周防佑未さんのレビュー一覧

いつも隣に俺がいた 小説

綺月陣  周防佑未 

なんだろうこの後味の悪さ

とうとうこのシリーズも終了になってしまいました。 4冊目は学生時代なので興味が無く流し読みで終了しましたが、こちらは2人の結末なのでしっかりと読ませていただきました。 「倫章、お前さえいれば、俺は他に、なにもいらない」 本当に上辺だけのチープなセリフになってしまいましたね。 しょっぱなから真崎の失敗(他の男を抱いた)に腹を立てムカつき、倫章の方もそれで許すのかと納得はしないまま読み進めていきました…

18

町工場にヒツジがいっぴき 小説

今城けい  周防佑未 

攻めキャラが怖いのに可愛い

今まで読んだ本の中で1、2を争うくらい攻めの顔が怖い!て思ったのですが、これが無愛想なのにめちゃくちゃ優しくてめちゃくちゃ可愛いキャラでした。

主人公の遥季は大きな事故に遭いかけたのを機に、自分を見つめ直そうと東京の下町にやってきます。
そこで幼い従兄弟の世話をしながら、下町で生活する人々と触れ合い、目標や期待のなかった自分の人生からやりたいことを選び出していく、というお話。

工場で…

3

いつもそこには愛がある 小説

綺月陣  周防佑未 

鈍感受けに惚れた不憫な攻めの始まりの物語?

シリーズの別の本は読んでいないのですが、高校生同士の執着攻めの馴れ初めが読みたいと思って、購入してしまいました。
シリーズ未読のため、あまり参考にならないかもしれませんが。。
受けの鈍感さと魔性っぷりに攻めが振り回されて、強引にもなりきれないヘタレっぷりが面白かったです。
ここから始まって社会人に至るまでセフレ関係が続いていくんですね。。
無自覚受けは好きですが、あまりにも鈍感過ぎるのも攻…

1

町工場にヒツジがいっぴき 小説

今城けい  周防佑未 

クスッとジワリ

ほっこり、ほのぼのした気持ちになれた作品でした。
主人公は家がお金持ちの八重垣遥季、ヒツジがいっぴきのヒツジさんで受けです。
冒頭で駅のホームに転落し、九死に一生を得た遥季は今は空っぽな自分が何をしたいかを考え、落ちぶれた従兄弟の幼い娘、美羽ちゃんと遊ぶ約束を果たそうと、これまで縁のなかった下町へ向かいます。
そこで、影のある攻め皆瀬と出会い、職人さんたちが誇りを持って働いている町工場の世界…

2

十年目のプロポーズ 小説

真先ゆみ  周防佑未 

受けがただうじうじしてるだけ……

初読み作家さんです。
大学から10年間合っていて、現在事務所兼自宅に同棲中とのことで熟年カップルが好きで、つい飛び付いたのですが、キャラに魅力を感じることができず、あまり萌えませんでした……。

仕事で転機、というか、本人たちの仕事に対する取り組み方に変化があったのは確かですが、特に大きな事件もおこることもなく進んでいきます。
長年付き合ってきた二人ならではの悩みというよりは、受けがぐじぐ…

4

闇のつがい~金狼とヴァンピール~ 小説

遠野春日  周防佑未 

これって

なんとなく、既に持っている本の続編のつもりで買ったんだけど、、、
あれ?
この前段の話って読んだことない?
買ったまま埋もれさせている?
???
と思いながら読み終えて、後書きで「はじめまして…」
あれ?

既に、あれやこれやがあって、出来上がっているカップルに、波風が立つ系のストーリー。
この二人の、出会いのお話って、絶対あってもいいと思うんだけど、、、。
っていうか、出会い…

2

いつもお前といつまでも 小説

綺月陣  周防佑未 

えっ、浮気?!

せっかくちゃんとした恋人同士になれた2人ですが前巻で真崎がパリへ転勤。 「待っててほしい」真崎に対し「無理」の倫章だったはずが、いざ側から相手がいなくなると我慢できなくなってしまったのは倫章の方。 気が付けばパリに! なんと真崎の浮気疑惑浮上。 PCでビデオ通話(エッチなこと)を真崎としてたところに金髪ロングヘアーの男性が写り込んできて真崎のベッドに寝かせてる?! そして通話は無情にも切られてしま…

4

いつもお前を愛してる 小説

綺月陣  周防佑未 

上手い具合に進まないんだ。

1巻に続きオレ様・真崎炸裂です。 最初はラブラブといい感じで進んでいたのに、後半からはしばらくの間2人さよならみたいです。 前巻でやっと真崎の思いも通じ、同棲にまでこぎつけラブラブ生活を送っていたのですが、今度は真崎がパリへの転勤! それなのに一番大事な倫章へは伝えず人づてに聞かされた彼の気持ちを考えると…。 そこから2人の仲はこじれ「待っていてくれ」の真崎に対し「無理」という倫章。 彼(真崎)に…

7

いつもそこには俺がいる 小説

綺月陣  周防佑未 

執着攻め

攻めの結婚式からお話は始まってます。 結婚しても今の関係は続ける…。  豪華な結婚式にお呼ばれした受けの倫章、もちろん参加する気は全くなかったのに、式の前日攻めの真崎に身体で落とされるという結果に。 学生時代から続く身体だけの関係、真崎の方はその頃から倫章の事が大好きなのですが相手はセフレとしか思ってなくて…。 結構天然入ってる倫章、結婚式になって初めて自分の気持ちがわかってきて苦しい思いをしてし…

5

神迎え 小説

水原とほる  周防佑未 

ヤクザもの

思ってたのと違いました……。
タイトルが神迎えで、神社の家庭に引き取られた孤児の二人。
本当に、生け贄とかそういう田舎の風習的な話かと思ってたけどヤクザものです。

兄の有一が姿を消して帰ってきたと思ったら、跡目を継ぐか継がないかのヤクザになってました。

ヤクザものだけど大きな動きや展開もなく、跡目問題も深刻さを感じない。
礼司が27歳にしては幼すぎる。
将来は戻ってくるとしても…

1
PAGE TOP