愁堂れなさんのレビュー一覧

法医学者と刑事の相性 小説

愁堂れな  高階佑 

関係があっさりしすぎ

高階先生のイラストが大好きなので、購入しました。
内容はもうあらすじ通りです。
法医学者の冬城と刑事の江夏が事件を解決するお話。火サスか○棒みたいな感じでした。

表紙から勝手に「美人受けと俺様刑事の大人ラブだな!しめしめ(悪い顔)」と思いこんで読み進めて行きましたが、そんなことは全くなく、冬城はがさつでべらんめえ口調だし江夏は若干ヘタレでした。(笑)
ただ途中2人の口調がえらい似てて今…

4

小鳥の巣には謎がある 小説

愁堂れな  高星麻子 

年下攻め好きなら

年齢差8歳。18歳と26歳です!年下攻め好きにオススメしてみます。

表題作232ページ、「後日談」17ページです。
どちらの作品も、刑事・悠李(受け)の目線で進みます。

「小鳥の巣には謎がある」
26歳童顔刑事・悠李(受け)は、自殺した少年の捜査のため、セレブな子弟が集う学園に潜入します。転入早々、生徒会長の才門に気に入られて「お茶会」に誘われる悠李。学園の特殊な環境に戸惑いながら…

3

身代わりの愛のとりこ 小説

愁堂れな  タカツキノボル 

するりと読めます

1冊丸ごと表題作です。松田(受け)目線で話は進みます。

演奏会でお互い一目惚れ。清嗣の身代わりとして行く二泊三日の京都旅行で、松田はリチャード(攻め)に抱かれてメロメロになります。リチャードの帰国を前に、最後に抱き合いたいとホテルへの移動中、人違いで誘拐されて…という話です。

元凶の清嗣も含めて良い人ばかりです。神龍社長や向山秘書が強引にことを進めるものも、松田にとっては良い方向にしか…

2

愛こそすべて 小説

愁堂れな  みずかねりょう 

悲惨な過去持ちの受け

私が読んだのは2005年1月1日出版のリーフノベルズ(イラスト・有馬かつみ)です。なので「隅田川より愛をこめて」は未読状態でレビューします。なお、「リベンジ」は特典で既読、ノベルスには収録されていません。

「愛こそすべて」が本の大部分を占めています。
一郎目線で話は進みます。
一郎(受け)は帰国子女。外国暮らしが長かったので、英語は得意ですが日本語は不得手です。過去のトラウマから、外国人…

0

オジさんパラダイス~愛される理由~ 小説

愁堂れな  奈良千春 

で、結局…

愛される理由が最後までよく分らなかったです。 昔、多少なりとも人気があったビジュアル系バンドのベーシストが、大人の事情で解散し就職活動ののちに自分のファンだったという社長の会社に入れたのですが…。 そこでその社長の娘ととあるバーに行く事でこの話が始まってます。 そこには過去、いや今現在も自分のファンだというオジサンたちに告白されまくりで何が何だかわからないなぁ。 あれよあれよと流されて気が付けばみ…

1

切なさごと抱きしめて 小説

愁堂れな  青海信濃 

「下克上にはわけがある」の旧作

2011年二見書房から木下けい子さんのイラストで発売された「下克上にはわけがある」の旧作です。書き下ろしがあるので、購入にはそちらの方がオススメです。

良いです。
島田(受け)が香川に未練を残して泣くのですが、それを鬱陶しく感じません。失恋したからって、瀬谷(攻め)を襲うのはどうなんだと思わない気もしないのですが、後悔もしていますし、島田の切なさも伝わるので、引くこともありません。

1

境界 ボーダー 小説

愁堂れな  奈良千春 

色々と惜しい

一途で優秀な攻の渡辺と、美人だけどズボラで単細胞な受の松本。
攻の渡辺はずっと想いを隠していたのに、松本が他の男を気にし始め
嫉妬から思い余って押し倒し~な設定と展開はものすごく好みで、
前半はかなり萌えながら読んでいたのですが。

最後まで読むとなんというか、ちょっと物足らなかった感じでした。
攻の渡辺は優秀という設定なんだけど、それを裏付ける描写が少なくて
どうにも単なるヘタレに…

2

たくらみの嘘 小説

愁堂れな  角田緑 

銃撃とライバルと遠恋と。。。

たくらみシリーズ6作目 第2部の2作目です。

今回もお約束通りエッチシーンからの幕開けです。
しかし これまでと違うのはそれが夢だったこと。
別居状態の二人ですから。

櫻内&風間のイチャイチャ継続中です。

風間のえげつない行為がひっかかる。
確かに風間はドSだと思う、きっと。
他人の命も心も弄んだり平気で傷つけられる人だろうし。
前巻がto be continuedで終…

2

たくらみの罠 小説

愁堂れな  角田緑 

生まれて初めての嫉妬心を知った高沢です

たくらみシリーズ5作目 そして第2部がスタートです。

超絶美形な幹部の出所編です。
みんなのカリスマ櫻内のために刑に服すことになった幹部が出所してくるのですから組を挙げて熱烈歓迎です。
こんどは色白で高貴な美形。(愁堂先生は色白美人がお好きなんですね)
はしゃぐ櫻内に高沢いやな予感を覚えます。

まるで遠方に行っていた元カノが戻ってきて因縁のバトルが!?的な雰囲気です。

いく…

2

たくらみは終わりなき獣の愛で 小説

愁堂れな  角田緑 

香港マフィアとの対決本番

たくらみシリーズ4作目で、第1部の完結編

香港マフィアとの対決が本格化します。
櫻内香港へ飛ぶ。
高沢のためでもあるですね。
大切なものを護るためには攻めていかねば!
焦れる高沢ですが、じっと待ってばかりのオンナじゃない。
やっと高沢の活躍が見られました。
そして、自分の想いを自覚して覚悟を決めたところがかっこよかったです。

西村も香港マフィアも逃走したらしいので、また出て…

1
PAGE TOP