きたざわ尋子さんのレビュー一覧

硝子細工の爪 小説

きたざわ尋子  雨澄ノカ 

もう少し続きを読みたかった

ある一族に現れるプラスな力とマイナスの力、そんなマイナス、負の力を持って生まれ
思春期の感情の揺れとともに爆発して、大事な親友を失ってしまう。
そこからは、世捨て人のようにまだ18才なのに本家に保護される名目で離れに
軽く軟禁生活でもそれは強制されていると言うより受けになる宏海本人が外に出ることを
誰かをまた傷つけるのではと言う怖さからのひきこもり。

そんな状況が3年半、ある日本家の…

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硝子細工の爪 小説

きたざわ尋子  雨澄ノカ 

特殊能力ファンタジー

ではありますが、特に構える必要ないと思います。

あとがきでも言及されていましたが、きたざわさんホントに最近このテの多いですね~。
もともと、こういう『特殊能力・ファンタジー風味』が多い作家さんではあって、別にそれがキライなわけじゃないんですが。

ただ、こちらはここ最近のきたざわさんのこの系統の中ではかなりいい方ではありました。もちろん比較の問題で。
つまり、こちらがよかったというよ…

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束縛は夜の雫 小説

きたざわ尋子  花小蒔朔衣 

逆から読みました

生き別れの双子が出てくるのですが
片割れの後編「辣腕家は恋に惑う」を先に読んでしまい…
先に読んだ方で、少しファンタジーな設定だったのですが
そのいきさつがザックリだったので、どういう事だろうと思っていたら
やっぱり最初に出たこちらの作品で詳しく書かれていましたw

受け様はなんとも、のほほんという感じの受け様で
入れ替わったのですが、絶対こればれちゃうよって感じなんですw
まあ …

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辣腕家は恋に惑う 小説

きたざわ尋子  花小蒔朔衣 

双子の続き物・・・

「束縛は夜の雫」で出てくる双子の片割れのお話でした。

前作品を知らずに読んでしまい、
あれ?初っ端の説明が薄いなと思っていましたが・・・
やっぱり前作品があったんですねw

前作品のレビューを読んでみて(本編読んでません)思ったのですが
今作品の受け様、なんか可愛そうな感じです…
攻め様に愛されるのは、よかったのですが
前に片思いだった相手からの扱いが、可愛そうなぐらいですよ・…

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やさしい雨に濡れる砂 小説

きたざわ尋子  松本青 

続編ですね。

『月のガラスと共犯者』の続編になります。

こちら単独ではおそらくわけわからないんじゃないかと思います。前作読んでるの前提で書かれてるといってもいいくらい。ほぼフォローはありません。

前作ラストが『続編ありき』とでもいうくらいに思わせ振りだったので、やっぱり出たかって感じでした。

ただ、続編が必要かは疑問、というより個人的にはまったく求めてなかった。
そもそも、前作もまったく好…

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月のガラスと共犯者 小説

きたざわ尋子  松本青 

ラブ以外が・・・

ちょっとミステリータッチのストーリーです。

攻受両視点交互で進むので、キャラクターはともかく読み手には双方の心情も事情もよくわかります。


名前以外ほとんど明かさない、資産家の孫である真砂(受)を部屋に出入りさせている保険調査員の瀬良(攻)。

瀬良は行きずりの真砂を拾ったような気持ちでしたが、実は真砂は小学生の時に出逢って助けてくれた瀬良のことをずっと想っていて、探偵に頼…

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臆病なジュエル 小説

きたざわ尋子  陵クミコ 

それぞれのカプを堪能

表題は高校時代の先輩後輩のカプのお話で、受けになる後輩の湊都に長年片思いしてる
先輩の達祐の気持ちが通じて恋人になるまでを溺愛気味に甘く描いてます。
湊都には高校時代の同級生で一応恋人がいるのですが、同じアパートの隣人同士で
恋人とは名ばかりで浮気をされまくっている湊都。

既に恋愛にレの字もない惰性的な関係ながらも、浮気をされ怒るよりも面倒だと
いう思いで過ごしていた時に、入社したば…

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臆病なジュエル 小説

きたざわ尋子  陵クミコ 

甘い執着と異常な執着?

きたざわさんには珍しく(あとがきで『初めてかも?』と言われてました)、CP違いの中編2編(&SS1編)の構成です。
きたざわさんは、脇キャラクターをメインにスピンオフ展開されるのが基本パターンですので。

まずは表題作。

湊都(受)は、専門学校を卒業して入社したばかりの会社が計画倒産して失業してしまいます。
さらに、高校の同級生でひとり暮らしのアパートの隣人でもある恋人はもうずっと…

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RUTILE souvenir ETOILE グッズ

いろいろMIX。

ルチルの全員サービスの小冊子。
小説の方が多いので結構ボリュームあります。

…正直、原作知らない作品がほとんどだったのですが、本編を読む前のお試しとしても楽しめるかもしれません。
全体的にわりと甘くて、短いお話のわりに色っぽいシーンもあったり。

そんな中で気になったものをいくつか。

「睦言レッスン」和泉桂(「七つの海より遠く」より)
唯一、原作既読の作品でした。
本編が可…

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溺れそうなリグレット 小説

きたざわ尋子  緒田涼歌 

うざ攻め×かわいい受け

評価なんですが中立に近い萌です☆
ちょっと濃いめのものばかり読んでいたので箸休めに軽くて甘めのが読みたいなと思ってこちら読んでみましたぁ


普段きたざわさんは読まないんですがあらすじで好きなS攻め×けなげ受け?!なんじゃって思って飛びついたものの
好きな攻めじゃなかった(-_-)攻めは受けからのアプローチをずっとかわしてるんですねぇ
それは、受けの気持ちが自分とは違って欲望をともなっ…

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