周防佑未さんのレビュー一覧

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

対受け様だけにはガキのまま

気になる存在で好きだと自覚出来ない時は、独占欲から受け様の周りにいる輩を排除、
そして受け様に対するモヤモヤが暴力に繋がる。
好きだと言う事を認める事が出来ない思春期の葛藤と、家族への違和感、そんな思いが
全て受け様に向いていた学生時代。
まるっきりガキが好きな子を苛めて関心を惹きたい衝動そのもので、大人になっても
対、受け様相手だと、性懲りも無く繰り返してるダメ攻め様でした。

そ…

1

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

面白かった!

夜光さんの作品は発売日に必ず買う位好きなのですが、今回も面白かった!
受けは動物を愛する心優しい青年かと思いきや、人間には全く興味のない、ある意味非常に冷たい青年で、対する攻めはそんな彼をずっと思ってアプローチしてるが、全く気づかれない。その温度差がすごく面白い。
夜光さんはこういうちょっひねってきたのを出してきてくれるから大好きです♩
出てくるワンちゃんも可愛くて、犬好きな私はほっこり。

2

ラブシッター 小説

夜光花  周防佑未 

犬と思えばwww

争いごとが嫌いで、のんびりした性格、学生時代”仏のキリシマン”と呼ばれ、銀行に入社したものの、胃を壊し退職。
両親の経営するペットシッター派遣会社に入り、動物と関わっていることが何よりも好きで人間にほとんど関心がない(多分自分にも)主人公・陽斗。
こんな彼が主人公なので、最後まで行ってもこれって恋愛かな?と思いつつ、
いや、彼は多少なりとも彼なりに最大MAXの愛情を示しているらしいので(爆笑…

5

秘めやかな蜜事~紳士倶楽部の饗宴~ 小説

橘かおる  周防佑未 

3Pでないと燃えない性癖

オドオド臆病なバンビちゃんを罠にかけ、自分たちの好みの色に染め上げる
そんなゲームが開始される。
3Pものなのに、シンデレラストーリーで更に性奴隷としてオークションにかけられ
辱めを受けるような嫉妬からくる理不尽な憎しみをかってしまう可哀想な受け様。
前半は甘々で冴えない受け様がモテ期に突入かと思える内容が中盤以降は災難に遭う。
そしてラストは再びひたすらエロ甘く、虐げられて育ったような…

3

殉愛 小説

綺月陣  周防佑未 

本人達はハッピー

『メビウスの環』が好きです。
死ネタ。
恥美です。
淫靡な世界がたまらない作品です。
これは 本人達が笑いながら死んでいくので
ハッピーエンドでしょう。
死んでもお前と俺は離れないぜ!ずっと一緒さ!
固い絆の男同士の約束です。
この感じがたまらなく萌えちゃいます。
血だらけで死んでいくのも映画のようで良かったです。
納得できる仕上がりになっています。
私は死ネタが好きなジャン…

1

初恋の続きをしよう 小説

川琴ゆい華  周防佑未 

乙女ですか?

B-PRONCE新人大賞受賞作品ということですが、果たして?
えっとですね~個人的趣味から言うと、受けも、受けが選んだ攻めも、非常に嫌いなタイプです!
全体からしても、ウジウジして、乙女全開で、もう女子でいいんじゃない?
と思うくらい苦手な進行展開をする話でした。
しかしながらそこは蓋をして、純粋に作品として評価すると、うまく作ってあるな~とは思うのです。
多分、受けに自分を投影して入り…

2

初恋の続きをしよう 小説

川琴ゆい華  周防佑未 

思いが交差する時別れも・・・

商業誌3作目で、B-PRINCE大賞受賞作、だけど個人的には前作の賢者~の方が好きかも。
幼なじみの三角関係でゲイの受け様と、受け様が好きな帆嵩、受け様が片思いしてる千隼
受け様の初恋が千隼だったが、ノンケで彼女もいる千隼に告白すら考えられない受け様は
田舎から、苦しい片思いの相手から逃げるように、都会へ。
そして初恋を忘れる為に新しい恋をしようとするが、うまくいかない。
そんな時に、自…

2

B.B. baddie buddy 小説

水壬楓子  周防佑未 

キャリア官僚からヤクザ

ヤクザものだけど、ガッチリ極道って雰囲気でも無くて読みやすい作品でした。
キャリア官僚だった受け様は友人だと思っていた相手にハメられ職を追われてしまう。
自暴自棄になり、全てに感情を無くしてしまったような受け様はヤクザの組長に拾われ
誰も信じる事が出来なかった時に、自分だけを信じればいいと言われ、
組長に抱かれ、ヤクザの世界に落ちる事になるのです。
組長に盃を貰い、ヤクザになりながら組長…

2

B.B. baddie buddy 小説

水壬楓子  周防佑未 

先代オヤジの存在感でか過ぎ!

なんかこれはホントに恋愛なのか・・・?と思ってしまいました。真砂(攻)はともかく、千郷(受)の気持ちはどう考えても先代オヤジにありそうなんですけど。今でもオヤジに100%とまでは言わなくても、割合としてはオヤジ>真砂としか思えませんでした。

これを言っちゃあいけないのかもしれませんが、いっそのこと『オヤジ×千郷』じゃダメだったのか?とさえ考えてしまったくらいです。いえ、私はオヤジ趣味はまっ…

5

B.B. baddie buddy 小説

水壬楓子  周防佑未 

男前が揃ってます♪

水壬さんのヤクザものってひょっとして珍しい?
しかも、男前同士の同い年同士、体格もそんなに違わなくて、一応受け攻めはあるけれど、男前度からしたら攻め×攻めにしてもいいくらいの、男たち。
そして、よくある名前だけヤクザとか設定だけヤクザとか、ヤクザ色の薄い経済ヤクザでなくて、なんとなくヤクザといえばこんな感じ♪をたやすくイメージした、任侠に近いだけどアットホームではないヤクザらしいヤクザ(長いな…

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