愁堂れなさんのレビュー一覧

愛こそすべて 小説

愁堂れな  みずかねりょう 

悲惨な過去持ちの受け

私が読んだのは2005年1月1日出版のリーフノベルズ(イラスト・有馬かつみ)です。なので「隅田川より愛をこめて」は未読状態でレビューします。なお、「リベンジ」は特典で既読、ノベルスには収録されていません。

「愛こそすべて」が本の大部分を占めています。
一郎目線で話は進みます。
一郎(受け)は帰国子女。外国暮らしが長かったので、英語は得意ですが日本語は不得手です。過去のトラウマから、外国人…

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オジさんパラダイス~愛される理由~ 小説

愁堂れな  奈良千春 

で、結局…

愛される理由が最後までよく分らなかったです。 昔、多少なりとも人気があったビジュアル系バンドのベーシストが、大人の事情で解散し就職活動ののちに自分のファンだったという社長の会社に入れたのですが…。 そこでその社長の娘ととあるバーに行く事でこの話が始まってます。 そこには過去、いや今現在も自分のファンだというオジサンたちに告白されまくりで何が何だかわからないなぁ。 あれよあれよと流されて気が付けばみ…

1

切なさごと抱きしめて 小説

愁堂れな  青海信濃 

「下克上にはわけがある」の旧作

2011年二見書房から木下けい子さんのイラストで発売された「下克上にはわけがある」の旧作です。書き下ろしがあるので、購入にはそちらの方がオススメです。

良いです。
島田(受け)が香川に未練を残して泣くのですが、それを鬱陶しく感じません。失恋したからって、瀬谷(攻め)を襲うのはどうなんだと思わない気もしないのですが、後悔もしていますし、島田の切なさも伝わるので、引くこともありません。

1

境界 ボーダー 小説

愁堂れな  奈良千春 

色々と惜しい

一途で優秀な攻の渡辺と、美人だけどズボラで単細胞な受の松本。
攻の渡辺はずっと想いを隠していたのに、松本が他の男を気にし始め
嫉妬から思い余って押し倒し~な設定と展開はものすごく好みで、
前半はかなり萌えながら読んでいたのですが。

最後まで読むとなんというか、ちょっと物足らなかった感じでした。
攻の渡辺は優秀という設定なんだけど、それを裏付ける描写が少なくて
どうにも単なるヘタレに…

2

たくらみの嘘 小説

愁堂れな  角田緑 

銃撃とライバルと遠恋と。。。

たくらみシリーズ6作目 第2部の2作目です。

今回もお約束通りエッチシーンからの幕開けです。
しかし これまでと違うのはそれが夢だったこと。
別居状態の二人ですから。

櫻内&風間のイチャイチャ継続中です。

風間のえげつない行為がひっかかる。
確かに風間はドSだと思う、きっと。
他人の命も心も弄んだり平気で傷つけられる人だろうし。
前巻がto be continuedで終…

2

たくらみの罠 小説

愁堂れな  角田緑 

生まれて初めての嫉妬心を知った高沢です

たくらみシリーズ5作目 そして第2部がスタートです。

超絶美形な幹部の出所編です。
みんなのカリスマ櫻内のために刑に服すことになった幹部が出所してくるのですから組を挙げて熱烈歓迎です。
こんどは色白で高貴な美形。(愁堂先生は色白美人がお好きなんですね)
はしゃぐ櫻内に高沢いやな予感を覚えます。

まるで遠方に行っていた元カノが戻ってきて因縁のバトルが!?的な雰囲気です。

いく…

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たくらみは終わりなき獣の愛で 小説

愁堂れな  角田緑 

香港マフィアとの対決本番

たくらみシリーズ4作目で、第1部の完結編

香港マフィアとの対決が本格化します。
櫻内香港へ飛ぶ。
高沢のためでもあるですね。
大切なものを護るためには攻めていかねば!
焦れる高沢ですが、じっと待ってばかりのオンナじゃない。
やっと高沢の活躍が見られました。
そして、自分の想いを自覚して覚悟を決めたところがかっこよかったです。

西村も香港マフィアも逃走したらしいので、また出て…

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たくらみはやるせなき獣の心に 小説

愁堂れな  角田緑 

香港マフィア殴り込み編

たくらみシリーズ3作目

お約束なんですね、濡れ場からの開始が
櫻内・高沢出会って1年です。相変わらずです。

あの西村がこんどは香港マフィアの手先に…。

西村の存在を知った櫻内が高沢にモヤモヤをぶつけ、強姦じみた行為で怪我まで負わせてしまうのです。
子供っぽい嫉妬とか独占欲にしては乱暴過ぎ。
何もかも思惑通り動かせ言いなりにもなるのに、思い通りにならないのが唯一高沢とい…

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たくらみは傷つきし獣の胸で 小説

愁堂れな  角田緑 

恋の欠片を知った朴念仁 高沢です

シリーズ2巻目も1巻目同様濡れ場からスタートです。

櫻内への美形とナイスバディーに対する賛辞があふれています。
それにしても色白美人でストイックそうに見える麗人が実は凶暴で自分のオンナも殴れる武闘派ってのはなかなか想像できません。

高沢またこりもせず鉄砲玉相手に撃てずに挙句拉致されひどい目に…
っで、出ました高沢を裏切った西村。
この元キャリアがなんでここまで身を落としてしまった…

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たくらみは美しき獣の腕で 小説

愁堂れな  角田緑 

たくらむ攻めと拳銃オタク

金でも脅迫でも動かなかったのに拳銃がいつでも撃てるという条件には簡単に頷いてしまうくらい好きなんですね。
好きというより、中毒かもしれません。撃ったあとにその硝煙の匂いに恍惚としてしてしまい、そんな姿にヤクザが惚れるくらいに。

櫻内は銃の腕に惚れたとは言っても色恋沙汰ではなくあくまでもボディーガードとして必要としているといっていましたが、櫻内を狙ったヒットマンを殺せなかった高沢が反撃され負…

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