秋月こおさんのレビュー一覧

非BL作品

アイドル神帝 -愛は宇宙も救う!?編- 非BL 小説

秋月こお  紋南晴 

忍とアッキーの恋の結末。

 帰って来た忍は、何もなければいい……と、思った私の個人的な(勝手な)願いも虚しく、重大な後遺症を残したままで、だからこそ、忍は明人と離れたいと申し出るが、忍への恋心を自覚した明人は、忍のその願いを到底、聞き入れることができない。
 おまけに、そんな体質になってしまった自分を忍は「穢れている」と思っていて。
 せっかく両想いになったのに、明人には触れさせてくれない。

 とりあえず、「アイ…

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非BL作品

アイドル神帝 -世界征服編- 非BL 小説

秋月こお  紋南晴 

ついに春到来!?

 ついに、ついに、あの報われない忍に春が来た! と、思いきや、あっさり敵……というよりも、明人のことが好きすぎて、ちょっといっちゃった人に攫われてしまった。

 攫われた時に、忍がされたことが、また、過酷で。
 作者さんもご自身で言ってらっしゃいましたが。

「受け攻めどうするんだ!」と。

 私も言いたいです(苦笑)
 まさかまさか、忍にそんな不幸が待っているなんて、さすがに思わ…

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非BL作品

アイドル神帝 -日本征服編- 非BL 小説

秋月こお  紋南晴 

アッキー日本征服へ

 ついに、成り行きとはいえ、アッキーが日本を支配してしまいました。
 相変わらず、アッキーの「当たり前のことを当たり前にやる」という純粋かつ、もっとも魅力的な部分は健在ですが。
 この辺りから、ちょっとアッキーの魅力、の訴え方がうさんくさくなってきました。
 つか、魔法みたいな使い方。

 一目見ただけで、めろめろって、どんな魔法ですか……と、言いたくなる。
 前作は、アッキーの行動自…

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富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部 訣別 小説

秋月こお  後藤星 

加速する物語

富士見もいよいよ大詰めが近づいてきた感じ
悠季のロン・ティボー挑戦の結果がでたあたりで、この長い物語は締めくくるのかな。

悠季と圭、二人の『恋愛』の物語は、二人がもう既に安定した夫婦になってしまっているので、それほど弄りようがない。
今の物語の中心は、二人の音楽的成長っていうか、人間としての成長に移っている。
その分、色っぽいシーンはぐっと減っている。
今更エロシーンとか、そんなこと…

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萩小路青矢さまの乱(1) コミック

秋月こお  東城麻美 

続編希望

続きが読めないことがこれまた悲しくてならない一作(ノД`)・゜・。
ある意味名作だとおもうのですが、なんともなんとも。
秋月先生がご存命であれば、他の絵師さんで続編をぜひ書いていただきたいお話のひとつ。

名声・権力・財力を併せ持つ、萩小路家。古いしきたりを今も継続させているゆゆしき家のひとつ。もうすぐ16歳になる次期当主・青矢も、儀式を控えていた。
青矢は、儀式だのなんだのをうっとおし…

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ネズミとオオカミの危ない関係 小説

秋月こお  麻々原絵里依 

ルパンとホームズ

このお話の前に、ASUKAノベルスのアンソロジー集『同級生』に載っている『ネズミとオオカミの愉快な関係』という短編があるらしいです。
読み進めると、その短編のなかでかなりディープな出来事があったようで、「うわ、そっちを先に読みたかったなー」と思ってしまいました。アンソロジー集の続編を出される場合は、そこにその短編も収録してほしいもんです!といまさらながら言ってみる。

秘密を抱えた高校生と高…

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スサの神謡 小説

秋月こお  稲荷家房之介 

古事記好きな方にオススメ

なかなか面白かったです。秋月こおさんの手広さはすごいなァ。いろんなことに興味のある方なんだろうなと思いました。
舞台となる時代は、古墳時代の前期ぐらいで、アマテラスだのスサノオだの、日本の古き神々がたくさん出演されております。我らが日本の太陽神・アマテラスの扱いがヒドイw ヒドイけど、古事記でのアマテラスもたいがいアホアホなので、納得の人物造型、もとい神物造型ではありました。

主役となるのは某国…

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Barパラダイスへようこそ 小説

秋月こお  徳田みどり 

ゲイ夫婦って萌えますね

同棲しながらバーで働くゲイカップルのお話。
トラブルを乗り越えてより強固になる絆にホロリ。
最後はちょっとご都合主義かなと思いましたが(とくに受けの義父の扱いが)、面白い作品でした。
多重人格症についての説明は、精神医学ド素人な私から見てもちょっとヘンな部分があったので、いっそ無かったほうが良かったのになと思いました。病名をつけたり解説をしたりしないほうが、「それらしく」なったような気がします。

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HS龍宮リターンズ 3 オールorナッシング! 小説

秋月こお  東谷珪 

シリーズ完結編

面白かったー。
三部作の完結編です。
一作目は受け視点、二作目は攻め視点。で、この三作目はまた受け視点からの物語になりました。
あとがきで秋月さんが「本当は30過ぎのおじさん達の青春カムバック作戦として練っていた」「コバルト文庫で書かせていただくにあたり平均年齢を下げ…」と書かれてました。
これ読んで、できたらソッチを読みたかったなァと思いました。
一巻のときから思ってたんですが、テーマとしては、…

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HS龍宮リターンズ 2 恋のファイヤーボンバー!? 小説

秋月こお  東谷珪 

この攻め、最高。賢いのにアホで愛しすぎる。

前巻では受けの視点だったんですが、この巻は攻めの視点に。
これが最高でした。
受け視点から見る攻めは、頭よくてかっこいいけど不器用で愛しい存在だったんですが、攻めの視点から見る攻めは(この言い方はへんですがw)、愛しいなんてもんじゃなかった。
「賢いのにバカ」なんですよ。一生懸命で頑張り屋なんだけど、思い込みが激しくて、とうとう自家中毒を起こしてブチギレてしまうのだ。
頭なでぐりなでぐりしたくなっ…

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