秋山みち花さんのレビュー一覧

極道の犬 小説

秋山みち花  ヤマダサクラコ 

二人の絆にほろり

門倉昴進(怜史のボディーガード 高校生の頃から怜史を想っている)×時任怜史(若くして時任組組長を引き継ぐ)

高校時代、想いを寄せていた怜史から自分の体を餌にする代わりに「俺の犬になって一生そばにいろ」という条件を出される門倉。怜史が時任組を引き継ぎ若き組長となった現在も、門倉はボディーガードとして常に怜史のそばに付き添い、怜史からは餌としてのSEXが与えられる関係が続いている。そんな中、怜史…

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夢花の誓い -弄花伝- 小説

秋山みち花  鈴本廃 

中国戦国浪漫

「命に代えても守る」かつてそう誓った少年は、冷徹な鎧を身にまとい、敵となっていた—。
三国志を思わせる3国三つ巴のなかで、描かれる戦国ロマンです。

最初は名前の覚えづらさと国の名前と知らない役職が出てくるので、ちょっと苦労です^_^;
でも、敵国を攻めるとき、その隙に第3国に攻められないよう、なかば人質として要職の人間を自国に向かい入れるという戦略など、読み物としてか…

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皇帝(カエサル)の婚礼 小説

秋山みち花  佐々成美 

アプローチの仕方がまずかった…

身代わり花嫁モノです。
杏里は子供の頃世話になった家族同然の人たちを救うため、イタリアンマフィアの首領・コンラードの花嫁の身代わりを務める覚悟をします。

実は杏里とコンラードは子供時代に出会っており、お互いに惹かれあっていたという過去があります。ただしちょっとした勘違いによりその想いは叶わず、杏里が日本へ帰国してしまい二人はそのまま疎遠になってしまうのですが、再会した途端、子供の頃に出会っ…

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運命の砂丘(デューン) 小説

秋山みち花  香雨 

盛り上がりに欠ける、王道アラブ

作者さんも後書きで、「王道的アラブを目指してみた」
と書いてる通り、王道展開なので安心して読めるとは思います。
でも、なんだか盛り上がりに欠ける印象でした。

まず、アラブBLでは攻のアラブがすごく強引でとんでもないセリフやら
言動で引っ張っていくのですが、この作品はそのパワーがないので
イマイチ引きこまれません。

そして、一番引っかかったのが、
周囲(特に攻)に…

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