秀香穂里さんのレビュー一覧

双性の巫女 小説

秀香穂里  乃一ミクロ 

南の島の離島と因習

こちら、大好きで追っている秀香穂里先生作品ですが、実はずっと読むのを後回しにしていた作品で…
…というのも、基本的に地雷なしの私なのですがやはり数点苦手設定というものはあり、この作品にはその少ない苦手設定のほぼ全部が詰まっているという…
いざ、意を決して読み始めましたがやっぱり少々ツラかった…

あらすじとしては、
沖縄の離島に伝わる、余所者には絶対に知られてはならない因習、について。

4

地味な俺が突然モテて困ってます 小説

秀香穂里  Ciel 

熱く強い男と、クールでスマートな男と。

秀香穂里先生お得意の3Pもの。
さすがの手練れ振りで、出会いから関係を持つまでの過程など突っ込みどころは数あれど、概ね安心して読めます。
安心して、というのはまあ、私は秀香穂里先生のファンで読み慣れてるっていうのもあるし、3PもOKなので、という事がありますけど、秀先生作品が初めて、という方にも、3Pモノは初めて、という方にもおすすめできます。
…というのは、秀先生のこれまでの3Pモノに比べ…

2

地味な俺が突然モテて困ってます 小説

秀香穂里  Ciel 

恋と仕事を巡るライバル対決

今回はワイルドな容姿を持つ実力派俳優と
鋭利な美貌を持つ新進気鋭の脚本家と
フリーランスの雑誌ライターのお話です。

因縁がある関係だった攻様達が
受様との関りで新たな関係を築くまで。

受様はフリーランスのライターです。

童顔ではないものの
独立して3年目という経験値の低さからか
まだまだ若造扱いされる25才です。

今は大手出版社にて
男性ファッション誌をメインに…

5

地味な俺が突然モテて困ってます 小説

秀香穂里  Ciel 

赤青黒

3P♡期待して購入。期待通りでしたが、片方の攻めがいじめっ子タイプでちょっと苦手だったのと受けにそんなに入れ込まなかったので、中立にしました。本編250P+あとがき。

大手総合出版社をメインに活動する、独立3年目のフリーライター黒羽。主に男性ファッション誌の編集手伝いをしています。得意分野はドラマでめちゃくちゃ詳しいから、ちょっと困ったときの神頼み黒羽様頼みってな感じで頼りにされています。徹…

6

地味な俺が突然モテて困ってます 小説

秀香穂里  Ciel 

攻めさんが二人いて、エロ度も2倍

Cielさんの美麗イラストに惹かれて購入。

秀さんの新刊は、Cielさんの美麗なイラストで描かれた表紙からもわかるように3Pもの。攻めさんが二人いるので、いつもの秀さん作品よりも2倍エロかった気がします。







主人公は新人フリーライターの黒羽。
独立して3年。雑用でもなんでもしっかりこなす彼は職場でも重宝がられているが、彼が最も得意とする分野は「ドラマ」。という事…

6

血鎖の煉獄 小説

秀香穂里  奈良千春 

ハードでダークな秀香穂里節

秀香穂里先生の作品は本当にバラエティ豊かなのですが、その中でも目立つ特徴の1つとして、キレキレの、ドロドロの、エロエロのダークなハードBLという側面があると思っているのですが、本作は正にそんな特徴を持つ作品です。
というのも、設定は近親もの。
私は地雷の無い方で大抵の設定は読めるのですが、中でどうも苦手なのがガチ近親モノ。義理ならOKなんだけどガチは…
中でも最もヤバいのが「ガチ父子」だと思…

1

『狂恋』番外編・とろける蜜月 小説

秀香穂里  山田シロ 

社内ハネムーン

「狂恋」の、電子限定番外編です。

内容は、2人がもう恋人同士として安定し、優一の方も敬吾と同じ戦略チームに所属するようになった後の話です。

夏の暑い日、外回りから敬吾と自分のジェラートを買って戻ってきた優一。部署には敬吾以外誰もいません。
気兼ねなくジェラートを食べながら、新人アイドルの夏のイベントについて話し合いを始める2人。
衣装は?と尋ねる優一に、もう届いてる、と応じる敬吾。…

0

灼熱のハイシーズン 小説

秀香穂里  長門サイチ 

ロマンティックな夜の虹

旅行業界の最大手企業に入社できた工藤は、本来浮かれるはずなのに毎日毎日ため息をついていた。
それは、厳しい先輩社員の仁科のせい。だがそれはイビられているとかではなく、10ヶ月前のある出来事が原因だった……
…という思わせぶりな冒頭。
何が起きたのかというと。
付き合っていた彼女に、セックスがつまらないと言われてフられてしまった工藤が、やけ酒を飲んで他の客と喧嘩しそうになり、止めに入ってくれ…

1

ディープフェイス ~閉じ込められた素顔(下)~ 小説

秀香穂里  奈良千春 

そんなぁ……

下巻冒頭からいくら夢だと思い込んでいたとは言え
あまりにもえっちにメロメロになってない…??
あの気の強い貴志が快楽には弱いという面ではギャップですけど
事件追ってる身でそんなに感じちゃって大丈夫?と思ってしまいました。
ピンチに助けられて気持ちよくされたら情も移るのかもしれないし
リョウがただの鬼畜ではないのもわかりましたが
なんたって上巻の暴力がアレだったもので
そこまで愛せるも…

2

ダークフェイス ~閉じ込められた素顔(上)~ 小説

秀香穂里  奈良千春 

レーベル色が濃い感じかも

ヘビーなお話なんだろうなとつい積んだままになっておりましたが
ようやく読ませていただきました。
ある事件に突進していく記者・貴志が危なっかしくてハラハラしましたね…。
そういう気質でなければ深くまで事件を追えないのでしょうけども
命を落とすことになると脅されているのに
首突っ込む無謀さになんとも複雑な気持ちになってしまいました。
主人公だから簡単に死ぬわけはないだろうし
こういう貴志…

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