かわい有美子さんのレビュー一覧

世界の半分 コミコミスタジオ描き下ろしペーパー グッズ

その後の二人

コミコミスタジオ特典の描き下ろしペーパーです。

もっと、波乱があっても良かった作品だったと思います。

が、この描き下ろしペーパーではまた違った二人が見られます。

本編でのカイの印象は、笑うことも少なく美しく大人びている感じ。
この描き下ろしペーパーで17歳のカイは足枷を外されて自由になった少年のように笑ってる感じです。(ちょっと大げさだけどそんな印象)

あの、チェンクもカ…

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世界の半分 コミコミスタジオ描き下ろしペーパー グッズ

ほんわか、優しい気持ちになれる、そんなペーパーでした

私はコミコミスタジオさんで購入してこの特典ペーパーをいただきましたが、このペーパーって『出版社さま特製ペーパー』だと思うので、おそらくほかの協力書店さんでも配布されていると思います。配布される書店さんはちるちるさんで確認できますので、ぜひ。

大きさはA5サイズ。グレーというか薄い紫色のような色に両面で印刷されています。

内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。


時系列…

4

世界の半分 小説

かわい有美子  葛西リカコ 

割愛なし

花嫁もの?と思いながらも、女奴隷ものでした
葛西リカコさんの綺麗な画に誘われて手に取りました

奴隷と言われてもどっちみち痛い目にあいながらも
ラブラブハッピーエンドと思いきや、そうにはいきませんでした!

受け様は生き延びるために死んだ姉に化けて
逃げのびようとしますが攻め様に見つかります
愛や恋の場面場面ではなく、国を滅ぼされる怖さや
家族や知人を目の前で殺されて葬られていく…

1

墨と雪 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

すごく好みのかCP&展開だが、、

とても好みの話だった。
篠口と黒澤の関係性もすごく好き。
ずっと気になっていた作家さん初読みです。
海外のラブサスペンスものの様なスリリングな雰囲気。とはいえ完結しないのはいただけない。。巻数表示を付けてしまうと敬遠されがちなのだろうか。。
個人的には「その版の経験は、篠口にとって最低なものとなった」というプレイの描写は詳細な内容を記述していた方が面白い。今回のやり方だと非常~~~~~にも…

6

世界の半分 小説

かわい有美子  葛西リカコ 

シリアスな話でありながら、それでいて美しいストーリーでした

あらすじと葛西さんの美しい表紙につられ購入。

サッファビーア帝国に攻められ、陥没寸前のシルカシア王国。
国の敗北を悟ったシルカシア王国の国王は、まだ16歳の息子・カイを助けるため城から脱出させます。サッファビーア帝国の兵士に捕まったらすぐに殺されてしまうと危惧した女王である母親の策により、女として逃げるカイですがあっさり捕まってしまい、カイの亡くなった姉であるアイラとしてサッファビーア帝…

13

金の小鳥の啼く夜は 小説

かわい有美子  金ひかる 

救われるファントム

オペラ座で雑役夫として働く盲目の少年・雪乃(受け)は10歳の頃、誰もいない舞台で歌う美声の男(攻め)と出会う。
以来、謎の男は雪乃に毎晩歌を教えてくれるようになり……

男・英彬(攻め)と雪乃の視点が交互に入れ替わる構成。

男(英彬)は元天才オペラ歌手。
その才能を妬んだ何者かに、ウィーンの下宿所に火をつけられ、顔と体の半身に酷い火傷を負ってしまいます。
以来、人前では常に顔の半分…

3

墨と雪 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

淡々とした、主人公のカラー通りの作品

『甘い水』『天使のささやき』『Zwei』に続く、平河寮シリーズの新刊。
ただこちらはもう寮にいないですけどね。(確か『Zwei』の時しか篠口は寮にいなかったような)
かなり発売がずれていたので、本当に出るのか心配しておりました。
時間軸は『甘い水 2』で遠藤が負傷した後からとなります。

**********************
受けの篠口は、警視庁特殊捜査班SIT所属の36歳。

8

墨と雪 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

痛い。。

甘い水シリーズと繋がっている作品と知らずに読み始め、聞いたことがある名字が出てきて、遅ればせながら気付きました。
好きな作品だったのでなんだかとても懐かしい気がしました。
ただ、今作は萌え要素が少なく、痛いシーンを想像してゾゾっとなりました。
痛々しくて後半は読むのが辛くなってしまいました。。
元々一筋縄ではいかないできる男たちの掛け合いが面白いシリーズですが、受けが可哀想でした。。
文…

4

墨と雪 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

不思議さん同士の大人の恋

SITシリーズの新作は、既刊にもさりげなく登場していたミステリアスな二人。
続編があるとのことで恋愛面ではまだ前章といった印象ですが(絡みも前半に少しだけ)、一筋縄ではいかない大人同士の関係の進展に大いに期待できそうな一冊です。

SIT所属の篠口(受け・36歳)は、『甘い水』の遠藤の先輩。
6年前の通り魔事件で殉職した同期に遠藤を重ねており、その同期や遠藤への想いを心のどこかで引きずって…

18

墨と雪 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

大人の恋は抑え気味にスタート

かわい先生の特殊捜査班(SIT)のシリーズ。
『甘い水』にて遠藤にからんできた篠口が主役ですが、この1冊だけで読み始めても問題なしです。
私自身も、この篠口というキャラクターが好きだったよなぁ、程度にぼんやりとしか覚えておらず、それでも楽しく読めました。

受けの篠口は、「優等生のようでいて厭世的」。
人当たりもよく仕事も付き合いもこなしていくけれど、どこかで一線ひいた立ち位置をとる孤独…

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