周防佑未さんのレビュー一覧

極道は蜜を暴く 小説

秋山みち花  周防佑未 

シリーズ三作目

今回は餌付けもそこそこに、喜多村の過去の因縁を晴らす、が主題です。
前巻で郁也は研修で渡米するって話だったのですが、単なる遠距離ではなかったようで、流石は喜多村。。。
ちょいちょいUSに出張(何のしごと?!)、それなりに逢瀬は重ねられていたようです。で、その因縁の相手が実は郁也の身近にいたFBIの教官?だったという。

サカグチという日系で、人の懐に入るのがうまい!演技もうまい。郁也も同僚…

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一途な独占欲 小説

吉田ナツ  周防佑未 

こんなにじっくり!

こんなの初めて!

ドラマチックですね。偶然出会った二人がお互い好きになっていくのをじっくりじっくり。しかも二人ともイタリア男とギリシャ彫刻並みの美男。かたや輸入会社セレブ社長伊佐、かたや税理士ニ年目の一周り年下で幼馴染に片思い歴13年のかたぶつ夏目。

百戦錬磨の伊佐がどんどん夏目に本気になって口説くのに、優しさや包容力があって本当にイイ男なんですよ。
口説かれる夏目は幼馴染が忘れられ…

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極道は愛で縛る 小説

秋山みち花  周防佑未 

気になる展開

ほうほう、やはり餌付けなんですね。
コレ、読んでたら美味しいもの食べたくなるんですが、素材にかける情熱が半端ない(笑)

相変わらず、喜多川に良いように絆され(だから、餌付け!)ている郁也ですが、仕事もちゃんとやりたい!
…その割に、なんか中途半端に感じるというか間抜けに見えるというか。SAT隊員ってこんなにチョロいのか?と思ってしまう彼ですが、エリートコースに乗っかってるようで、米国研修…

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極道は愛を捧げる 小説

秋山みち花  周防佑未 

喜多村が可愛い

攻めの喜多村、、、極道の会長なんですが、まぁそりゃ可愛いんです!
何がって受けでSAT隊員の郁也に対する愛情の注ぎ方が…

極道と付いてますが、確かになんでも解決できちゃうのは極道の会長のせいで、力もあるし、男前だし、元弁護士、、なのに郁也にメロメロ過ぎて怖さが皆無。
いえ、ちゃんと事件も起こるし、郁也以外の敵?には容赦ないんですけど。

郁也は先輩が重傷を負い、犯人を検挙したかったの…

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王様、お手をどうぞ 小説

夕映月子  周防佑未 

じゃじゃ馬受が魅力的

良家の子弟のサロンのような大学の社交ダンスクラブを舞台に繰り広げられる、尊大な王様とやんちゃな王子のラブストーリーでした。マイナススタートの出会いから、なにかと挑発しがちな二人が、徐々に気持ちを通い合わせていく、お金持ちな上に見た目もいい、でも性格に難アリな攻と、優美な見た目のわりには思ったことをガンガン口に出すチャキチャキした受。攻より受の個性的なキャラに魅力を感じました。海外を転々としてきた幼…

1

殉愛 小説

綺月陣  周防佑未 

同名小説の新装版。

2011年にもえぎ文庫さんから刊行された同名小説の新装版。
旧版は未読なのでこちらとの比較はできません。旧版も電子での販売が停止になりましたが、新装版は海王社さんから電子限定で刊行されています。

旧版未読なのでもしかしたら間違っている部分があるかもしれませんが、新装版との違いについて。まず収録されているのは表題作『殉愛』、『メビウスの環』の短編2話。この2話は旧版にも収録されていると思いま…

5

身代わり王子の純愛 小説

剛しいら  周防佑未 

出番のほとんどない脇役に興味津々

2008年刊。
攻めは声帯模写芸人、受けは王子の影武者にと無理矢理連れて来られた身分の低い少年という組み合わせ、架空の東南アジアの小国ガライ王国が舞台といったちょっと珍しい設定だ。
どんな話なのか展開が予測できなかったが、結構面白かった。

全く面識のない異国の者同士の引き合わせの中でも、広夢が面倒見が良く機転が利くのと、ヒカルが健気な性格で学はなくとも人の感情に聡いのが分かる。
ただ、…

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キャンディ 小説

真式マキ  周防佑未 

上品な年下男の敬語責め

マル暴らしくない刑事(ノンケ)x3代目組長(バイ)。

組の幹部で、組長の方針に逆らって覚醒剤を扱っていた佐久間が失踪した。
覚醒剤嫌いの組長・白沢朝木が疑われてマル暴に呼び出されるが…

そこで出会った刑事の三上は潔癖で、警察の腐敗や悪との癒着を許さない。
マル暴らしくなく、面白く思った朝木はちょっかいを出す。
佐久間失踪事件を、警察側として、組長側として、そこの線は引きながらも共…

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王様、お手をどうぞ 小説

夕映月子  周防佑未 

四作目にして

夕映先生はこの作品から追うのをやめてしまったので、本作から再出発。

ご自身がお好きな題材を基に、丁寧に世界観を作りあげられる印象があるので、そこはとても信頼している作家様です。タイトルやカバーイラストから、どんなお話だろうと期待が膨らみました。

前半受け視点、後半攻め視点。前半では二人のファーストコンタクト、後半では恋に落ちた二人のその後の試練が読みどころでした。江神の祖母が主役のパー…

2

一途な独占欲 小説

吉田ナツ  周防佑未 

素敵な独占欲σ(≧ω≦*)

百戦錬磨の攻め様の必死さがとてもツボで、大好きな一冊です(≧▽≦)

受け様は税理士の夏目。
13年片想いしていた幼馴染みの新倉が結婚すると聞き、失恋で傷心真っ只中に訪れたバーで、大人の色気漂う男性から口説かれる。
このハンサム男が、攻め様の伊佐。

いやー、遊び馴れた感たっぷりの伊佐。
部屋へ誘って、ベッドまでいくのが実にスマート!
おおっ、こうやったら不自然じゃなく部屋に連れ込…

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