秋山みち花さんのレビュー一覧

花嫁御寮と銀の鬼 発売記念ペーパー グッズ

銀鬼、激しく嫉妬するの巻

結界内で暮らすようになりその中にある大きな日本庭園のような庭のあるお屋敷で暮らし、
何不自由ない暮らしをする八尋。
しかし、普通に暮らしていた八尋は結界内の花の摩訶不思議をしみじみ考える。
四季折々に咲く花全てがいつも咲き乱れていて季節感が全くない。

それでも鬼たちが花や植物から気を貰っていると聞き及び、好みの食料と考えればと
納得している時にふと気がつく。
銀鬼が、自分が花嫁とし…

1

花嫁御寮と銀の鬼 小説

秋山みち花  緒田涼歌 

記憶が甦る時に真実の愛が見える

鬼が出てくるファンタジーロマンス、鬼の銀鬼と宮司の息子の八尋は5歳の時に
銀鬼と出会い、一目でその鬼を好きになり自分から離れたくないと駄々をいい、
もう、二度と会えないと言った銀鬼から無理やり今度も合える許可をもらった
過去があるのですが、大人になった八尋は全て忘れてしまっている。

八尋の生家である鬼切神社の100年に1度の神事、その日から八尋の運命が変わる。
過去を覚えていない八尋…

3

花嫁御寮と銀の鬼 小説

秋山みち花  緒田涼歌 

ヘタレ優しい鬼に肩入れ

御山にひそむ鬼と幼い頃交わした約束を忘れている主人公と、
約束を守って一途に尽くす鬼とのすれ違いが切ないお話でした。


主人公の八尋は、姉が実家の神社のしきたりで御山に入ったことを心配して後を追うが、
そこで銀鬼(ぎんき)と出会い、"花嫁"となるべく結界内に連れて行かれてしまう。
約束を忘れている八尋は、銀鬼が自分を抱くのは接触により"気"を回…

3

皇帝の婚礼 小説

秋山みち花  佐々成美 

大人げない攻め様が素敵

6年前の作品が書下ろし付で文庫化再販になった作品ですね。
新書版と本編は変わりない内容なのですが、書下ろしが2本立てと言う事で
やっぱり内容が気になるのでもちろん購入しちゃいました。

内容は花嫁再会もので、受け様が8歳の子供の頃に攻め様を助けた恩人なのですが、
その恩をあだで返すような傲慢横暴な攻め様が登場します。

幼い時の出会いは、攻め様がマフィアに撃たれ怪我をした時に受け様が…

4

騎士は永遠の愛を誓う 小説

秋山みち花  四阿屋晴 

設定はオイシイ。

秋山先生の作品は何作か読んでいますが、ファンタジー感があって好きなのですが、何となく設定だけで終わりがちな気も…
今回も、貴族とかが好きな私にしてみればストライクな設定でしたが、前半辺りから結構キャラの心理(心情)描写が詳しくされていて、状況を理解しながら読めるので読みやすさはあるかと思いますが、クライマックスでのどんでん返しをハラハラしながら楽しみたい方は、ちょっと物足りない感じですかね?

1

極道は愛を捧げる 小説

秋山みち花  周防佑未 

餌付け

SAT隊員の主人公が料理好きの極道男に餌付けされる話。
攻めの喜多村が料理好きで受けの草薙にかなり甘く、いかにも極道モノという感じではなかったです。
受けの草薙がつんつんしてますが一般的なツンデレとは違うつんつんでした。
草薙の事が好きな先輩がもっと絡んでくるのかと思いきやそうでもなかったですね。
とにかく喜多村→→→←草薙くらい、喜多村は草薙が大好きで甘甘でした。
雑誌掲載作品の「極道…

2

御曹司の婚姻 小説

秋山みち花  緒田涼歌 

身分なんて関係ないね

帝の血筋ながら、父宮が権力争いで都落ちした事で受け様も母君と北の国まで落ち、
鄙びた場所で隠れ住むような日々を送っていた時に、攻め様と出会う事になり。
都の権力や立場など関係の無い北の国、そこを一手に収める藤原家のやんちゃな御曹司。
宮様として直接人と話す事もせずに天上人のように生きてきた受け様にとって、
身分も何もかも関係なく、一人の人間として扱ってくれた攻め様と幼ながらに打ち解け、

2

愛情契約 小説

秋山みち花  陵クミコ 

結構シリアスめ

シリアスな展開のお話でした。
愛人ものは定期的に読みたくなるジャンルなのですが、
2人は一時期兄弟だったりと、
秋山さんらしい作品を読めたように思います。

大学院生の透里は、母親の入院により、経済状態が厳しくなったことから、
一時期弟だった海里にお金を工面してもらうために、会いに行く。
まだ幼い頃の透里と海里は、連れ子の再婚同士だったのですが、
兄ができたこと。弟ができたことを

2

愛情契約 小説

秋山みち花  陵クミコ 

幼い日の裏切りの代償

義兄弟ものだけど、それも元が付くような、十数年前も前に子連れ同士で再婚した母親。
義父になる人には2歳年下の子供がいて、兄と慕われ新しい家族として幸せに暮らし、
しかしその幸せもつかの間、1年足らずで母と共に家族の屋敷を出る事になる。
母親と屋敷を出る時に泣いて縋った義弟を騙すような形で置いてきてしまった受け様は、
大人になった今でも忘れられない光景として思い出す。

そして、母親が病…

2

龍王の花嫁~青帝の華燭~ 小説

秋山みち花  石田惠美 

絶対2回読んで欲しい作品

ファンタジー・人外・擬人化と大好きネタ満載な作品です。
秋山先生は初読み作家様ですが、しっかりとした文章を書く方で
ファンタジーですが、世界観が想像しやすかったです。
攻様が龍王で受様が人の形をなした宝玉です。
宝玉ですよ!みなさん。あの、よく龍が手に持っている珠です。
もう、このカップリングの発想が面白いというか。
受様は自分が宝玉であるという記憶がないまま人間界で育てられていたので…

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