愁堂れなさんのレビュー一覧

COOL~美しき淫獣~ 小説

愁堂れな  麻々原絵里依 

辛い過去持ちのビッチ受け

2012年ルナノベルスの文庫版。
新作として続編『HOT』が出ることも決まっているそうです。

あらすじ:
新宿中央署の刑事・本郷(攻め・29歳)は、捜査一課から異動してきた美貌の警部・柚木(受け・28歳)と酔った勢いで関係を持ってしまう。
2丁目の常連だという柚木は、捜査中の連続殺人事件の被害者たちとも関係を持ったことがあるらしく…。
 
ビッチ受けに挑戦されたという本作。
確か…

2

情熱の月は夜に淫れて 小説

愁堂れな  かんべあきら 

会話が後半噛み合ってないような

「情熱の花は愛に濡れて」の続編ですが、知らずに買ってしまいそちらは未読。しかし、最初に二人の馴れ初めの説明がありますので、これだけでも読めると思います。

イタリアの会社に出向中の日本人・花井と出向先の会社社長兼モデルで多忙のロレンツォ。二人は甘々な恋人同士です。
絵にかいたようなハイスペック攻めでした。しかも主人公の花井をフィオーレ(花)と呼んだりかなり気障。
日本人の彼氏なら何言ってる…

0

刑事執事 小説

愁堂れな  今市子 

従順な執事姿と偉そうな警部姿にギャップ萌え

電子書籍で購入。
丸ごと1つのお話です。
おまけのSS等は収録されていませんでした。

執事が刑事、しかも上司の警部に……なんて、とんでも設定ですが、その荒唐無稽さは全然気にならず。
楽しく読ませて頂きました。

二人の時&家では、従順な執事。
職場では、乱暴な上司。
主従関係やキャラが正反対になります。
そのギャップに萌えました。
いいですね、このシチュエーション…

3

裏切りは恋への序奏 小説

愁堂れな  サマミヤアカザ 

あと一歩!

まるごと1つのお話です。
続編がありそうな作りでしたが、どうやらないみたいですね。
やっぱりねぇって感じです。
攻めも、受けも、脇役も、みんなそれなりにキャラ立ちしてていい感じなんですよ。
話の内容も。
それなりに惹き付けられて、十分楽しめます。

それなりに。
でもね、何かが足りない。
法医学シリーズの1作目のようなガツンとくる物がないのです。
それが、非常に惜しい。あと一歩…

0

七月七日 小説

愁堂れな  高星麻子 

じんわりと温かい読後感

電子書籍版を購入。
「七月七日」「 五月五日」「 十一月十一日」「 三月三日」「 九月九日」「 一月一日」、あとがきに加えられたSS「 六月六日」が収録されています。

いいものを読ませてもらったなというのが読み終わっての感想。
それぞれの日にちにまつわるエピソードが過去、現在を織り交ぜて描かれています。
特に大事件が起きるという訳ではないのですが、それぞれのエピソードの中で2人のお互い…

8

純愛 小説

愁堂れな  奈良千春 

執着カテの自分No.1かも

電子書籍を購入。
『純愛』、その後の『忘却』、そのまた後の『回帰』が収録されています。

謎解きサスペンスものというより、オカルト系。
結局、謎はそのままに、なんとも言えない後味の悪さが残ります。
それが、すごくいい。
余韻の残る怖さ、恐怖。
かなり、好みです。

ヤンデレ、執着ものが好きなのですが、今のところ、私の中のランキング1位です。
すごい執着、病み具合。
攻めの並々…

6

法医学者と刑事の相性 小説

愁堂れな  高階佑 

まさか、泣いてしまうとは……

電子書籍を購入。
まるまる、1つの話です。

サスペンスものです。
よくある感じの内容。
2時間ドラマでお約束的な。

なのに、なのに、
泣いてしまいましたよ。
まさか、泣いてしまうとは予想外。

プロローグとエピローグで泣いてしまいました。

主人公二人は、もう、どうでもいいかな(笑)

事件の裏で繰り広げられたであろうドラマを、想像(妄想?)して、胸を熱くしちゃい…

5

可愛い顔して憎いやつ 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

デビュー前作品だけど古さを感じない

電子書籍を購入。

『可愛い顔して憎いやつ』、そのすぐ後の『可愛い顔して悪いやつ』、そのまた後の『後日談』、時系列は不明ですがおそらく事件前?の攻め視点の『可愛い男のモノローグ』が収録されています。

可愛いのに攻めって設定、実はかなり自分のツボって、この作品で気付きました。
コミックでは、全然萌えないんだけどなぁ。活字だと違うのかなぁ。

この作品、デビュー前に個人サイトで発表して…

1

君に、恋に落ちた夜(表題作 惚れた弱み) 小説

愁堂れな  亀井高秀 

再会して恋が芽生えた 我がまま新入社員×美人先輩社員

前半「惚れた弱み」は、新入社員と先輩社員の再会もの。
高校の陸上部で先輩と後輩だった加納と小早川。
高校時代は特別な付き合いはなく卒業後は会うことはありませんでした。
けれど加納にとっては、走る小早川の美しさや最後まであきらめない姿に励まされとても印象深くに残っていました。

そして数年後、社会人となった加納の勤務する部署に足の故障で走れなくなった小早川が新入社員として配属され、加納が指…

1

淫らな背徳 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

なに?高円寺がヤキモチだと!?

シリーズ9作目。
今回のお当番は高円寺×遠宮です。
正直、遠宮ってこのカプの中であんまり好きじゃないんですよ。
9歳年下で背伸びしてるのもあるとは思うんだけど、
キャリア組って肩書もあるからかな、
侮られまいとする感じが、ちょっときつすぎる。
思うに、ツンはパートナー相手だからこそ、なんだな。
誰彼構わずのツンは私の萌アンテナに引っかからないらしい。
今回、事件が遠宮に関わっていた…

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