かんべあきらさんのレビュー一覧

僕らのムーンライト夜曲―新・聖ミラン学園物語 2 小説

七海花音  かんべあきら 

健気すぎてきゅんきゅん!

今回は、前作の第7巻「僕らのコンチェルト誕生」の続編にあたります。

望まない政略結婚を拒否し、東大寺家の家長である祖父に婚約破棄を申し出た優。
優の相手がジュリアンだと突きとめた祖父が、ジュリアンに頭を下げて
優の将来のため、別れてくれ、といってきました。
ピアニストとしての将来と引き換えに、優の思いを断ち切るしかなかったジュリアンは
一夜のうちに、祖父の手によって連れ去られ、学園…

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恋するカ・ラ・ダ注意報 小説

小笠原類  かんべあきら 

テニスのフォームに一目惚れした相手は!?

 高校の先輩ときたテニスコートで、倉田結可はプロの選手と一緒にテニスをする見知らぬ男のプレイに魅了される。ところがその男は、いきなり結可の元に近づいてきたかと思うと、結可に公衆の面前でキスをした!
 おまけにどうやらその男、結可をテニスコートにつれてきた先輩の異父兄らしい。
 プレイはすてきだったけれど、その男――十文字翠には、二度と近づくな、と先輩に釘を刺されてしまった結可。
 結可自身も…

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僕らのセプテンバー輪舞―新・聖ミラン学園物語 5 小説

七海花音  かんべあきら 

Happy End

「聖ミラン学園物語」シリーズの最終巻。
ストーリーは、過去のトラウマからコンクールの舞台でピアノの演奏ができなくなってしまったジュリアンのリベンジが中心です。
コンクールの最後の最後まで波乱が続き、ジュリアンの苦難は続きます。
優の苦悩も続きます。
そして、高校3年生になった優たちは、進路にも悩み始めます。
志望する方向は、優もジュリアンも西園寺もばらばらで、恋人や親友と別れることに対し…

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リメイク 小説

剛しいら  かんべあきら 

なんて表現したらいいのかよく分からない魅力

「フェイク」の続編ですm[g2
「フェイク」ではペーペーだった陽平も今回は俳優として大きく飛躍します

でも、そうやって羽ばたこうとしてる陽平に寂しさを感じる社長信敬。独占欲丸出しなところがちょっとウザイ萌えウザ

まぁでも全体的にみると以前として二人はラブラブ。会えない時間や小さなすれ違いも絆を深めるスパイスのようですね。ごちそうさまでしたって感じ。

それにしても毎回見る度に思うのは、かんべさん...

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僕らのセブン・デイズ天国(ヘヴン)―新・聖ミラン学園物語 4 小説

七海花音  かんべあきら 

結構ドロドロ

今回、優たちは修学旅行に行くことになりました。
お坊っちゃま学校の聖ミラン学園なのに、東北の山に一週間こもるという
なんともいえない地味っぷりに、ここでもうわくわくしてきます。

最後の日のお楽しみ会に、みんなの心もときめきつつ
一同バスに揺られて着いた先には、偶然聖フローレンシア女学院の生徒が!
彼女たちも避暑休暇のために一週間この山にやってきたのでした。

そして、そのメンバー…

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僕らのクラス・リング物語―新・聖ミラン学園物語 3 小説

七海花音  かんべあきら 

乙女なお坊っちゃまたち

今回は東大寺優の親友のひとり、ジャーナリスト志望の新珠静を中心に
ストーリーが展開します。

ネックになるのは「クラスリング」。

卒業式に各クラスごとに違った文句が刻まれて
一人一人に(サイズをあわせて)手渡されるという代物で、
聖ミラン学園の卒業生は、何かがあると必ずそれを指に嵌めて祈るという
とても乙女チックなアイテムが登場します。

ストーリー自体は、ありがちなもので

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僕らのエイティーン開幕 (パレット文庫―新・聖ミラン学園物語) 小説

七海花音  かんべあきら 

義兄に萌え!

前作「聖ミラン学園物語」シリーズに代わって、
今回の「新・聖ミラン学園物語」シリーズから、
挿絵がかんべあきらさんになって、またまた可愛い魅力が出ています。

高校三年生になった優。
横には恋人のジュリアンがいて、親友の西園寺がいて、
たくさんのクラスメートもいて。
と、順調な滑り出しのオープニングが幸せすぎてちょっと不安になります。

そう、その不安は的中してしまいます。

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龍絡の華 凍る灼熱シリーズ コミック

かんべあきら 

凍る灼熱シリーズ

メインカプは仕事の都合で外国にいます。今回の舞台は中国。あとがきを読むと『カジノが有名なあの国』とあるのでマカオかな? シリーズはチェックしたりしなかったりなので、ところどころ追えてない部分もあるけど、コミックが出て一気に読むととてもスッキリする!(^^)! 
でも話の流れより、ポイントとしてあげたい、一番のお楽しみは二人のコスプレ。由孝はビキニパンツ(水着なのでこれは正確にはコスプレではないが…

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御曹司の花嫁 小説

愁堂れな  かんべあきら 

惜しい。

花嫁もので、華族もので、時代設定は昭和初期、です。

視点が受の一人称で進行します。
で、どうもその、攻は決して頭が悪いわけでは無いのに(むしろエピソード上、大変行動力があり機転も利いていると思います)、こと、受への対応に関しては、非常に残念としか言い様のない詰めの甘さで、それが攻の実直さを表現した結果なのだとしたら確かに可愛いと思えないことも無いのですが、いくらBLはファンタジーと割り切っ…

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不器用な恋の掟 小説

桂生青依  かんべあきら 

三つの話が入ってます

最初に入っているのは表題作で、これは外務省のキャリア×美形報道アナウンサーのお話。
二つ目は、時を経て再会、再び燃え上がる官僚同士の恋物語です。
そして三つ目は、一つ目のカップルにの受けに横恋慕する新進気鋭のデザイナーが出て来るお話です。

正直、私がこれを「趣味じゃぁない」にしたのは、まず一つ目の話で、受けと攻めがあんまりにも美形過ぎたからなんですよね。
私、美形同士の恋愛はBLの醍醐…

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