秋月こおさんのレビュー一覧

富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部 富士見二丁目交響楽団(上) 小説

秋月こお  後藤星 

最終巻が心配でした…(-_-;)

「薄い・・・;;」
前巻『冬の旅』の最後で、桐ノ院圭・NYで逮捕!の爆弾投下から、いよいよ完結編、との告知とあいまって、落ち着かない気分でこの本を手にした最初の感想がそれです(爆)

フジミシリーズは、全体通して『神』評価でいますが、
これまでがあるがゆえに、ここでは辛口コメントですので、ご了承ください。

上下巻連続刊行なので、両方揃ってから読もうかとも迷いましたが、
(実際、この…

1

Chara collection EXTRA 2010 グッズ

2/14だけご紹介=DEADLOCK & 幸村殿

コミックから10編、小説から4編の番外編が納められている。
きっと、一つくらいはお好きな作品があるのでは?思うが、
私の好みで(笑)、2つご紹介…というより、それが目当てで入手しました。


★「Wonderful Camp!」~「DEADLOCK」by 英田サキ

ディック&ユウト、ロブ&ヨシュアの4人で週末に出かけたキャンプ地での話。
ロブはヨシュアとは喧嘩中、と言ってもヨシュ…

2

富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部 富士見二丁目交響楽団(下) 小説

秋月こお  後藤星 

完の言葉に胸が震えました。
発売日前日に早々と購入したにも関わらず、
完結してしまうことの重さに、読むことができず、
数日熟成させて(笑)からの読書となりました。
レビュー書くにも、まだ早いかもしれない・・・。

本当に完結しました。
作品は20年かかっての完結ですが、
私はこのシリーズを読み始めて15年。
本当に終わってしまったことが、「ずしん」ときました。

波乱の、前巻…

3

富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部 富士見二丁目交響楽団(上) 小説

秋月こお  後藤星 

悠季、立ち上がる

この、長く続いた富士見シリーズも、いよいよ完結!
という事で、なかなか劇的な展開です。

近作では、ほとんど悠季の音楽的成長物語の側面が大きくて、恋愛面ではもうしっかり絆ができたカップルの二人、寧ろBL的なエチシーンを無理に描かなくてもって感じでしたが
、ここまで完璧に圭が不在って。
上巻では、ニューヨークと東京の距離に阻まれ、悠季がひとりで、かっかと燃え上がって、いろいろなところへカム…

3

富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部 富士見二丁目交響楽団(上) 小説

秋月こお  後藤星 

次巻で完結・・・!!

フジミストにとって、
今回の展開は、読んでいても
もぉぉぉぉぉ!!心配で心配で(><)ノ

でも、この長く続いたシリーズが
完結するには、必要な波乱なのかもしれません。

前巻で、圭は、アメリカにて未成年への性犯罪という濡れ衣を
着せられ、逮捕されたという、ショッキングな終わり方だったのですが、
今回は、それを知った悠季や周りの仲間たちが
この事件の濡れ衣を晴らすために、動き始…

3

公爵様の羊飼い (1) 小説

秋月こお  円之屋穂積 

やんちゃな若様は意外に策士?

この作品はキャラ文庫でなくとも、同じ徳間書店のデュアル文庫で出しても
違和感の感じられないライトノベル系の匂いを漂わせてる中世ヨーロッパが舞台の
ストーリーで、主人公の第三王子であるフリードリヒが、修道院に入れられ10年後に
城へ戻り、行方知れずになっている母親を探し出そうとする冒険要素も含んだBLです。

7歳で修道院に入れられ、城へ戻る日に出会った、流人で、羊飼いのヨールと出会い

5

公爵様の羊飼い (1) 小説

秋月こお  円之屋穂積 

ライノベ風?

秋月さんファンとしては、シリーズ化しそうな
この作品があると知り、楽しみにしていました。

きっとこういった世界観のライトノベルが好きな方にはとても、
面白い1冊だったと思うんですが、
私は、ちょっと苦手というか。
そういう内容を読む心構えができてなかったというか。

BLなんだけど、BLって言えるのかな~?と、少し、謎が残ったのですが、
こういうのって、秋月さんとか所謂大御所作…

3

本日のご葬儀 小説

秋月こお  ヤマダサクラコ 

珍しい設定とは思うけど

秋月こおさんという作家さんは漫画で読んだのが初めてで、一度小説も読んでみたいと思っていました。
この作品が初めて読んだこの作家さんの作品になります。

第一印象で思ったのは、結構あっさりしてるな、という感じでした。
何があっさりしてるかというと、主人公二人が結ばれた時の描写が(笑)。
普段もっとラブラブなのを読みなれているので、余計にそう思ったのかもしれません。
ただ、それよりも気にな…

0

ワンダーBOY(10) <スペシャル編 2> ワンダフル・パーティー  小説

秋月こお  沖麻実也 

1番好きな『純情』の紹介を

登場人物は
克己:軟派な美少年
満:子犬アイドル系美少年
克己・満は人の思っていることが分かってしまうがゆえに、孤独な幼少期を送っていました。それぞれ親元から忍者の里の師匠の元へに預けられます。
克己の師匠は千里眼の弋庵様:ストイックな美丈夫の僧侶 
満の師匠は的射の沙々女:一見清楚な美女で猫かぶり
どちらも評定衆のような里の政務機関の一人です。
また薬師の沙夜女:沙々女の妹でキスで…

0

富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター 小説

秋月こお  西炯子 

いつまででも「神」

そろそろ本編もかなり盛り上がってきたので、久しぶりに再読。
私がBLにはまった大きな要因は、本作との出会いと言っても
過言ではありません。

天才指揮者の桐ノ院圭とバイオリニストの守村悠季の
長~~~~い音楽人生の1冊目。

圭が勇み足というか、伝説的強姦をしてしまうのですが、
それが、2人の大いなるエポックと思うと、
感慨にふけることひとしおです。

悠季の繊細すぎる内面と…

3
PAGE TOP