まななまん
樹要先生の描く「受け」は時に少女の様な可憐さで、ちょっとコレはBLじゃあ無くない⁈って思うこともあって…表題作は特にそうです。ダメな人はダメかも。ショタ好きな人は…うーんどうでしょう。一応高校生です。奈津はヘタレ執着系。秀治(男らしい名前なのにね。)は美少女系?オカン。甘々です。このルックスでやる事はやります。体温とか無さそうな感じで。
2003年の発表らしくて。なるほど、最近の画風とは違うわけ…
想いがすれ違い、すっかり痩せてしまった優斗が不憫でした。
「恋になれ!」と合わせて読むと、こんなに辛かったこの時も、あの時も、ルームメイトの小松くんの恋を応援していたんだなぁ、と。優斗くんの優しさを知り、攻めである竜成をブン殴りたくなります。
また、この竜成がニクいんですよ!
売れっ子脚本家で、スマートでモテて。晴れて両想いと分かってからも「こんなこと、優斗にしかしない」とか言っちゃうあたり…
親の再婚による義兄弟設定です。家族みんなに可愛いがられる愛されキャラの優斗は、自分の立ち位置を良く分かっていて。
とても空気を読む子なので。親を心配させないように。再婚にするまで一人で育ててくれた母を大切にしている、とっても健気で可愛い子です。
それ故に、兄に抱いてしまった恋心に悩み苦しみます。
これを読んでから、『恋になれ!』を読み返すと、自分の気持ちに悩みながら、友人の小松を思いやってた…
「良い方だよ。真っ直ぐにお育ちになられた。」
おそらく現代なのだが。四宮家においては兄弟それぞれに同い年の従者が付いておるのでありました…
お顔を拝見していないのですが、四宮家、ご長男おそらく跡取りであらせられる、有貴様と従者、律のストーリーが気になります。(絶対どうかなってる筈!という下衆の勘繰り。)
光貴様はお姉さま、お兄さまと律、従者の崇臣にそれはそれは大切にされてお育ちになりました。…
いやいやいや…
スピンオフなら、先に光貴様の兄さま、夕貴と従者の律(共に黒帯)が先でしょ‼︎超気になってるのに‼︎
と、お預けを食らったところで、光貴様のご学友、そこまで良いお家の子ではなかった、意外と庶民的な丹羽くんのお話でした。(梧桐は庶民の入学も有りなのねー)光貴様の相変わらず浮世離れした箱入り度もちょっぴり垣間見れますよ。
樹要先生の高校生モノはその兄貴が関わって来る、弟キャラってい…