秋山みち花さんのレビュー一覧

龍王の花嫁~青帝の華燭~ 小説

秋山みち花  石田惠美 

攻めが受けに惹かれた理由をもっと下さい

中華系ジャンルのお話です。視点は受け三人称。
挿絵は石田要さん。
表紙の色味は青龍を意識してか濃い色目なのですが、口絵は淡くとても美しい。
うっとりいたしました。

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受けの瑛鈴は、天界から人間界に落ちた宝玉。
人間の中で育ったせいもあり、己の本性に自信が持てない奥ゆかしい性格。

攻めは青帝と呼ばれる仙界青東国の龍王、延揮。
長いこ…

3

暴君のお気に入り 不埒な虎と愛され兎 小説

秋山みち花  高星麻子 

虎×ウサギ

ウサギの姿が本性である受けは、虎の姿が本性である攻めに、幼い頃からちょっかいをかけられている。本能的に虎が怖くて逃げ回っていたのに、攻めと同じ学園に転入することになり、無理やり攻めの所属する生徒会に入れられる。かまい倒されていちいち楯突いていた受けだったが、攻めのことを好きだという美貌の同級生が現れてなんだか落ち着かない気持ちになり…。


あらすじをまとめようと思った時に、どこに注目したら…

4

Libre Premium 2011 リブレプレミアム2011 グッズ

商業作品の「その後」も読める!

2011年9月に開催されたアニメイトガールズフェスティバルAGF2011でのリブレ限定本です。

豪華なメンバーによる商業作品の番外編作品です。現在はコミックに収録されている話もありますが、未だ未収録のものもありますし、既読コミックや小説の「その後」を読めるという贅沢な1冊ではあると思います。

ヤマシタトモコ 「息をとめて、」より
モテる佐方に妬く芥。可愛い三十路男、二人の話。友人がナ…

1

朱雀が花嫁 ~紅帝の寵愛~ 小説

秋山みち花  石田惠美 

奥ゆかしい二人

「龍王の花嫁」のスピンオフ作品・第二弾、シリーズ第三作です。今作も石田要さんの美麗なイラストにウットリしました。

このシリーズは受が女の子っぽいというか見た目は完全に女の子なのですが、特に今作は受が神様ゆえにその美しさも止まるところを知らない勢いで、途中で「これ、BLだっけか」と思ってしまいました。

あらすじの印象より、傀焔も朱璃も奥ゆかしい感じで可愛かったです。

1

Libre Premium 2013 WHITE SNOW グッズ

コミック32作品、小説10作品!

2013年11月に開催されましたアニメイトガールズフェスティバルAGF2013でのリブレ限定本です。豪華なメンバーによる商業作品の番外編42作品です!今となってはコミックに収録されている話もありますが、やっぱり贅沢な1冊だと思います。

小説&コミック
木原音瀬「期限切れの初恋」番外編ショート
糸井のぞ「期限切れの初恋」より「人でなしの恋 その後」(原作:木原音瀬)
この作品は内容がリン…

0

白虎の花嫁~白帝の恋着~ 小説

秋山みち花  石田惠美 

イラストに★1

「龍王の花嫁」のスピンオフ作品・第一弾です。中華風王朝ロマン的な世界観って結構好きなんですが、この作品はストーリーの焦点がブレている気がしました。

描写の大半が貧しく過酷な運命にある琥珀の子供時代に割かれているせいか、煌牙により天界に連れて行かれてからは展開が駆け足です。また、煌牙はとても強く逞しく愛される王様だそうですが、そこのところはあまり伝わってきませんでした。

石田要さんの美麗…

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黒将軍と瑠璃の花 小説

秋山みち花  壱也 

流され皇子の助けられ人生

敵国の将軍×第十皇子。
皇子とはいえ、兄以外からは疎略に扱われていた受け。兄の留守を狙い戦場に駆り出されたが、味方の裏切りから命の危機に陥ったところを突如現れた黒豹に助けられる。
しばらく黒豹と洞穴に身を隠していたが、受けは高熱で倒れ、敵国の将軍・攻めに保護される。戦利品だと言われながらも言葉に反して丁寧に扱われて心を許し始めていたところ、急に「事情が変わった、おまえを抱く」と言われ…。

2

極道の犬 小説

秋山みち花  ヤマダサクラコ 

「萌え」ではなく「萎え」

あれれ?なんだろう?この感じ?

大好物の極道物。
設定もろもろ好みなのに、まったく萌えませんでした。
まさか、自分がこの設定で「しゅみじゃない」をつけるとは、ショックでした。

受が気持ちを隠して攻を犬にしているのも、攻が切ない想いを隠してひたすら犬でいようとするのも、組のいざこざも、同級生同士の三角関係と見せかけるのも、受の復活劇も、タイトルも…
どれも良いのになぁ。

一部…

2

黒将軍と瑠璃の花 小説

秋山みち花  壱也 

もふもふ+中華ファンタジー

大好きなモフモフに惹かれて、手に取りました。騎馬民族系の中華ファンタジーになります。心優しい黒豹はカッコ可愛くて癒されたけど、早々に結末が分かったからか、ワクワク感やドキドキ感が少なかったのが残念でした。評価としては、中立寄りの萌えです。

10番目の皇子で、宮中でも忘れられた存在の美羽。宮中を追い出す目的で、お飾りの将軍にさせられます。
そんな中、戦地で敵軍に襲われた上に味方にも裏切られて…

12

妖精王と二人の花嫁 小説

秋山みち花  街子マドカ 

最後が駆け足でした

異世界に召喚されてしまった双子たちの話。異世界の妖精王×双子兄。

世界観もしっかりしているし、話としてはレベルが高いのですが、とにかく受けである双子兄の扱われ方にムカつきすぎて、萌えからは遠かったです。
弟が王の花嫁(ディーバ)としてちやほやされるのですが、まあ弟自体は兄好きだしいい子だからいいんですが、そのほかの異世界人から受けが受ける待遇が悪すぎてイライラ。最後に受けの地位が確立してか…

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