愁堂れなさんのレビュー一覧

僕と彼らの恋物語 小説

愁堂れな  高橋悠 

受の魅力ゼロの複数物

攻め親子に挟まれる担任教師、という3Pもの。
ですが、この受の魅力が自分には全く判りません。
特に父親が受にベタ惚れの理由が判らない。
見た目が好みの相手が(作家として)ファンだ、というだけであそこまで惚れる?って感じです。
ベタ惚れの理由が判らなくても受自体に魅力があればまだ良いのですが、それがありません。
この本を読んだ人でこの受に魅力を感じる人が一体どれだけいるんだろうか…と思うレ…

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法医学者と刑事の相性 小説

愁堂れな  高階佑 

大人な話。

 法医学者の冬城の元に、「今こそお前の罪を償うときだ」という脅迫状が届く。
 冬城は、十人いれば十人ともが「美しい」と形容する美貌の持ち主だが、中身は所属する研究室で一番の男前。
 そんな冬城を心配する助手が、警察に連絡をし、一人の警官が捜査に訪れた。
 よれたスーツに無精ひげの刑事・江夏がやってきても、自分の腕に絶対の自信を持つ冬城は、「俺がミスをするはずがない」と怜悧な表情で、その脅迫状…

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十億のプライド 小説

愁堂れな  みずかねりょう 

息子を思う母の愛にほろっときました

BLなのに母親の愛に泣かせられた作品でした(笑)
リーマン同士のラブストーリーで、受け様は会社きっての営業成績を誇るリーマン
同期からはやっかみ半分で悪口や太鼓持ちなんて陰で囁かれていて上司やお客以外
には愛想もない、徹底した努力を怠らない営業をしているんです。
そんな受け様でもびっくりする大口の契約が舞い込んでくるんです。
でも、その契約の条件が受け様が愛人になる事だったのです。
初…

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下克上にはわけがある 小説

愁堂れな  木下けい子 

誠実・ひたむきな内面イケメンがお好きな方に

愁堂さんの本は「3P」を読んで以来、もう読むまいと思っていたのですが、これは良かったです。
酔ったはずみで乗っかって、ほとんど喋ったこともない部下を逆レイプ?→無視という展開に、はじめは、受けの身勝手さに呆れました。でも、最終的には受けもそんなにダメな人間でもなかったです。
この話の最大の魅力はなんといっても攻めです。常日頃、「BL攻めは内面不細工が多すぎる!」と思っていたのですが、この攻めは…

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たくらみは美しき獣の腕で 小説

愁堂れな  角田緑 

たくらみシリーズ復活!

7年ぶりの復活文庫化で再登場のたくらみシリーズです。
1作目のたくらみは美貌の攻め様のどこまでも用意周到な明晰さ&凶暴具合が
堪能できる作品、そしてそれを受ける相手が喜怒哀楽に乏しく、
恋愛のキビも情緒も無いような性格が非常に淡泊な元刑事の受け様
ただ、この受け様の一つだけ心を動かす事が出来るのが拳銃なのです。
硝煙の匂いに恍惚としてしまうフェチさんです。
攻め様の緻密な企みで受け様は…

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たくらみは美しき獣の腕で 小説

愁堂れな  角田緑 

美しく優美な攻め&感情の起伏が少ないながらも時折見せる微笑が凶悪な受け

こういうのも一種のギャップ萌えというのでしょうか。

外見的にいかにも、な攻めもいいと思いますが、容貌は優美で何か女性的な美しささえ感じさせるのに実は(というほど秘密事項でもなく最初から判明しているのですが)極道の男で野性的、一目惚れした高沢(受け)をハンターの如く狩りに出る、そんな玲二(攻め)が妙に好きです。
一方、どんな状況でも感情を揺るがすことのあまりない高沢。
彼は銃を愛するがゆえ…

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枯れ木に花は咲き誇る 小説

愁堂れな  國沢智 

無理だった…。

ごめんなさい。
自分にはかなり合わなかったです(汗

↓ネタばれ注意!!

俺の場合、もう読んでる最中からイライライライラ…。
五人の美男子から攻められるんですけど、
男は無理無理いっときながら1人だけ明らかにソイツ贔屓してたんですよ。
しかもソイツは俺が一番嫌いなタイプの人種。


もう本当に見てるの辛くて途中で止めてラスト覗いたら
やっぱり結局そっち行ったかみたいな・・…

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砂漠の王は龍を抱く 小説

愁堂れな  麻々原絵里依 

展開が早い??

 主人公は、金髪碧眼の美青年のユリウス。
 ユリウスは砂漠の国の王子であったが、理由があって自分の国には帰れない。その代わり、世界中を自由気ままに旅をする優雅な生活を送っていた。
 そんなユリウスが「花火を見たい」と立ち寄った東京で出会ったのは、銃で撃たれたヤクザ・氷室宏一。
 氷室の背中には、美しい龍の刺青があり、興味を惹かれたユリウスは、熱にうなされわけがわからなくなっている氷室と少々強…

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3P -スリーパーソンズ- 小説

愁堂れな  大和名瀬 

受けのよさがわからない。

 電機メーカーに勤務する姫川は、大学の競争部仲間で現在は、検事の神部と総合商社に勤める佳樹の愛を一身に受ける日々を送っている。
 姫川は、大学時代、駅伝選手だったが、その時の無理がきっかけで膝を壊し、走ることを止めるのを余儀なくされた。 
 その時に、一緒に部を辞めたのが神部と佳樹の二人であった。
 姫川は二人の支えもあり、なんとか立ち直ることができたが、卒業前に行った旅行先で、二人に告白さ…

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枯れ木に花は咲き誇る 小説

愁堂れな  國沢智 

35才モテ期はまだまだ続いてます!っ

前作の「枯れ木に花が咲く頃に」にのシリーズ続編になります。
前作で35歳の電機メーカー営業課長受け様が女に振られながら
その後に怒涛のモテ期に突入して流されて関係を持ってしまう
ってストーリーでしたが、今回もモテ期は続いていて更に
新たなイケメンも登場してパワーアップしてます。
モテ期と言っても男限定でしかも全てイケメンばかりの
なにやら羨ましい設定のお話なんですがモテてる受け様は

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