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かわい有美子 宮城とおこ
ハイ爺
ネタバレなしで。 わたしには京言葉の表現(書き方)にひっかかってしまい、気になりました お話はオーソドックスながらキャラはそこそこは立ってたと思います。 ただ、受けの宮川光希は花街の男、男女両刀で幾人かと関係を持ってるという、 わたしには少々苦手な設定でした。 攻めは黙々としたカンジの職人です。 花街に育ちカラダの関係は知ってても恋を知らない受けが、 無口な板前と気持ちより先に関…
snowblack
京都が舞台。 朧小路というのは架空の小路だそうだが、 「おぼろ」という言葉がピッタリの、独特の空気に覆われた物語。 芸妓を母として父の顔を知らず、花街に育った美貌の光希と 子どもの頃を知っている、一流料亭の板場で働く寡黙な職人吉澤。 光希は、いつも柔らかな口調と笑顔で人を遇いながら その実一線を引いて、本音を見せずに生きている。 再会した吉澤に苛つきながらも興味を惹かれ、 …
ココナッツ
ネタバレ
京都弁で繰り広げられる作品。 かわいさんの京都弁作品は『いとし、いとしという心』がありますが、こちらの新刊も良かったです。 『いとし〜』よりは軽めですが、読みやすいですね。 書き下ろしとなります。 三人称で、本編は受け視点、SSは攻め視点です。 受けの宮川光希は、姉が持つ祇園のカフェバーを任される27歳。 美人芸妓だった母に似た、美貌の持ち主。 攻めの吉澤克也は28歳で、…
かわい有美子 北上れん
警視庁特殊捜査係・SITのお話。 今、二巻まで出ていますが今後はどうなのかなあ。 二巻でタイトルの意味もわかって、話は一応おさまっています。 ひじょうに続編を心待ちにしているのですが。 かわいさんの作品では多い、攻め受け両方の視点で進む作品。 受け視点が断然多いBL界ですが、わたしはこの方が攻めの気持ちもはっきりわかって好きです。 攻めの神宮寺は、SITの新人。 学生時代…
かわい有美子 蓮川愛
『平河寮シリーズ』に属する『天使のささやき』の二巻です。 平河寮自体は警察官舎ですので色々な部署の人間が住んでいるのですが、こちらの作品は警視庁警備部警護課(SP)のお話となります。 受けは一巻から引き続き、新米SPで爽やかイケメンの名田、28歳。 攻めも同じく、公安上がりで優秀なSPの峯神、34歳です。 前巻ハッキリと「つきあおう」という言葉で確認したわけではありませんが、必然の…
『平河寮シリーズ』の作品。 それぞれ別々のお話で三種類出版されているのですが、登場人物たちが住まうのが警察官舎『平河寮』ということで、そんな風にくくられています。 これは警視庁警備部警護課、いわゆるSPのお話で、かわいさんの作品では多い、受けと攻めの両方の視点が楽しめる仕様です。 そういえばレビュー書いてなかったなあと思い再読しましたが、何回読んでもこのシリーズは面白いです。(一番好きなのは…
かわい有美子 南田チュン
麗音
前半の『ユキウサギ』は高校生編で、荘一を密かに想う侑央と侑央を一途に恋する千秋の切ない心情が描かれていなす。 侑央が無邪気に荘一を見つめ続ける同じ時を、千秋は振り向いてもらえないことをわかっていても諦められないし告白もできない状態で見守っています。そして、追い詰められる気持ちが痛いほどに表れています。 荘一を好きだ好きだオーラを出しまくる侑央に勉強を教えたり、好物をあげたがったり、自分の気持ち…
弱味につけこんで自分のものになれとは、どんだけ狡くて酷い男なのかと思って読みましたが、むしろ優しくて強い人だと思いました。 強引に体だけでも…とはいってもそうは鬼畜だったり痛いプレイはないので、長年の想いがついに溢れてしまったという愛情が感じられたので、私的には萌えプラスワンな評価です。 千秋は何の罪もないのに、ただ次男だというだけで家族中から蔑ろにされいないものとして育って来て、よくここ…
かわい有美子 葛西リカコ
二人の始めての出会いが孫とお爺ちゃまの年齢差。。。 と言ってもそもそも寿命の違うで違う生物と言うから比較になりませんけどね 。 この二人、普通なら生涯交わることなく終わるはずでしたが、偶然に出会いお互いを支え慈しむために存在することになるのです。 ****** ネタバレ過ぎるので以降は未読の方は読まないでくださいね。****** 大国の名門家の生まれでありながら遺伝子の異常…
かわい有美子 高峰顕
Raz
表紙美麗さとこちらでの評価が良かったので、購入。 初めて読む作家さんでした。 視点がころころと変わるので、まったく感情移入出来ませんでした。 ト書が延々と続く説明口調でまどろっこしいのも、苦手です。 ストーリーに起伏がなく、ただだらだらと続いている印象だけが残りました。 ノンケなはずの高岸が末國に惚れるタイミングも、よく分かりません。 佐々木はとても良いキャラでしたが。 私に…