きたざわ尋子さんのレビュー一覧

感じやすい傷 小説

きたざわ尋子  赤坂RAM 

ヘタレ叔父さんより、当て馬の方が..

当て馬となる浩平が包容力バツグンで、グイグイ積極的なイイ男なので
どうも恭祐オジサンの魅力がわからず、不満の残る感じもしました。
酔ったフリして尚矢を抱いたわりに、尚矢の反応を見て逃げる立場を
とった恭祐にはガックリ。
しかも、尚矢に欲望を感じる自分の抑止力として緒方に一緒に住んで
もらうなんて、ちょっと情けないんじゃないですか~!?
底抜けに明るくて、思ったまま行動する浩平の方がよっ…

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重ねる指先 小説

きたざわ尋子  高嶋上総 

薄幸の美少年にメロメロ攻め

あらすじ読んでもわかるように、薄幸の美少年モノです。
どっちかというとネガティブ系。
個人的にはあまり感情移入しやすいキャラ設定ではありませんが、ストーリー自体には引き込まれるような引力があります。

雨のしっとりした雰囲気とか、内に籠る体温や吐息など想像できて全体的に情感のある綺麗めな印象。

現在と二年前の出来事が丁寧に描かれているのも好印象でした。
社長カッコイイ人だし。
主…

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嘘だっていいのに 小説

きたざわ尋子  麻々原絵里依 

強がっていたけれど、本当は!

この作品は、”透明なひみつの向こう”の、登場人物の、海里の恋の、
お話でした、以前の主人公の、睦紀より目立っていた存在だったので、
海里のお話が読めて、とても嬉しかった。

でも、中身はちょっと悲しい、2人が腹の探り合い、
体は許せても、心は別と割り切ったつもりが、実際は海里は、
不眠症や、味覚がなくなるなど、可哀そう。

龍之介は、占いの謎を、探るつもりが結局、海里に惚れてしまう…

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小説リンクス7周年記念プレシャスBOOK グッズ

1枚の絵から妄想してみよう!

2009年の小説リンクスを彩ったイラストに小説家さんがオリジナルストーリーを付けるこの小冊子。
短いけれどなかなかステキでしたvv

「ピストルオペラ」篠崎一夜×香坂透
任侠道で敵対する組織の2人。
攻は受に盃を受けて欲しいが、受は組織を裏切るような真似は出来ない、と。
受の方がキレイな顔して言葉に訛り?があります。

「運命の刻を分かつ者」秀香穂里×陸裕千景子
大尉×少尉
自…

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小説リンクス7周年記念プレシャスBOOK グッズ

応募が毎年恒例!

我が家にも一昨日、届いたばかりの小冊子です。
昨年よりも、ややページ増しした140ペーシ。
作家陣も豪華ですが、イラストレ-タ-陣も至って豪華な顔ぶれで、内容のショートショートも意外と読みごたえがあって、応募したことを悔やませない貴重な一冊だと想います。

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みずいろの夜にあまく 小説

きたざわ尋子  麻々原絵里依 

年上のやきもち!

3作目です、2人の暮らしもお引っ越しして落ち着いたと思ったら、
今度は妹出現で、保護される睦紀が、妹相手だと、
いきなり保護者に転身、裕一郎のことをほったらかし、
ちょっと、おもしろくない裕一郎に、お仕置きされる、
萌な部分もでて、楽しめました。

占い?かな? 水晶玉からの見えることが、妹に見えるのも
なんかいいね、将来バッチリ見えて、一番大人な妹、最強!

のほほんとした、睦…

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透明なひみつの向こう 小説

きたざわ尋子  麻々原絵里依 

カワイイ受けに、LOVE!!

なかなk、ドジな主人公に、素敵なサラリーマンの大人な男が、
惚れてしまう、最初の出会いは、ただ意識をしただけ。

そのあと、また再会してかまっているうちに、どちらもが本気になって、
だんだん、成長する主人公を、見守るいけない保護者?

天職のような、占いのお仕事、そしてコスプレ?(変装)とっても
素敵です、脇の2人も、華をそえて、私は好きなストリーでした。

イラストの麻々原先生…

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嘘だっていいのに 小説

きたざわ尋子  麻々原絵里依 

スピンオフ

大学三年生の海里は優しげな容貌とは裏腹に面白いことには目がない性格。
ある時出会った華やかな美貌の一つ年下の青年、龍之介に「好みだ」と迫られる。
どうやら海里に近づいたのには何か目的がありそうな龍之介だが、その駆け引きめいたスリルが楽しくなってしまい……

意図せず買ったら『透明なひみつの向こう』など占い屋さんシリーズのスピンオフ作品でした。
残念ながらそちらは未読です。
一応話はわか…

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甘い罪のカケラ 小説

きたざわ尋子  佐々成美 

とっても大好きなシリーズです。

出会いは、家出少年の智雪の所持金が底を尽きてきた所に、身体を売ってお金を!と男についていった所を匡一郎に邪魔をされる?というより助けて貰うのですが、その後にホテルでルームサービスを食べさせてもらいます。
それと引き換えに智雪の事情を聞くという交換条件を出して来たのですが、何故か、売り言葉に買い言葉で匡一郎に、イかされてしまいます。そして、身体を売るなんてとんでもないと思う智雪なのですが、その後…

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嘘だっていいのに 小説

きたざわ尋子  麻々原絵里依 

年下攻め!

きたざわさんといったら年の差物、絶対に年上攻めなのに、これは珍しく年下攻めでした。

どっちも似たようなタイプの二人が、いろんな思惑を踏まえた上でつき合ううちに、なんだかはまってしまうという展開が、わたしにはおもしろかったし、ツボでした。

薄いといったら薄いし、テンプレといったらテンプレなんですが、やっぱりきたざわさんは好きだなあと思いました。

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