんテイストです。
年上保護者もの?
知り合った大人な男性に庇護して貰うパターンですね。
受けの災難を解決して貰う、きたざわさんには多いお話のパターンです。
でもなぜか半年か一年に一回はこの手のお話が読みたくなります。
展開も先も見えているので新鮮味がないのは確かなんですが、年上に庇護されるって自分自身も好きなんですよね。
安心感とか、自分が疲れているときもなんか頼れる…

1

夜に溺れて 小説

きたざわ尋子  北畠あけ乃 

オトナのヤキモチ

「恋に濡れて」の続編です。
相変わらず、読みやすい文章でした。
諒一のことを疑っている部分で少し物足りなさは感じましたが、続編ということで続きが気になって読んでしまいました。

大学生になって、少しだけど友達もできた千絃に、諒一は大人気ないヤキモチを焼く。
でもそれがとってもいい!
以前とキャラが変わったみたいに、エローいやきもちに振り回される千絃。
しかし反対に、千絃も諒一の職場で…

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手のひらの鳥かご 小説

きたざわ尋子  陸裕千景子 

出生の秘密

『鳥』シリーズ第3弾。
賀野と冬稀は現在の住居を離れ、同居することを決めます。
賀野は、冬稀が研究所以外の場所で適応できるのか心配なのですが、一緒に住みたい気持ちは抑えられません。
賀野は「同居を強制したのでは?」と気にしたり、冬稀も「自分は賀野のお荷物になっているんじゃないか?」…といった具合に、お互いを思いあう気持ちはいっぱい。
二人の関係がこじれる事はないので、最後まで安心して読めま…

3

見つめていたい 小説

きたざわ尋子  赤坂RAM 

シリーズ10作目!

なんとなく読み続けていたらもう10作目になっていました。
元々は「いとしさは罪じゃない」の脇役のスピンオフ作品だったのに、こちらのわりかし淡白な攻×良い子の受はほったらかしにされて、ツンデレ×ツンデレという問題児カップル(笑)がシリーズになってしまってます。

このシリーズの最大の萌えどころは、攻キャラである片瀬理人です。
スペックとしては、イギリスの貴族の娘と日本の金持ちの子供で品のいい…

2

嵐のあとは桜色 小説

きたざわ尋子  麻々原絵里依 

「透明なひみつの向こう」の続編

前を読んでないと、たぶんついて行きにくいと思います。
突発的なことが起きるとパニックになって大失敗をやらかしてしまう睦紀ですが、占いの館「翡晶館」のアルバイトは無事こなしており、恋人同士となった裕一郎ともうまくいっています。
裕一郎からは同居の話も出ているけれど、アパートの家賃を親が負担しているため、親が納得する年上の男との同居理由を考え付くことができず話はストップ。
しかし毎日は幸せいっぱ…

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視線のキスじゃものたりない 小説

きたざわ尋子  街子マドカ 

超能力者

ある日、雅(みやび)は絡まれているところを喬済(たかずみ)に助けられる。しかも喬済は雅のマンションに新しく越してくる大学生とあって親しくなった。
雅には怒りや感情が高ぶると物を壊してしまう特殊な力がある。それでトラブルになったこともあり気にしていた。
雅は助けてくれた恩もあり喬済に好意を持つようになる。が、彼は一と接触するのが苦手な接触嫌悪症だった。その理由が喬済の人に触れると相手の気持ちが読…

0

恋に濡れて 小説

きたざわ尋子  北畠あけ乃 

利用された恋心

千絃は純粋に涼一に憧れていて、好きだったのに。
諒一は最初から目的があって千絃に近づく。
両親を亡くし、親戚の家で冷めて暮らす千絃が唯一憧れを抱いたのが諒一。
ある夏の日、久しぶりに再会した二人は急接近し、恋人同士になる。
優しい言葉で、巧みに千絃の心を捕まえる諒一は、ゲームのように、千絃が自分に堕ちる様を楽しんでいた。
そして、自分を信じて疑わない千絃を利用し、父親への復習の道具に利用…

5

空を抱く鳥 小説

きたざわ尋子  陸裕千景子 

これで完結

『鳥』シリーズ最終巻!
今回は久保寺と充絃です。

前作でひかれた伏線が、ここにきてやっと理解できました。
ライバル会社の陰謀に巻き込まれる充絃。
拉致監禁されますが、痛いことはないです。むしろ物足りない感じ。
脅迫されてどうしようもない充絃がかわいそうだけど、悲壮感はないです。
前作で登場した中津と久保寺がミョーに意気投合している感じで、面白いです。
この二人がタッグを組めば、過…

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