周防佑未さんのレビュー一覧

極道は愛を捧げる 小説

秋山みち花  周防佑未 

極道というよりも…!?

ヤクザ×SATなんていうと対立関係の硬い話かと思いきや本書はそうではありません。
あとがきで、作者さまも書かれているのですがヤクザの組長×年下警察官で「治療費は身体で払え」なところまではかなりの王道展開に見えるのですが。
そこから先が一味違う。
というか、この組長が一味違う。
元々は弁護士なんかやってたエリートで何か事件があって裏社会に堕ちるぐらいならありそうなのだが。
受に対して甲斐甲…

5

お熱い夜は、あなただけ 小説

  周防佑未 

お金より心だよね。

お金に執着を持つファンロン。
もともと裕福な家庭で育ってたのですが
破産し両親は自殺という…
「金の切れ目が縁の切れ目」といいましょうか
破産した途端、周りから人はいなくなり
信頼してた人間にも裏切られる感じだったので、
人間不信というか、少々難のある性格ですが、
こういうキャラだからこそ、根は純粋?(笑)。

過去の痛手もあり本気の恋をしていなかっファンロンは
お金のある、割…

2

神迎え 小説

水原とほる  周防佑未 

ただ、らぶらぶでした

う~ん、軽めでサラッと読んでいいような本でしたね。
義兄弟ものです&やくざです。大好きな設定なのに
今回は特にハマることも無く読みました。               
背徳ものなのに切なさ感が少ない、10年の歳月の深さがない。
受け様・・・あっさり村から出て行き過ぎです。
なるほど、神は受け様でしたか?                  
甘いお話は大好きなのですが、好みの問題かな、…

5

神迎え 小説

水原とほる  周防佑未 

えええええええーーーーーー!!!

この叫び、この意表尽かし、一体どこへ持って行けばいい?
東京の田舎のさびれた村の神社の神官夫婦の養子になった互いに捨て子だった侑一と礼司。
侑一が高校2年の時突然家を出て音信不通になり12年、義母も義父も亡くなり、役所勤めをしながらも神社を一人で守っている礼司の元に、12年前の「必ず迎えに来る」の約束通り、兄の侑一が戻ってくる。
といった始まりだった本編。

この二人は義兄が出奔する以前…

5

100億ドルの花嫁 小説

真宮藍璃  周防佑未 

アラブに花嫁の合わせ技。

アラブものを書いてみたい!ということで書かれたお話だそうです。
1作品目は犬と姫のお話で、二作品目は腹黒策士ヤンデレ攻のお話で・・・
そして次はアラブもの。
作品は少ないのに色々な設定でお話を書く作家さんという印象が付きました。
どのお話もストレートに恋愛だけでは無く何かしら『特殊設定』が入ってる気がする。

かなりの王道アラブものです。
『融資の見返りは君の体だ』なストレートな要求…

2

100億ドルの花嫁 小説

真宮藍璃  周防佑未 

100億ドルの花嫁

この話好き!最初はエッチとか物足りないかなって思ったりもしたけれど、そんなことなかった。

特にお仕置きのシーンは萌えました。

なんていってもスレイマンが本気で佑人のこと愛してるって言うのがひしひしと伝わってきて、それがすごくよかった。優しさだけじゃなくて佑人を無理やりつれてきちゃったり、お金の代わりに身体を奪っちゃったりって、アラブモノのポイントもおさえていてよかった。

0

太陽の獅子と氷の花 小説

秋山みち花  周防佑未 

うーん、なんか残念…。

あらすじを読んでの期待値が高すぎたのか。
それとも、そもそも作者さまとの萌えがズレていたのか。
ちょっと好みが合わなかったようです。

入江は親に売られいろんな組を転々としていたところを、組長の息子であった真田に助けられる。
2つ年下のまだ小学生だった真田に助けられた入江は、その時から真田に恩を感じ自分が真田を守ると誓う。
真田はその後ヤクザらしからぬ温厚で穏やか青年に育ち、入江はそれ…

0

身代わり王子の純愛 小説

剛しいら  周防佑未 

いい子な受

剛しいらさんって、凄いしいらさんと、普通のしいらさんと、あれれ?なしいらさんと3人位居る気がするんですが、これは普通のしいらさん作品。
ご都合主義やツッコミ所も多々ありますがそれをあまり感じさせないでさらっと読ませる一冊

声帯模写芸人の広夢[攻]はある国から王子の身代わり声帯模写の依頼を受け、現地へと赴きます。
そこで出会ったのは外見は王子に似ているヒカル。
外見が王子のヒカルと、王…

1

眠る獣 小説

榊花月  周防佑未 

よかった

恥しく無い人は恥しいからこうしようとは考えないだろうから,結局のところ意識して恥しがらないなんて恥しいままと変わりがないんじゃないだろうか。
堂場は十年前の自分と樟辺の扱いの違いに釈然しない感情を抱いている。
十年前の藤生の態度には辛い経験から来る理由があるのだが,それを知らない堂場は現在の藤生の行動は納得のいくものではない。
藤生の行動の基準は自分の中にあって最期までそれは変わらない,でも…

0

極道は愛を捧げる 小説

秋山みち花  周防佑未 

餌付けされる警察官w

秋山さんの作品は花嫁モノより極道モノの方が好き!
ということで今回、極道×警察のかなり好みの作品が登場して何だか久々にワクワクしました♪
作品的には高尾理一さんの『愛咬の掟』に似ているんですが、でも好物シチュなんで、似たようなモノでもすごく満足v
どうもシリーズものになるらしいので、その後も期待大です!

今回の主人公は警視庁特殊機動隊(SAT)という職業。
珍しいですよね。
テロと…

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