周防佑未さんのレビュー一覧

世界はきみでできている 小説

牧山とも  周防佑未 

んーおしいっ!

弁護士という職業柄かよくしゃべる2人です。会話のテンポよくその掛け合いが絶妙でいい!2人の会話に終始ニヤニヤです(≧∇≦)
悪魔やジジキラー、ラブリーガルとかデレ弁とか素敵な単語も出てきて美味しい要素盛り沢山!
なのですが、いかんせん薄いのが残念。悪魔っぷりのエピソードとかもう少し欲しい!ジジキラーも。だって単語としては散々出てくるのに、それを表す場面が少なすぎ。特にジジキラーは攻めが普段から…

1

蜜月~マフィアの恋~ 小説

華藤えれな  周防佑未 

ファーレ・アモーレ・ドルミーレ♪

ヤって寝てばっかやないかい!
と突っ込みたくなる超エロ甘展開が
シチリアという美しく開放的な舞台に
素晴らしくマッチしていて
脳内バカンス気分に浸れる本作品。

その前後の、テロに引き裂かれた初恋や
マフィアと捜査官の道ならぬ再会愛には
作中にも出てくる「ニュー・シネマ・パラダイス」や
「ゴッドファザー」に通ずる哀愁が漂っており
イタリアという多面的な顔をもつ国の魅力が凝縮され…

8

初恋の続きをしよう 小説

川琴ゆい華  周防佑未 

攻めをもう少し活躍させて欲しかった

川琴さんの新人大賞をとられた作品。
こちらの作品、受けが攻め以外の男性からの押しで、最後までではありませんが関係を持ちます。
地雷の方はお気をつけください。
わたし自身は当て馬さんの必死さも、受けの流されたいという想いもすごく伝わってきて良かったです。


受けの澄良は、高校時代に家族を亡くし、現在は調理師学校へ通うため東京で一人暮らし。
田舎暮らしだったため、ずっとゲイであることを…

3

世界はきみでできている 小説

牧山とも  周防佑未 

ジジキラーな受け

この作家さんの作品は軽妙なテンポでかなり好きで毎回楽しみにしています。
それに攻めが受けを溺愛したり甘やかしたり、どんな作品でも攻めが受けを大好きだと
思えるような内容の作品が多くて、この作家さんの攻め像が萌えツボなので
大きなアップテンポが無くても楽しめるのです。

シリアス要素も主役キャラのパワーで全てポジティブに運んでくれるものいいのです。
そして、暑苦しい程に攻めに愛される受け…

6

世界はきみでできている 小説

牧山とも  周防佑未 

コントだー

ほんとに言葉のやり取りが楽しいお話でした。
さしずめ、上條(攻)がボケで雅敬(受)がツッコミといったところでしょうか。

最初から上條が全開なんです。ラブ全開で雅敬に迫り倒すお話。
お互いに口が達者なものだから、ああ言えばこう言う…を繰り返しております。
上條視点だけだと雅敬の気持ちはわかりにくいだろうし、雅敬視点だけだとたぶん鬱陶しくてたまらないだろうし、交互視点でよかったw

で…

3

世界はきみでできている 小説

牧山とも  周防佑未 

攻が若干飄々とし過ぎておりましてですね…

何と言うか、ムードもへったくれも無い求愛という印象を持ちました。(とは申しましても問題なく面白かったですので萌×萌にしたいところなのですが、そこまでは気持ちがいかなかったです。)

この作品の魅力である飄々とした会話やそれに伴う雰囲気が自分には少し仇になってしまいました。上條が雅敬を深く想っていることは勿論伝わってくるのですが、その愛情を表現する際の言動がちょっとコミカル寄り(※上條はいたって…

4

世界はきみでできている 小説

牧山とも  周防佑未 

丁々発止のラブリーガルコメディ

職場では『悪魔』と恐れられる辣腕弁護士、
プライベートでは同居人の弁護士・雅敬(受)にデレデレ、
自称『デレ弁』の悠海(攻)。

屁理屈や法律用語を駆使しガンガン口説いてくる悠海と
それをしれっと拒絶し続ける雅敬の
コントのような会話劇(攻防戦)が最高に面白いです!


ストーリーは二人の視点が交互に入れ替わる形で進行。

自分の出生の秘密を知り傷つく雅敬を
悠海が慰めると…

6

ルーデンドルフ公と森の獣 小説

かわい有美子  周防佑未 

攻めの魅力は繊細さに有り

かわいさんの小説は初読みな上に、あらすじの予備知識もない状態で読んでみた。

俗世から離れたような雰囲気の中で、何だか現代ものではないみたい。
読み終わるまでに物語の起承転結のヤマ場がほとんどなく、平坦なまま終わってしまうのかと焦った。
受けの藤森自身、なんとなく周りの事に驚く事なく淡々としているせいもあって、結構順応性が高いのかも知れない。

唐突な告白後のラブシーンに性急さは感じた…

0

新世界恋愛革命 小説

鳥谷しず  周防佑未 

花嫁もの

ストッキングをはいた受、というかなりマニアックな部類に入る作品ということを知り
気になって手に入れ読んでみました。
いわゆる受けうけしい男の子タイプではなくそれとは真逆な硬い職業の男、ということですが、けっこう思考は乙女が入った感じでした。
個人的には好きなタイプの受けではなかったのですが、ストッキングが似合うほどの美脚に惚れ込んでしまった攻め様の一途さが良かったように思います。
後半はウ…

1

傷痕に囚われて 小説

義月粧子  周防佑未 

けなげ受け

付き合っていたころの話と、別れた後の寄りを戻す話です。

なんかすごい受けがけなげで幸せになってと祈ってしまいました。

好きな男のために、自分が悪者になって別れる、そして憎まれてでも攻めの幸せを優先した司にこれぞ健気受けだと思いました。

別れるきっかけになった繁春のお母さんも精神的に病んで、息子のためだとの思いから司に精神的な苦痛を与えるのですが、繁春と家族の関係を優先して我慢して…

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