秋山みち花さんのレビュー一覧

獣人王と導きの花嫁 小説

秋山みち花  街子マドカ 

スピンオフです

「妖精王と二人の花嫁」のスピンオフでした。全く気付かず、なんか変だよなーと思いながらも読み進めてしまって失敗。今から読む方は「妖精王と二人の花嫁」を先に読んだ方がいいと思います。こちら単品でも読めましたが、前作読んでた方が面白かっただろうなあと激しく後悔。地雷は思いつきません。本編240p超+あとがき+「妖精王と二人の花嫁」の方のカプのショート2pでした。ちょっと受けさんのメンタルがお子様っぽく感…

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騎士と魔女の養い子 小説

秋山みち花  北沢きょう 

theファンタジー!

個人的な基本萌えポイントを盛大に押さえているので、萌2にしたかったのですが、やっぱりちょっと足りず萌です。
銀髪、金髪系、騎士、魔法、細っこい子がパワーある、しゃべる猫科動物 なんていうものに弱い方は是非是非。ああファンタジー、基本設定まっしぐらで、そんなにせつなさ100%という訳でもないため、ファンタジー入門編としてうってつけではないでしょうか。
また、北沢先生の挿絵が、こういうファンタジーに特…

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chocolat bunko after story collection vol.5 グッズ

番外編ショート16作品

ショートなんですが、後日談ということで甘い話ばかりでした。

尾上セイラ「ジンの鍵と三つの願い」 (「千の夜とジンの鍵」より)
「三つの願い事」を考える仁の話。そして、ただ一つの願い事を叶えるユクセルの話。

さとむら緑「恋のない国」(「魔法のない国の王子」より)
イリアがヨアヒムに心を許していく様と、静とヨアヒムの山桃かけヨーグルトの話。

「vital signs」凪良ゆう(「…

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公爵は冷酷に愛を語る 小説

秋山みち花  片岡ケイコ 

キラキライケメン貴族×素直な日本人青年

身寄りのない主人公が、イギリス貴族の援助を受けることになる、という絵に描いたようなシンデレラストーリーでした。

主人公のナオは素直で健気。相手のギルバートはかなり典型的な貴族様というか、自信に溢れるキラキラしたイケメンです。
主人公のナオがかなり素直というか、素直すぎてちょっと感情移入しにくかった。
公爵様は会った直後からセクハラをしかけてきます。
嫌がらせでなくてナオが可愛い故のいた…

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黒き覇王の花嫁 小説

秋山みち花  麻々原絵里依 

王道なほうの秋山さん

まずは、裏口絵――こういう表現でいいのか?――のちびシリンが可愛かったです。

正統派男前の攻めと、儚くて諦観の漂った受けによる、再会物ファンタジー。
むしろ、周りのキャラのほうがアクは強いです。強烈な個性です。
受けが女性的なのは通常運転ですので、苦手な方はお気をつけを。

受けの境遇について。
腐ってるし悲惨といえばそうなんだけど、モブによるシーンがねちねち…とかいうこともないの…

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黒き覇王の花嫁 小説

秋山みち花  麻々原絵里依 

プラチナブロンド美人

麻々原先生の描かれるプラチナブロンド美人に惹かれて購入。
カラー口絵は、月夜の窓辺で見つめあう二人の図(着衣)。キレイ。
裏は、初めて会った時の二人の図。
受けさん(おこちゃま状態)がキレイ可愛い。
ブロンドに相変わらず弱い。
全部本編300P 書下ろし、後日談なしです。

七つの王国から成り立っているラムズ帝国。
その王国のうちの、サウサン王国と、新興国?シャマール王国、
帝国…

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桃下の身代わり花嫁 小説

秋山みち花  かんべあきら 

中華版ハーレクイン

秋山さん自身があとがきで言われていたことなのですが、まさに中華版のハーレクインです。

ドラマチックな恋愛小説。
読む人を選びそうな痛い要素もないし、わくわくドキドキの恋愛に素直に浸りたいときには特にオススメです。
内容は至って王道で、「ベタだと分かっているけど萌えてしまうんだよ!」な要素が満載でした。

そもそも即席の女装で「完璧な女」になりきれるのかとか、もちろんツッコミどころがな…

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薔薇色ロマネスク ~侯爵閣下と偽りの恋人~ 小説

秋山みち花  椎名咲月 

受けが嬲られるのを見て楽しむための本

タイトル通りです。

受けが性的な意味で虐められるのを楽しむのが、この本の正しい楽しみ方な気がします(どれも未遂ですが…)。

レーベルがBプリだということ、タイトルと表紙から、シンデレラストーリー的なうっとりするような甘いラブストーリーを期待すると、恐らく「あれ?」と肩すかしを食らうでしょう。
でも、性的な意味で可哀想な目に遭う受けが好きならば、面白いと思います。

私としてはそれ…

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蜜夜の甘淫―遊郭の花嫁― 小説

秋山みち花  坂本あきら 

健気な受け。そして、2回読んでください。

俐香は「不憫な健気受け」に該当するタイプだと思います。
秋山さんの中華ものは他にも読んでおりますが、この作品は皇族ではなく奴隷出身の受けです。
幼い頃の、珀龍に頼って甘える姿はとても可愛いです。

…なのですが。
私は小動物っぽくて可愛いと思いましたが、割と取柄は見た目だけの出来の悪いタイプの受けなので、苦手な方は避けたほうがいいでしょう。

そして、個人的には冒頭部分の仕掛けが秀逸…

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仮面の花嫁 -弄花伝- 小説

秋山みち花  鈴本廃 

儚い花嫁好きにはたまらない。

CDの方を先に聞いて気に入ったので、原作を読んだ感じです。
結論から言うと、原作もとても気に入りました^^
一度欲しいと思ったものは必ず手に入れる男らしい義信、彼を愛していながら嫁に行けないことに葛藤する蓮季。特に気に入ったシーンは、やはり義信が蓮季をさらいに来る場面です。抱くことで俺の物にする、という決意がなんとも…。はじめてのむつみ合いに恥じらう蓮季も可愛らしいです。
中華ものは好き嫌…

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