周防佑未さんのレビュー一覧

海上の絶対君主―既往の罪と罰― 小説

chi-co  周防佑未 

異世界トリップ海賊物第二弾

異世界トリップ海賊物、第二弾です。
てっきり2巻で完結すると思い込んでいたのですが、まだ続くようです。
今回は行方不明になっていた受けの父親もこの世界に来ている事が分かり、父子が再会します。
他にも色々な事が出てきて話が複雑になって来ます。

そちらも面白いんですが、なんといっても注目はラディスラスと珠生の関係です。
一巻からするとグッと近付きますよ〰。
攻めも最初は興味本位な感じだ…

1

海上の絶対君主―支配者の弱点― 小説

chi-co  周防佑未 

受けがみんなに愛されてます。

異世界トリップ大好きで、本当にフラフラと購入してしまいます。
別に失踪願望が有るわけでもないのに、どうしてこんなに全くの新しい世界に惹かれるんでしょうか…。

海賊物でもあるので、有名な長編海洋ファンタジーをついつい連想してしまいが、読んでみるとまたイメージが違い面白かったです。

攻めが少し意地悪だったりしながらも受けを溺愛していたり、気が強く根が素直で一生懸命な受けが乗組員みんなから…

1

町工場にヒツジがいっぴき 小説

今城けい  周防佑未 

作業着萌えってあるかもしれない。

『下町ロケット』的町工場の町を舞台に、
顔にも心にも傷を持つ不眠症の町工場の跡継ぎと、
名門一族に自分は必要ないと思っているお坊ちゃま大学生が
出会い、それぞれの傷を越えてくっつくまで。

黒豹×ウサギちゃんの『草食むイキモノ肉喰うケモノ』が面白かったので
続けてこちらも読んでみたのだが、こちらはコヨーテ×羊ちゃんらしい。

あまり優秀ではない為に一族から粗末にされているのに、

2

蜜色の恋 小説

鳥谷しず  周防佑未 

優雅なる変態紳士の官能刺激講座

どうも私は鳥谷さんの書く『フェチを拗らせて変態っぽくなる攻め』が趣味に合わず、今までこの人の小説はチェック外だった。
たまたま本屋の平積みで裏表紙のあらすじを読んで、これなら大丈夫かな?と手に取ってみた。

鳥谷さんの作品は攻めキャラの癖が強いのが特徴だと思うが、この話の画廊オーナー兼絵画修復士の青龍院はフェチ、というか裸婦画収集家で、彼なりの裸婦画に対する情熱や解釈が面白かった。
こうい…

0

女王蜂 小説

秀香穂里  周防佑未 

エロいのはエロいんですが…

モデルの大志は、ギラギラした派手さはありませんが
自然な身のこなし、程よくついた筋肉と
長いまつげと切れ長の目という美貌で
トップクラスの人気を誇っています。
カメラマンの梶原に誘われ飲みに行くと
告白と共に触れるだけの甘いキスをされ
その日を境に徐々に感じさせられるようになりますが…。

秀さんのお書きになる複数プレイとなると
さぞかし官能的なんだろうな!!と
期待を膨らませ…

3

蜜月~マフィアの恋~ 小説

華藤えれな  周防佑未 

あまり…

いまいち萌えられなかった…あまり読みやすいとは言えない。エロもあまり萌えず…

1

神迎え 小説

水原とほる  周防佑未 

なんてことはない義兄弟ラブ

意味深なタイトル、過疎気味の村、神社、長年行方不明だった義兄――十数年ぶりに戻ってきた彼は誰かに追われてるようで…。というキーワードと序盤の描写からどんなにダークでシリアスな、あるいは淫靡で背徳的な物語が展開するのかと身構えたのですが、なんてことはない、意外と平和な義兄弟ラブのお話でした。

かといって「ラブラブ」と表現する感じの甘さはないので、硬質な物語になりきれないもどかしさがありました。…

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アズハルの気苦労 「海上の絶対君主 -既往の罪と罰-」番外編 グッズ

魅力的でもハタ迷惑な男の言動について

本品は『海上の絶対君主―既往の罪と罰―』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

船医アズハル視点で
日々もたらされる気苦労を語っています。

アズハルは海賊船エイバルの船医です。

豪放磊落な船長・ラディスラスを
諌める役目も果たしています。

海賊船とは言え
人の上に立つ人間には
ソレなりの人格があるべきだと
アズハルは思っているのですが

ラディスラスの品位…

1

ラシェルの後悔「海上の絶対君主―既往の罪と罰―」番外編 グッズ

後悔は尽きなくても

本品は『海上の絶対君主―既往の罪と罰―』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

甲板長ラシェル視点で
珠生に対しての後悔を語っています。

海賊船エイバルの甲板長・ラシェルは
自他共に認める生真面目な性格です。

豪放磊落な船長・ラディスラスに代り
船内での規律や雑事は
己のすべき事だと認識していました。

ラシェルが朝食前の仕事を終えて
食堂に向かおうとしていると…

1

殉愛 小説

綺月陣  周防佑未 

絵に描いたような愛憎劇

知らずに手をとりましたが、中身は90年代に書かれた作品をまとめた短編集です。最後まで読んで納得…というのも、かなりシリアスでショッキングな内容なのですが、おそらくこの時代だとJUNEというジャンルでこういうドロドロで救いようのない耽美な作品は流行りだったのかもと思えるからです。ただ、好みが大きく分かれそうな内容なので、ある程度内容を下調べした上で手を出されるのがよいかと思います。

かくいう私…

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