秋月こおさんのレビュー一覧

富士見二丁目交響楽団シリーズ第6部 アンダルシアのそよ風 小説

秋月こお  後藤星 

悶えるバイオリニスト

バイオリニストとしてはちっとも実力に自信がもてない悠季。
誰もが実力を認め、コンサートで優勝を手に入れても、
まだまだ練習が必要だと自分に合格点が出せません。
そんな悠季は、今回、自分を慕ってレッスンに通ってくれる生徒たちと、
四苦八苦しながら音楽を作ることになります。
モンスター親あり、やる気のない生徒あり、オタク生徒あり、と
様々な生徒に囲まれて守村先生の奮闘振りが楽しい前半。

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幸村殿、艶にて候 5 小説

秋月こお  九號 

面白いから!

350ページもある本を一気読みしちゃいました。今までの欲求不満を一挙解消と言いたくなるくらい、ラブラブ満載のお話でした。

いよいよ関白が島津征伐のため九州に出陣してきて、今まで透破として九州の動向を探っていた幸村たちも、関白軍の先鋒として一旗上げようということになります。
その真田軍の望月六郎が抜けた穴を自分が埋めると景勝様がやってきてしまったからさあ大変。
幸村は大好きな殿と再び愛し合…

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富士見二丁目交響楽団シリーズ リサイタル狂騒曲 小説

秋月こお  西炯子 

シリーズ第四作

シリーズ四作目で、第一部が完結する巻です。
興味なかったオーケストラとかクラシックとかにムクムクと興味がわいてくるのが、微妙に怖い。
リアルタイムでシリーズのファンだった腐女子のみなさまは、クラシックのCD買っちゃってたんじゃないでしょうかw
なんだかんだと事件は置きますが、ラブラブのハッピーエンドで第一部は終わります。
面白いです。
シリーズ未読のかたは、第一部の四冊だけでも読んでみるのをオスス…

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富士見二丁目交響楽団シリーズ マンハッタン・ソナタ 小説

秋月こお  西炯子 

シリーズ三作目

一作目二作目より評価を下げたのは、緊張感が少し減ったので。
面白くないわけじゃないです。
言い方は悪いけど、色々掴まされた地雷作品を読むことに比べれば、じゅうぶん以上に面白いです。
でもやっぱ、一度心が通じ合ってからのゴタゴタって、通じ合う前のすれ違いに比べると、緊張感がちょっと低下してしまうのは否めない。
この先も読みます。
やっぱり読みたくなる楽しいシリーズです。

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富士見二丁目交響楽団シリーズ さまよえるバイオリニスト 小説

秋月こお  西炯子 

シリーズ二作目

シリーズ二作目、まだまだ勢いは衰えず。
クラシックの荘厳な調べを背景に、悠季と桐ノ院の恋は確実に進んでいきます。
ヤリタイのを必死で我慢してる俺様男の痩せ我慢が大好物な私ですが、アパートが焼け出されて部屋に転がりこんできた悠季を前にして、エロい欲望を我慢してる桐ノ院の姿に、ツボをくすぐられまくってニヤニヤニヤニヤ。
「たすけてください。きみが欲しい……」
きゃー/////
我ながら気持ち悪い。

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富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター 小説

秋月こお  西炯子 

さすが名作シリーズ

BLにハマったのが最近で、若輩者の私です。
色々読むうち、過去の名作と呼ばれているものを読んでみたくなった。
この富士見シリーズも多くファンを抱え、いまだ続いている。
というわけで恐る恐る読んでみました。
さすが面白かった!
なんかもう、今に繋がる王道パターンの元祖って感じで、萌えるキャラ、萌えるシチュエーション、萌えるシーンのオンパレードにニヤニヤしながらあっという間に読みました。
ああ、できる…

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幸村殿、艶にて候 4 小説

秋月こお  九號 

血わき肉おどる展開

今回はいままでで一番の壮大なストーリーだと思いました。
少年二人の救助をしつつ呪法を解き、豊臣の世になれば平和で豊かな日々が送れることをふれて回り、更には軍資金まで強奪してくるという…九州を一回りしちゃったわけですよね。細かい歴史上の人物は良くはわからないんですが、大友宗麟だったり島津様だったり、聞いたことのある皆様が…

さて、十人揃った真田組の今回の敵は桜島の女軍。道中も島に上陸してから…

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幸村殿、艶にて候 2 小説

秋月こお  九號 

ここからですよね

ほら、面白くなってきた。こうきたか!って感じだけどいいですぞ。お役目を遂行するための道中で、色々な出来事に遭遇しながら、恋あり、嫉妬あり、盛りだくさんです。厚い割には早く読めるんじゃないかな。

かつ殿(上杉の殿)っていいですよね。オヤジだけあって包容力あり、自信あり、責任感あり、その他諸々あり。幸村くんもほだされちゃうわいなー。

※ありがたいおことば(悶々としている佐助に玄斎殿が言いま…

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幸村殿、艶にて候 3 小説

秋月こお  九號 

蛇の生殺し・・・・・

あらすじどおりです。
幸村くん、あんまりです。佐助がかわいそうです。

嵐の海を乗り越えて、無人島にたどり着き、船の修理が終わるまでと、九州上陸してからの二つの舞台で展開されます。
真田軍団の本領発揮といったところですが、幸村くん、なかなか思いっきりがいい。ちょっとケセラセラなところもあり、なんだか憎めない。

才三は才三で、結局どうしたかったんですか?って状態で手を引いちゃうし。それ…

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幸村殿、艶にて候 小説

秋月こお  九號 

まだまだこれから

真田十勇士をベースとしたお話ですが、まだまだこれからといった導入部分的な巻です。

幸村さんがあまりにフェロモンを撒き散らしているんで、佐助は悶々とするし、才三は襲いかかるチャンスを狙ってばかりいるし・・・しかし、当の本人はまだまだお子様で上杉の殿のことばかり考えているという始末。

文章が読みやすいのと、次はどうなるのか気になるのとで、エッチシーンがほとんど無くても結構楽しく読めますが、…

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