愁堂れなさんのレビュー一覧

黄昏のスナイパー 慰めの代償 小説

愁堂れな  奈良千春 

二人の関係に進展は!?

二人の関係に進展は!?ってお決まりのような作品あらすじも4回目、
じれったいと感じる気が起きない程二人の関係が進んでいるようで進んでいない。
それでも殺し屋の攻め様を廻る背景みたいなものが巻が進むにつれて見えてくる。

今回もカマカマネットがらみのキャラ達が大集合してるし、受け様のビッチ兄貴は
またしても浮気してる。
シリアスな面を奥に抱えながらも濃いキャラ達が場をにぎわす作品ですよね…

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黄昏のスナイパー 慰めの代償 小説

愁堂れな  奈良千春 

林の魔の手がいよいよ迫ってきた

2年ぶりのシリーズ第4巻です。
本当、このシリーズは「新宿退屈男」と混同しちゃんですよ(汗)
2年ぶりだとなおさらにあれ?どっちだっけ。。。みたいにエピソードが。。。
2作目で魔性のゲイの兄が帰ってきて、3作目で華門に執着するマフィアのまるで女性のような林が登場して、この4作目で本格的に林の魔の手が大牙の身内(仲間)を脅かし始めて、、と、やっとどういう路線でこれから展開していくのか見えてきた…

3

罪な輪郭(表題作 十三回忌) 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

ロングランですよねぇ

罪シリーズ、なんと14作目になるのですね、罪シリーズ10周年を記念しての
今回の作品は、中短編集の形になっています。
今まで登場したキャラが総出の内容で、10年分の作品のあんなことこんな事、
懐かしく思い出しながら、1冊目から読み返してみようかなと思わせる内容。

そして今回も末巻にはおまけマンガあって、睦裕さんオリジナル作品が
24Pも楽しめる内容です。
高梨良平危機一髪みたいな内…

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罪な輪郭(表題作 十三回忌) 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

そして、今は

罪シリーズ開始10周年記念短編集。

愁堂先生は多作につき、つい、追い切れなくなったままだった罪シリーズ。
久しぶりに手に取ってみたら、おなじみのキャラ達の身の回りにも、ちょこちょこ変化はあったようです。
そんな彼らの、「そして今は」と、「あの頃は」のサイドストーリー集。
主人公に事件が降りかかったりはしませんが、ちょっとコミカルで、ちょっとしみじみな、シリーズのファンには楽しい内容です…

1

熱砂の王と冷たい月 小説

愁堂れな  高階佑 

予定調和だけどまとまりがあります

この手の年下攻っぽくない年下攻、年下攻×敬語受って大好きなんです
アラブだけどそんな俺様でもなく、優しげだし
お仕置きされるのもユウが殺し屋だからなので、まあ自業自得といえばそうですしね

残念なのは、Hの回数もシチュエーションも揃ってるのに、いまいちエロスがないことかな
それから今後二人はどうやって暮らすのかが気になります

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哀しくて、愛しい 小説

愁堂れな  小山田あみ 

愁堂作品で1番好き

作者のこれまでのイメージが覆った今までと全く違う作品でした。
そのイメージって“時間割通りの卒ない2時間推理ドラマ+BL”でして・・・。
辛口でごめんなさい。
既読作品の背景や登場人物の感情等の表現の平坦さもあって、進んで読まなくなっていたんですが。
でも、何でも大仰に書けば良いもんじゃない。
その平坦さがこの作品には深みになり味になっていました。

始まりは、家族を事故で亡くしたば…

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3P -スリーパーソンズ- 小説

愁堂れな  大和名瀬 

3Pのなんたるかを根本から考え直していただきたい!

たまにあるんですよ……落としどころが見えない3Pって……。
まさにその典型を見たなと思った作品。

軽妙なトーンのしゃべり方を見るにつけ、
やろうとしてることはわからなくもないんだが、安易なんだな~。
3P作品として書くべきところを書いていない。
二輪挿しやれば3Pってわけじゃないんですけど!
また、余計なエピソードが多い、否、エピソードが生きてないといったほうが正解かも。

主…

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新宿退屈男 色欲の楽園 小説

愁堂れな  奈良千春 

箸休め的な感じでした

新宿退屈男シリーズの6冊目。(スピンオフの2冊含めてです)
今回はちょっと箸休め的なお話でした。

早乙女のお見合い騒動から始まり、お見合い相手のお嬢様が凄かったり(笑)。
そして美人(よしと)がそのお嬢様と、行方不明になってしまい・・・。
いつものメンバーで沖縄まで2人を捜しに行くことになります。


お見合いということで、早乙女の実家での立場が少し見えたような感じでした。

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花の破片 小説

愁堂れな  奈良千春 

田崎のお話

新宿退屈男シリーズ、スピンオフ。シリーズ合わせて5冊目。
本編で、裏切者といわれていた田崎さんのお話です。

ただ一人の親友を裏切る結果になってしまった。
田崎はその原因である、麻薬取引をしている副島、北原に凌辱されていて・・・。
それでも、真紀を助ける機会をうかがっていて。
そんなある日、目の手術の為、日本に来たという外人、ジェイクと出会います。
そして、犬の散歩を手伝ってくれと…

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新宿退屈男~愛欲の交叉~ 小説

愁堂れな  奈良千春 

北京の次は香港です

新宿退屈男シリーズ四冊目。(スピンオフを含めてです)
今回は友紀サイド、真紀サイドで視点が変わりながら、物語が進んでいきます。
時間軸はシリーズ二冊目「~快楽の祭典~」から一~二か月後ぐらいです。


香港で開催される、なんとかセンター(名前忘れた・・・)の竣工式。
その竣工式の取材がしたい春野が、早乙女に(早乙女の父に)口をきいてほしいと頼みに来ます。
竣工式には王も出席するら…

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