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秋山みち花 稲荷家房之介
香子
ネタバレ
秋山さんのファンタジーは、とにかく毎回設定が私のドストライクなので中盤まではとても面白いです。 養父に剣術を叩き込まれ、17歳で士官学校に入学した榛名。平民出身で見目麗しいため、上級生の欲望を満たすことを強要されそうになっていたところを攻めの大和から助けられ、寮で彼と同室になる。 ベタなシンデレラストーリーは大好きなのですが、いかんせん…ちょっと設定を盛りすぎかと。少なくとも、榛名が実…
あーちゃん2016
稲荷家先生の挿絵を目当てにget。 軍服、刀、衣冠が出てきます。 稲荷家先生もノリノリで描かれたに違いない・・ カラー口絵は、受けさん全裸の図。要注意。 ただ おっさんが出てこなかった。残念。 稲荷家先生の描かれる忠犬おっさんが大好きなんだけどな。 さてお話。 蓬莱国(なんちゃって日本)、鎖国が解かれ、 武家中心の世の中が解体された後のお話。 受け:天草家の門前に捨てられ…
秋山みち花 石田惠美
秋山さんは中華ファンタジーが得意な作家さんなので、このシリーズ結構好きです。シチュエーションや攻めの不器用な男前さ、受けの不憫だけどウブで健気なところとかドストライクでした! ただ、読んだ後やはり「ん?」と思う点が多く残念…。 これまで28年ごとに花嫁としてやって来てた巫女たちって結局どうなったの?一人は戻って来たみたいだけど、それ以外は魔物に襲われたりしたのか、それとも黒曜の寵愛を受けたのち…
秋山みち花 六芦かえで
はるぽん
平安時代の陰陽師の話です。 陰陽師一族に生まれたものの才能はなく、なのに跡継ぎ予定の兄が行方不明になったために急きょ跡継ぎになった受けと、子供の頃の受けに怪我をしたところを助けられた白狐の妖の攻めです。 攻めは、読者には最初から正体はバレバレですが、受けの前には普通の部下として現れます。 陰陽師の力がない受けは、攻めとくっついているときは鬼を見ることができるので、受けはどんどん攻めを頼り…
潤潤★
あとがきを読むと、秋山さんの次回作は『平安あやかし奇譚』との事なので、続編として心待ちしていていいんですよね? ラストの終わり方的に、お兄ちゃんが出張ってくるのかなあ…と、そこでまた有恒と一悶着あったりするのかなあ…と今から楽しみ過ぎて待ってられないのですが…笑 受けさんの詞音視点で最後まで紡がれるお話となっていて、はっきり言うと、平安モノ・陰陽師というものがどれだけ漢字を読むのに苦労する…
秋山みち花 高星麻子
シリーズもの(話としては独立してると聞いていたので)と知ったうえで購入したのですが、天杜村などに関わる設定や前作で取扱われていた人達が多数出てくるので、「どういう意味だっけ?」「これ、誰だったっけ?」と、こちらで前作のものを調べる事が多々あったので、純粋に楽しめた!という感は無かったです。 それでも最後まで読んだのは、結局どういう結末を迎えるのかが気になって仕方なかったので…。 受けさんの…
Krovopizza
あらすじ: 行方不明になった兄に代わり、才能もないのに陰陽寮の天文博士になった詩音(受け)。 天文部に新しく入った学生・有恒(攻め)は、陰陽道を習ったことがないのに物怪が見える才能の持ち主。 有恒に言われるがまま、彼に触れたり口づけたりすることで力を分けてもらう詩音だが… 平安時代の陰陽師を題材にしたファンタジー作品。 タイトルと冒頭のエピソードから有恒の正体はバレバレで、秋山さんら…
陰陽師の家に生まれながら、その力には恵まれなかった詞音。天文博士だった父は亡くなり、才能のあった兄も行方不明になった為、やむなく力のない詞音が天文博士となった。そんなとき新たな学生だという有恒という男が詞音の元へやって来る。陰陽道を習ったことがないという有恒だが、どういうわけか彼には人ならざる者の存在が見える。またそれだけでなく、彼に触れている間は普段は見えない詞音にもそれらの存在が見えるようにな…
秋山みち花 Ciel
Ciel先生おっかけでget。 元皇帝さんが仮想中華と西域の国の架け橋になるお話。 前作読んでなくても読めると思います。読んでた方が楽しさup。 大好きな終わり方でしたので萌2! 1.書くの忘れちゃうので先に挿絵話 カラー口絵は着衣のキスシーン。 私的神絵は、「忍び込んできた攻めさんに背中から抱きしめられつつ イタされて半泣きになってる受けさん(かわいー)」+「なだめるべく 涙…
獣の本性を持つ一族のシリーズ、4冊目です。 毎回主役が変わるし、それぞれ世界観の説明がきっちりされているので、一応はどこから読んでも大丈夫だと思います。 今回は、一族の総帥である攻めの諸仁(本性は虎)と、小さい頃から攻めに心酔している受けの呉羽(獣人ではなく人間)というカップリングのお話です。 受けの視点の作品で、初対面から攻めに惹かれ、人間の身でありながら攻めのそばにいれるようにひたす…